夕輝と闇の妹[4]
2006年8月9日 ShortStory※下書き
執筆日:2006-8-10
【闇の妹-モンスターメーカー】
4
エルセアを出航して二日が過ぎた。海の上にはあまり縁の無かったドローネは、海鳥の鳴く声に、波飛沫の弾ける様に、潮の風の香りに、見る物触れる物全てに感激していた。雲一つ無い青い空は何処までも広がっているように見えたし、白波しか見えることのない水平線は彼女の心を刺激した。
船には馴れているチチーナは、暇だという言葉が口癖となっていた。
ブルガンディに向かう為に、エルセアから船に乗った一行だが、一行には金銭的余裕が無かったため、二人が乗っているのは客船ではなく、商船だ。荷下ろしやその他の雑務を手伝うという条件付きで乗せて貰っているのだ。とはいえ、海の上では、専門的な知識が皆無の二人に割り当てられた仕事は、せいぜい食事の準備の手伝いであった。
二人は、ゆったりとしたとまでは言えなかったが、特にドローネは珍しい船旅を楽しんでいた。
三日目にもなると、目新しいものも無いのか、ドローネも甲板で手摺りにもたれつつ、穏やかな波の動きに身を任せている。チチーナが後ろで大きな欠伸をした。
そのとき、ドローネは視界の片隅に別の船の影を捉えた。航海中に見る初めての船とあって、ドローネは少し嬉しくなった。
その直後に、船員たちが急に慌て始めた。甲板では怒号が飛び交い、船員達が大慌てで行き来する。事情が飲み込めないドローネたちに、ブリッジにあがってきた船長が、あの船が海賊船であることを告げた。
「えー!」
チチーナが大声をあげる。出航前に海賊の噂は聞いてはいたが、まさか自分の乗ってる船が狩りの対象になるとは思ってもいなかった。海賊船は速度を速めて、商船に近づいてきた。主な動力が風の帆船では逃げようも無かった。
チチーナが槍を自室から取り出してくる。ドローネも剣と鞘だけは身につけている。鎧は船上では重すぎて万が一海に転落した時に命取りになるから、身につけることはできないのだ。
商船には、他に戦える者は乗っていなかった。
やがて、大きな音と衝撃が商船を襲った。海賊船が真横に接触し、板を渡して、直接乗り込んでくるのが見えた。
ドローネとチチーナは身構えて、海賊の襲撃を迎え撃つ。
板を軽い足取りで渡ってきたのは、海賊のシンボルがついた黒い二角帽と黒いマントを身に纏ったシャーズの女海賊ノーラであった。
「この商船はノーラ一家が拿捕した!」
女海賊の声が高々と海に響いた。ノーラはドローネとチチーナを一瞥すると、
「おとなしくしていれば、危害は加えない!無用な傷を負いたくなくば投降せよ!」
それは、刃向かう意志を少しも見せない船長に向けられたものではないのは、二人にもすぐわかった。
ドローネは鞘に納めた魔剣の柄を放さない。チチーナもまた槍を構えたままだ。ノーラは右手に短い曲刀を持ち、左に筒のついた奇妙なものを構えている。ドローネにはそれに見覚えがあった。
短銃だ。普通の銃をコンパクトに改良したものだ。昔に、機械いじりの大好きなモンタズナが一時期研究していたのを覚えている。が、すぐに加熱で変形するわ暴発するわ、接近戦では使い物にならずに、結局モンタズナは投げ出したのである。
もちろん、威力は剣や槍の比では無いが、直撃さえ避ければ致命傷には至らないし、連射が利かないため無力となる。だから左手に構えているのだろう。
ドローネは先手を打つ機会をうかがっていた。その反抗的な目にノーラは当然気がついている。ノーラも二人から目を離さない。商船には、ノーラの他には数人の部下しか移っては来なかった。副団長らしき男のシャーズが部下を制止したためだ。
「さて、反抗的なやつが居るね。アタシをノーラと知ってのことかい。有り金全部差し出すなら今ならまだ許してやるが」
そこでノーラは言葉を句切った。
残念だが、ドローネには差し出す有り金はほとんど残ってはいなかった。そのなけなしの路銀を奪われるわけにもいかない。ましてや、これ以上、旅を遅らせたくは無い。ドローネは鞘から剣を抜き放つ。
タァン
突発的な渇いた音が甲板に響き渡る。ノーラの発砲は、ドローネの足下に突き刺さる。甲板に簡単に穴を開け、その威力をまざまざと見せつけた。ドローネはその場から一歩後退して、発砲を避ける。ドローネは銃口から射線がわかる。これで、短銃はもはや使えない。そう踏んだドローネは一気に間合いを詰めて、魔剣を奔らせる。
カキィンという音と共に鋼と鋼がぶつかり合う。ドローネの剣はノーラの短銃に止められる。
「・・・なかなかやる」
ドローネは再び間合いを開けて、ノーラの曲刀の一撃を避ける。
「殺すつもりは無かったとはいえアタシの銃を避けたんだ、褒めてやるよ。でもね、アンタが思ってるより科学は進んでるのさッ」
ノーラの声が終わらぬ前に、短銃がもう一度火を噴いた。ドローネは予想外、そして予定外の二射目を転がって避ける。弾は再び逸れて、操舵室の壁に穴を開ける。
あと、どれだけ連射が効くのかわからない。ドローネは再び間合いを詰める。剣を振り下ろし、銃を使わせないように切り込む。ドローネは剣の腕なら自信があった。
「銃での威嚇が効かない相手は久しぶりだねッ」
ノーラが曲刀を滑らせる。ドローネとの斬り合いが少し続く。
チチーナは、隙を伺っていたが、副団長のシャーズがナイフを構えて牽制している。この男は、ノーラに絶対の信頼を寄せているようだ。ノーラが負けることは想像もできないのだろう。一見、頼りなさげに見える優男であるが、油断できるような相手では無かった。
タァン、三発目の発砲音がした。弾はドローネの右手をかすめて海の彼方へ消える。ドローネは怯まない。光と闇の抗争に明け暮れた時期もあるドローネには、恐怖や怯えといった感情は既に失われて久しい。
「やるねぇアンタ!ここまで楯突くのはイフィーヌ以来じゃないかねェ!」
不意に姉の名を聞き、ドローネの動きが一瞬止まる。ノーラもまた不意に動きが止まったドローネについていけず、互いに間を空ける。
「あなた、姉さんを知っているの!?」
「ほぅ、アンタが例の妹さんか」
ノーラは左手で短銃を構えて崩さない。しかし、短時間で三発も発砲した短銃はもはや撃つことはかなわない。次撃てば暴発は避けられない。
ドローネは魔剣を構え、銃口の動きに細心の注意を払いながら、
「姉さんを知っているのね。何時何処で会ったの?」
「・・・」
ノーラは答えない。短銃を構えたまま、ドローネに問う。
「アンタもイフィーヌ同様、リザレクションを授かっているね?」
ドローネは黙して肯く。
「なら、アンタに聞く。闇の勢力がかつての栄光を取り戻したときにアンタはアタシに何をくれる!?」
しばしの沈黙が船上を静寂に閉ざした。チチーナの鼓動でさえ、副団長の呼吸でさえ、聞こえるのでは無いかというほどに無音の時間が、波の音さえ聞こえぬ時間がただ過ぎる。
急に海鳥の声が遠くで響く。それが合図のようにドローネは口を開く。
「わからない。私はただの騎士に過ぎない。私にはあなたにあげられるようなものは無いわ」
ノーラが言う。
「あはは、素直というか嘘をつくことを知らないのね。そういうところは姉には似てないのね。その目も太刀筋もよく似てるというのに」
そう言いながら、ノーラは短銃を腰に戻す。雰囲気を察知した副団長が部下を自分達の船に戻し始めた。
「アンタの姉は、二週間前に、このブルガンディへの航路で出会ったのよ。その後のことは知らないわ。今回はアタシの負けにしといてあげる。リザレクションを授けられた者を妨害するほど落ちぶれてはいないもの」
その言葉に、後ろで船長が緊張から解き放たれたのか、へなへなと腰を落とす。チチーナは構えた槍を下ろすことは無かったが、活躍の場もなく平穏無事に事が済んだことを内心悔しがっていた。
「じゃあな、また会おう。そのときはこの借りを返して貰うからな」
そう言いながら、ノーラは自分の船へと戻っていった。
海賊船が去っていくのを、事態が飲み込めずに呆然とする船員と、緊張が解けて腰を抜かした船長がぼーっと眺めていた。
船が再び航海を始めるには、少しの時間が必要であった。
終了後の座談会
ノーラ:ひゃっほーい、アタシは海賊王になるっ!
ドローネ:いきなり、ギリギリなネタはやめてください〜
ノーラ:これからの時代は銃だぜ!あのゴーレムヲタクにも言っておきな!
ドローネ:モンタズナさんは細々としたものは苦手なんですよ、きっと。
チチーナ:・・・また出番が無かった。
ドローネ:えっと、その、次はきっと出番がありますよ?
チチーナ:・・・疑問形だし。
シャット:お前なんかまだマシだーーーー俺なんか出てんのに、名前が出てないんだぞぉ!
ノーラ:んー、ゲストは一話につき一人って決まりがあんだよ。たぶん。
ドローネ:いや、そんな決まりは無かったと思いますが。。。
シャット:うがー飲んでやる暴れてやるー
チチーナ:アタシも暴れるぅぅ
ノーラ:もう酒入ってんのかよ。
執筆日:2006-8-10
【闇の妹-モンスターメーカー】
4
エルセアを出航して二日が過ぎた。海の上にはあまり縁の無かったドローネは、海鳥の鳴く声に、波飛沫の弾ける様に、潮の風の香りに、見る物触れる物全てに感激していた。雲一つ無い青い空は何処までも広がっているように見えたし、白波しか見えることのない水平線は彼女の心を刺激した。
船には馴れているチチーナは、暇だという言葉が口癖となっていた。
ブルガンディに向かう為に、エルセアから船に乗った一行だが、一行には金銭的余裕が無かったため、二人が乗っているのは客船ではなく、商船だ。荷下ろしやその他の雑務を手伝うという条件付きで乗せて貰っているのだ。とはいえ、海の上では、専門的な知識が皆無の二人に割り当てられた仕事は、せいぜい食事の準備の手伝いであった。
二人は、ゆったりとしたとまでは言えなかったが、特にドローネは珍しい船旅を楽しんでいた。
三日目にもなると、目新しいものも無いのか、ドローネも甲板で手摺りにもたれつつ、穏やかな波の動きに身を任せている。チチーナが後ろで大きな欠伸をした。
そのとき、ドローネは視界の片隅に別の船の影を捉えた。航海中に見る初めての船とあって、ドローネは少し嬉しくなった。
その直後に、船員たちが急に慌て始めた。甲板では怒号が飛び交い、船員達が大慌てで行き来する。事情が飲み込めないドローネたちに、ブリッジにあがってきた船長が、あの船が海賊船であることを告げた。
「えー!」
チチーナが大声をあげる。出航前に海賊の噂は聞いてはいたが、まさか自分の乗ってる船が狩りの対象になるとは思ってもいなかった。海賊船は速度を速めて、商船に近づいてきた。主な動力が風の帆船では逃げようも無かった。
チチーナが槍を自室から取り出してくる。ドローネも剣と鞘だけは身につけている。鎧は船上では重すぎて万が一海に転落した時に命取りになるから、身につけることはできないのだ。
商船には、他に戦える者は乗っていなかった。
やがて、大きな音と衝撃が商船を襲った。海賊船が真横に接触し、板を渡して、直接乗り込んでくるのが見えた。
ドローネとチチーナは身構えて、海賊の襲撃を迎え撃つ。
板を軽い足取りで渡ってきたのは、海賊のシンボルがついた黒い二角帽と黒いマントを身に纏ったシャーズの女海賊ノーラであった。
「この商船はノーラ一家が拿捕した!」
女海賊の声が高々と海に響いた。ノーラはドローネとチチーナを一瞥すると、
「おとなしくしていれば、危害は加えない!無用な傷を負いたくなくば投降せよ!」
それは、刃向かう意志を少しも見せない船長に向けられたものではないのは、二人にもすぐわかった。
ドローネは鞘に納めた魔剣の柄を放さない。チチーナもまた槍を構えたままだ。ノーラは右手に短い曲刀を持ち、左に筒のついた奇妙なものを構えている。ドローネにはそれに見覚えがあった。
短銃だ。普通の銃をコンパクトに改良したものだ。昔に、機械いじりの大好きなモンタズナが一時期研究していたのを覚えている。が、すぐに加熱で変形するわ暴発するわ、接近戦では使い物にならずに、結局モンタズナは投げ出したのである。
もちろん、威力は剣や槍の比では無いが、直撃さえ避ければ致命傷には至らないし、連射が利かないため無力となる。だから左手に構えているのだろう。
ドローネは先手を打つ機会をうかがっていた。その反抗的な目にノーラは当然気がついている。ノーラも二人から目を離さない。商船には、ノーラの他には数人の部下しか移っては来なかった。副団長らしき男のシャーズが部下を制止したためだ。
「さて、反抗的なやつが居るね。アタシをノーラと知ってのことかい。有り金全部差し出すなら今ならまだ許してやるが」
そこでノーラは言葉を句切った。
残念だが、ドローネには差し出す有り金はほとんど残ってはいなかった。そのなけなしの路銀を奪われるわけにもいかない。ましてや、これ以上、旅を遅らせたくは無い。ドローネは鞘から剣を抜き放つ。
タァン
突発的な渇いた音が甲板に響き渡る。ノーラの発砲は、ドローネの足下に突き刺さる。甲板に簡単に穴を開け、その威力をまざまざと見せつけた。ドローネはその場から一歩後退して、発砲を避ける。ドローネは銃口から射線がわかる。これで、短銃はもはや使えない。そう踏んだドローネは一気に間合いを詰めて、魔剣を奔らせる。
カキィンという音と共に鋼と鋼がぶつかり合う。ドローネの剣はノーラの短銃に止められる。
「・・・なかなかやる」
ドローネは再び間合いを開けて、ノーラの曲刀の一撃を避ける。
「殺すつもりは無かったとはいえアタシの銃を避けたんだ、褒めてやるよ。でもね、アンタが思ってるより科学は進んでるのさッ」
ノーラの声が終わらぬ前に、短銃がもう一度火を噴いた。ドローネは予想外、そして予定外の二射目を転がって避ける。弾は再び逸れて、操舵室の壁に穴を開ける。
あと、どれだけ連射が効くのかわからない。ドローネは再び間合いを詰める。剣を振り下ろし、銃を使わせないように切り込む。ドローネは剣の腕なら自信があった。
「銃での威嚇が効かない相手は久しぶりだねッ」
ノーラが曲刀を滑らせる。ドローネとの斬り合いが少し続く。
チチーナは、隙を伺っていたが、副団長のシャーズがナイフを構えて牽制している。この男は、ノーラに絶対の信頼を寄せているようだ。ノーラが負けることは想像もできないのだろう。一見、頼りなさげに見える優男であるが、油断できるような相手では無かった。
タァン、三発目の発砲音がした。弾はドローネの右手をかすめて海の彼方へ消える。ドローネは怯まない。光と闇の抗争に明け暮れた時期もあるドローネには、恐怖や怯えといった感情は既に失われて久しい。
「やるねぇアンタ!ここまで楯突くのはイフィーヌ以来じゃないかねェ!」
不意に姉の名を聞き、ドローネの動きが一瞬止まる。ノーラもまた不意に動きが止まったドローネについていけず、互いに間を空ける。
「あなた、姉さんを知っているの!?」
「ほぅ、アンタが例の妹さんか」
ノーラは左手で短銃を構えて崩さない。しかし、短時間で三発も発砲した短銃はもはや撃つことはかなわない。次撃てば暴発は避けられない。
ドローネは魔剣を構え、銃口の動きに細心の注意を払いながら、
「姉さんを知っているのね。何時何処で会ったの?」
「・・・」
ノーラは答えない。短銃を構えたまま、ドローネに問う。
「アンタもイフィーヌ同様、リザレクションを授かっているね?」
ドローネは黙して肯く。
「なら、アンタに聞く。闇の勢力がかつての栄光を取り戻したときにアンタはアタシに何をくれる!?」
しばしの沈黙が船上を静寂に閉ざした。チチーナの鼓動でさえ、副団長の呼吸でさえ、聞こえるのでは無いかというほどに無音の時間が、波の音さえ聞こえぬ時間がただ過ぎる。
急に海鳥の声が遠くで響く。それが合図のようにドローネは口を開く。
「わからない。私はただの騎士に過ぎない。私にはあなたにあげられるようなものは無いわ」
ノーラが言う。
「あはは、素直というか嘘をつくことを知らないのね。そういうところは姉には似てないのね。その目も太刀筋もよく似てるというのに」
そう言いながら、ノーラは短銃を腰に戻す。雰囲気を察知した副団長が部下を自分達の船に戻し始めた。
「アンタの姉は、二週間前に、このブルガンディへの航路で出会ったのよ。その後のことは知らないわ。今回はアタシの負けにしといてあげる。リザレクションを授けられた者を妨害するほど落ちぶれてはいないもの」
その言葉に、後ろで船長が緊張から解き放たれたのか、へなへなと腰を落とす。チチーナは構えた槍を下ろすことは無かったが、活躍の場もなく平穏無事に事が済んだことを内心悔しがっていた。
「じゃあな、また会おう。そのときはこの借りを返して貰うからな」
そう言いながら、ノーラは自分の船へと戻っていった。
海賊船が去っていくのを、事態が飲み込めずに呆然とする船員と、緊張が解けて腰を抜かした船長がぼーっと眺めていた。
船が再び航海を始めるには、少しの時間が必要であった。
終了後の座談会
ノーラ:ひゃっほーい、アタシは海賊王になるっ!
ドローネ:いきなり、ギリギリなネタはやめてください〜
ノーラ:これからの時代は銃だぜ!あのゴーレムヲタクにも言っておきな!
ドローネ:モンタズナさんは細々としたものは苦手なんですよ、きっと。
チチーナ:・・・また出番が無かった。
ドローネ:えっと、その、次はきっと出番がありますよ?
チチーナ:・・・疑問形だし。
シャット:お前なんかまだマシだーーーー俺なんか出てんのに、名前が出てないんだぞぉ!
ノーラ:んー、ゲストは一話につき一人って決まりがあんだよ。たぶん。
ドローネ:いや、そんな決まりは無かったと思いますが。。。
シャット:うがー飲んでやる暴れてやるー
チチーナ:アタシも暴れるぅぅ
ノーラ:もう酒入ってんのかよ。
夕輝と闇の妹[3]
2006年8月9日 ShortStory※下書き
【闇の妹-モンスターメーカー】
3
アルルと別れ、ダンシネインの森を迂回すること三日あまり。結局、エルセアについたのは、予定よりも一週間以上遅れてのこととなった。
エルセアは、地中海に接する大きな港町だ。街には多くの人間が生活している。港町であるからか人間以外にもシャーズも多い。潮の匂いが仄かに香り、活気溢れるこの街は、ゾラリアやブルガンディに近いこともあり、交通の要所として繁栄を続けている。
ドローネがこの町を目指していたのは、ひとつ思い当たるものがあったからである。街に着くと、すぐに街の奥の雑踏へと足を進める。歩きづめのチチーナが暖かいベッドと一杯のエールを要求したが、却下した。
街の活気に比例するのか、あるいは、街に居づらい暗い影が集まるのか、雑踏の奥はそこだけ違う雰囲気の空間となっている。
ドローネは以前訪れたことがあるかのように、迷路状の雑踏を進み続け、ひとつのドアを開ける。チチーナも遅れないように後に続く。
お世辞にも大きいとは言えない部屋の中には、剣や斧、槍といった武器類が並んでいた。チチーナは、手近な槍を取ってみて見たが、業物とまでは言えないが、良質の品であるのはすぐにわかった。
(もっとも、私の槍ほどじゃないけどね)
ドアが奏でる雑音にか、人の気配に気づいてか奥より人が一人出てきた。赤毛の目立つ眼鏡の女性だ。
「いらっしゃい、どれもこれもええ品やでーすきなもん買うてや〜」
独特の訛りと方言の言葉を扱う女性に、チチーナは見覚えがあった。いや、正確には、姿は彼女の記憶の中の人とは少し違ったのだが、目の前の人間は、その人だと断言できる。きっと眼鏡は伊達眼鏡だろう。なんせ今まで、この一風変わった言葉を聞いたのは、その女性の前だけなのだから。
「今、欲しいのは武器じゃないの」
ドローネが奥から出てきた店主に言った。
「なんや、武器屋に来て、武器がいらんて話にならんやないか」
店主が言う。言葉はいかにも冷やかし客に腹を立てる店主の言葉であるが、その表情はそうではなかった。目をきらきらと輝かせ、まるで子供のようだ。
しばらく静寂が店内を支配したが、カウンターに片肘をついた店主がすぐに言葉を発した。
「ウチのこと知ってるようやな、後ろのねーちゃんには見覚えあるんやけど、あんたの顔は知らんわ。ウチはメアリ、あんたは?」
「私はドローネ。よろしく、メアリさん」
ドローネが丁寧に一礼する。
「ほー、あんたが噂の妹さんか。で、何が欲しいねん?」
「人を探してるの」
「姉探しか?」
ドローネの言葉に、即答するメアリ。ドローネは軽く一息ついて、言葉を続ける。
「それもある。けど、今はガーラさんを探しているの」
ドローネの言葉を聞いて、メアリはほうほうと言いながら、手元の紙切れにペンを走らせる。メアリに真剣な眼差しを向けるドローネの後ろで話に入れずにいじけてるチチーナは、ひたすら壁に掛かってる槍と斧の品定めに没頭している。
「んー、あんたの姉さんの居場所はウチにもわからんけど、ガーラならわかるで」
そこで、メアリはコホンと小さく咳払いして、
「で、いくら出すのん?」
完全な沈黙が世界を包む。遠くで聞こえるはずの街の活気さえもかき消された、狭い冬の中でドローネは、ギギギと錆び付いた金具の音を奏でながら、首を回して後ろの同行者をみやる。そこには、既に後ろを向いてこちらに長い髪の毛で隠れた背中しか見せてない、なんとも頼りない同行者の姿があった。
はっきりいってお金は無かった。ドローネにしろチチーナにしろ、旅を続けるのに最低限の路銀しか持っていない。いや、むしろ最低限にさえ満たないかもしれない。
「あははははは」
ドローネの渇いた笑い声が、寒い世界をさらに極寒に近づける。メアリの目が怖い。
「その腰の剣でも貰っとこか?」
「そ、それはダメ!」
メアリが、ドローネの剣をじっと見ている。ドローネと幾多の死線を乗り越えた闇の魔剣。それだけは手放すわけにはいかない。
「・・・出世払いはダメ?」
「ウチが欲しいのはゼニだけなん、知っとるやろ?」
そうやって、メアリが左手で小さく輪っかを作ってみせる。ドローネとてそんなことは百も承知だった。ウルフレンド随一の情報屋メアリの恋人は金貨だという話は有名すぎる。
「・・・と言いたいところやけど」
肩を落としてるドローネの前でメアリが自分の言を撤回して、話を続ける。
「ウチも鬼やない。しかも、アンタの出世払いは期待もできるときたら、力貸してやらんでもないよ」
「ほんとに!」
ドローネが両手を胸の前で繋いで目を輝かせる。その声に驚いたチチーナがこちらを振り返る。
「ウチは嘘はつかん。ウチとしても、あんたらの軍団と仲良くやっていけるなら、それにこしたことは無いしな。ケンカはしたくないっちゅーわけや」
ドローネが両手をあげて喜ぶ。正直なところ、お金が無いドローネは、上手く行く自信は全く無かったのだ。
「けど、タダはあかん」
結局、ドローネは手持ちの三分の一を失った。もちろん、定価(メアリの言う定価だが)の十分の一以下である。
「タダはあかん。タダより高いもんは無いし、タダは存在自体が悪や」
とまで断言するメアリに、情報料をこれ以上負けさせることは、世界をひっくり返すより難しいことである。
「ブルガンディに向かえ」
メアリはそう言った。丁寧に、ガーラの居場所を示した地図も付けてくれた。ドローネはメアリに礼を言うと、メアリの武器屋を後にした。
終了後の座談会
メアリ:はァーい、ウチのファンのみんな〜ようやくウルフレンドの真のアイドルの登場やでぇ
ドローネ:・・・なんかロリエーンみたいなノリですね。。。
メアリ:まあな、これでも引っ張りだこなんやでーそこで泣いてる影の薄い槍女とは違うっちゅーことやな。
チチーナ:シクシク。だんだん出番が削られてる気がする・・・
ドローネ:そ、そんなこと無いですよ。
チチーナ:・・・もしかして私居なくても問題無い?
ドローネ:そ、そんなこと無いです、よ?
メアリ:あーはっはっは、なんなやウチが代わりしたろかーえー話やろ、今ならギャラも負けといたるでー
ドローネ:・・・しっかりギャラは取るのね。
【闇の妹-モンスターメーカー】
3
アルルと別れ、ダンシネインの森を迂回すること三日あまり。結局、エルセアについたのは、予定よりも一週間以上遅れてのこととなった。
エルセアは、地中海に接する大きな港町だ。街には多くの人間が生活している。港町であるからか人間以外にもシャーズも多い。潮の匂いが仄かに香り、活気溢れるこの街は、ゾラリアやブルガンディに近いこともあり、交通の要所として繁栄を続けている。
ドローネがこの町を目指していたのは、ひとつ思い当たるものがあったからである。街に着くと、すぐに街の奥の雑踏へと足を進める。歩きづめのチチーナが暖かいベッドと一杯のエールを要求したが、却下した。
街の活気に比例するのか、あるいは、街に居づらい暗い影が集まるのか、雑踏の奥はそこだけ違う雰囲気の空間となっている。
ドローネは以前訪れたことがあるかのように、迷路状の雑踏を進み続け、ひとつのドアを開ける。チチーナも遅れないように後に続く。
お世辞にも大きいとは言えない部屋の中には、剣や斧、槍といった武器類が並んでいた。チチーナは、手近な槍を取ってみて見たが、業物とまでは言えないが、良質の品であるのはすぐにわかった。
(もっとも、私の槍ほどじゃないけどね)
ドアが奏でる雑音にか、人の気配に気づいてか奥より人が一人出てきた。赤毛の目立つ眼鏡の女性だ。
「いらっしゃい、どれもこれもええ品やでーすきなもん買うてや〜」
独特の訛りと方言の言葉を扱う女性に、チチーナは見覚えがあった。いや、正確には、姿は彼女の記憶の中の人とは少し違ったのだが、目の前の人間は、その人だと断言できる。きっと眼鏡は伊達眼鏡だろう。なんせ今まで、この一風変わった言葉を聞いたのは、その女性の前だけなのだから。
「今、欲しいのは武器じゃないの」
ドローネが奥から出てきた店主に言った。
「なんや、武器屋に来て、武器がいらんて話にならんやないか」
店主が言う。言葉はいかにも冷やかし客に腹を立てる店主の言葉であるが、その表情はそうではなかった。目をきらきらと輝かせ、まるで子供のようだ。
しばらく静寂が店内を支配したが、カウンターに片肘をついた店主がすぐに言葉を発した。
「ウチのこと知ってるようやな、後ろのねーちゃんには見覚えあるんやけど、あんたの顔は知らんわ。ウチはメアリ、あんたは?」
「私はドローネ。よろしく、メアリさん」
ドローネが丁寧に一礼する。
「ほー、あんたが噂の妹さんか。で、何が欲しいねん?」
「人を探してるの」
「姉探しか?」
ドローネの言葉に、即答するメアリ。ドローネは軽く一息ついて、言葉を続ける。
「それもある。けど、今はガーラさんを探しているの」
ドローネの言葉を聞いて、メアリはほうほうと言いながら、手元の紙切れにペンを走らせる。メアリに真剣な眼差しを向けるドローネの後ろで話に入れずにいじけてるチチーナは、ひたすら壁に掛かってる槍と斧の品定めに没頭している。
「んー、あんたの姉さんの居場所はウチにもわからんけど、ガーラならわかるで」
そこで、メアリはコホンと小さく咳払いして、
「で、いくら出すのん?」
完全な沈黙が世界を包む。遠くで聞こえるはずの街の活気さえもかき消された、狭い冬の中でドローネは、ギギギと錆び付いた金具の音を奏でながら、首を回して後ろの同行者をみやる。そこには、既に後ろを向いてこちらに長い髪の毛で隠れた背中しか見せてない、なんとも頼りない同行者の姿があった。
はっきりいってお金は無かった。ドローネにしろチチーナにしろ、旅を続けるのに最低限の路銀しか持っていない。いや、むしろ最低限にさえ満たないかもしれない。
「あははははは」
ドローネの渇いた笑い声が、寒い世界をさらに極寒に近づける。メアリの目が怖い。
「その腰の剣でも貰っとこか?」
「そ、それはダメ!」
メアリが、ドローネの剣をじっと見ている。ドローネと幾多の死線を乗り越えた闇の魔剣。それだけは手放すわけにはいかない。
「・・・出世払いはダメ?」
「ウチが欲しいのはゼニだけなん、知っとるやろ?」
そうやって、メアリが左手で小さく輪っかを作ってみせる。ドローネとてそんなことは百も承知だった。ウルフレンド随一の情報屋メアリの恋人は金貨だという話は有名すぎる。
「・・・と言いたいところやけど」
肩を落としてるドローネの前でメアリが自分の言を撤回して、話を続ける。
「ウチも鬼やない。しかも、アンタの出世払いは期待もできるときたら、力貸してやらんでもないよ」
「ほんとに!」
ドローネが両手を胸の前で繋いで目を輝かせる。その声に驚いたチチーナがこちらを振り返る。
「ウチは嘘はつかん。ウチとしても、あんたらの軍団と仲良くやっていけるなら、それにこしたことは無いしな。ケンカはしたくないっちゅーわけや」
ドローネが両手をあげて喜ぶ。正直なところ、お金が無いドローネは、上手く行く自信は全く無かったのだ。
「けど、タダはあかん」
結局、ドローネは手持ちの三分の一を失った。もちろん、定価(メアリの言う定価だが)の十分の一以下である。
「タダはあかん。タダより高いもんは無いし、タダは存在自体が悪や」
とまで断言するメアリに、情報料をこれ以上負けさせることは、世界をひっくり返すより難しいことである。
「ブルガンディに向かえ」
メアリはそう言った。丁寧に、ガーラの居場所を示した地図も付けてくれた。ドローネはメアリに礼を言うと、メアリの武器屋を後にした。
終了後の座談会
メアリ:はァーい、ウチのファンのみんな〜ようやくウルフレンドの真のアイドルの登場やでぇ
ドローネ:・・・なんかロリエーンみたいなノリですね。。。
メアリ:まあな、これでも引っ張りだこなんやでーそこで泣いてる影の薄い槍女とは違うっちゅーことやな。
チチーナ:シクシク。だんだん出番が削られてる気がする・・・
ドローネ:そ、そんなこと無いですよ。
チチーナ:・・・もしかして私居なくても問題無い?
ドローネ:そ、そんなこと無いです、よ?
メアリ:あーはっはっは、なんなやウチが代わりしたろかーえー話やろ、今ならギャラも負けといたるでー
ドローネ:・・・しっかりギャラは取るのね。
夕輝と銀の御輿金の御輿
2006年8月9日 日常+α
流石だよな。
プリンターは大事な時に限って動かない>挨拶
ぶちぎれますわよ。
子供と大人の違いって、憧れじゃないかなとか思ったり。
なんか、最近憧れるものが無くなってきたような気がする。
そりゃ、大人になったって言えば聞こえは良いのかも知れないけれど、
結局、大人になるってことは、いろんなものを失うってことだよね。
【ゲーム】
やっぱり見た目は大事ですよ。
でも、"見た目が良いこと"は最低要件であって、
そこがスタートラインでもある。
【おいでよ動物の森】
トリプルミリオン未だ勢い止まず、飛ぶ鳥落としながら破竹の猛進の
ぶつもりですが、
映画化やら
各地でイベントや展示会などが開催されています。
こう見てると、やっぱり大人って汚いよね。
まるで、ぶつ森が金のガチョウにでも見えるのでしょうか。
とにかく、あやかっておけ、みたいな雰囲気です。
まあ、金のガチョウなのは正しいと思いますよ。
ユーザからむしれるだけ金をむしりとれって感じですな。
開発陣はともかくとしても、
周りにすれば、甘い汁さえ吸えれば良いわけで、
元が枯れよーが咲こーがおかまいなしですよね。
どうでもいいことです。
どんなジャンルでも、金の御輿が有れば
何処からともなく担ぎ手が現れて、祭るのが世の常ですから。
御輿にとっては、それが幸せかどうかはわかりませんが。
少なくとも、最後まで担いでくれればまだ良いんですがねぇ。
御輿が物ならまだなんとでもなるけど、
御輿が人だった場合は同情する。
プリンターは大事な時に限って動かない>挨拶
ぶちぎれますわよ。
子供と大人の違いって、憧れじゃないかなとか思ったり。
なんか、最近憧れるものが無くなってきたような気がする。
そりゃ、大人になったって言えば聞こえは良いのかも知れないけれど、
結局、大人になるってことは、いろんなものを失うってことだよね。
【ゲーム】
やっぱり見た目は大事ですよ。
でも、"見た目が良いこと"は最低要件であって、
そこがスタートラインでもある。
【おいでよ動物の森】
トリプルミリオン未だ勢い止まず、飛ぶ鳥落としながら破竹の猛進の
ぶつもりですが、
映画化やら
各地でイベントや展示会などが開催されています。
まるで、ぶつ森が金のガチョウにでも見えるのでしょうか。
とにかく、あやかっておけ、みたいな雰囲気です。
まあ、金のガチョウなのは正しいと思いますよ。
ユーザからむしれるだけ金をむしりとれって感じですな。
開発陣はともかくとしても、
周りにすれば、甘い汁さえ吸えれば良いわけで、
元が枯れよーが咲こーがおかまいなしですよね。
どうでもいいことです。
どんなジャンルでも、金の御輿が有れば
何処からともなく担ぎ手が現れて、祭るのが世の常ですから。
御輿にとっては、それが幸せかどうかはわかりませんが。
少なくとも、最後まで担いでくれればまだ良いんですがねぇ。
御輿が物ならまだなんとでもなるけど、
御輿が人だった場合は同情する。
夕輝と俺の夏は終わった
2006年8月8日 日常+α
あいつらが再び、
この新しい追憶に帰ってきた!!!!!!!!1111!!>挨拶
それにしても暑い。
( ´_ゝ`)俺らが出てくるとは、ここももう末期か?
(´<_` )素直に出演を喜べ。
追記。
幻想之宴とやらを探しに日本橋に行ったが売ってなかった。
ムシャクシャして二個ずつ通販した。
微妙な無駄使いを反省している。
この新しい追憶に帰ってきた!!!!!!!!1111!!>挨拶
それにしても暑い。
( ´_ゝ`)俺らが出てくるとは、ここももう末期か?
(´<_` )素直に出演を喜べ。
追記。
幻想之宴とやらを探しに日本橋に行ったが売ってなかった。
ムシャクシャして二個ずつ通販した。
微妙な無駄使いを反省している。
夕輝とカネより大事なものがある
2006年8月7日 日常+α来たぜ来たぜ!この夏一番のビッグウェーブがッ!!@トイレ>挨拶
ケツから滝。
なんか、もうすぐ77777hitっぽいです。
踏んだ人は自己満足に浸ってください。
カネより大事なものがある。っていう言葉は良い言葉っぽく聞こえるけど、
この言葉は、カネが大事であることを前提の上に成り立っている。
カネで買えないものはほとんど無いこの世の中で
カネより大事なものを"見つける"のは難しい。
ケツから滝。
なんか、もうすぐ77777hitっぽいです。
踏んだ人は自己満足に浸ってください。
カネより大事なものがある。っていう言葉は良い言葉っぽく聞こえるけど、
この言葉は、カネが大事であることを前提の上に成り立っている。
カネで買えないものはほとんど無いこの世の中で
カネより大事なものを"見つける"のは難しい。
夏はシャワー浴びてからの方が良いよ?>挨拶
メタルサーガ季節を終わってしまって、ネタが無い。
なんかゲーム買おう。そうしよう。
いろいろわかった。
たぶん、俺、常になんかゲームやってないとダメなんだわ。
メタルサーガ季節は、バグ多いしインターフェースも悪いけど、
個人的には、メタルの名前を受け継ぐだけのゲームではあると思う。
これでバグが無くてインターフェースが完璧だったら、たぶん神ゲー。
どの辺りが良いかというと、
最強の戦車が無い。プレイヤー次第。
エイブラムスがバランス取れてる良戦車であるし、
Rウルフも当然、洗練された良カタチ。
意外に耐熱装甲が強いのが装甲車。軽くてバランスも良い。
軽すぎて何でも積めるバギー。
メタ史上常に最強候補は対空戦車であるように、今回もゲパルトは強い。
バランスのとれた戦車群に対して、
クセのあるキャデラックとクーガー
デカさ命のスターリン、そして水玉模様のシンカ。
どれでも強い。
まあ、夕輝おすすめは、
Rウルフに魔改造サウルス砲だけどナ。
スターリンも改造していけばかなり強いと思う。
エイブラムスは若干重いけど、使い勝手の良さはピカイチ。
え?名前?
ジェシイ号(バギー)
キャロライン(装甲車)
サリー(ゲパルト)
リンダ(キャデラック)
エリザベス(エイブラムス)
マリサ(シンカ)
イリット(Rウルフ)
メリッサ(クーガー)
ヒエリッタ(スターリン)
メタルサーガ季節を終わってしまって、ネタが無い。
なんかゲーム買おう。そうしよう。
いろいろわかった。
たぶん、俺、常になんかゲームやってないとダメなんだわ。
メタルサーガ季節は、バグ多いしインターフェースも悪いけど、
個人的には、メタルの名前を受け継ぐだけのゲームではあると思う。
これでバグが無くてインターフェースが完璧だったら、たぶん神ゲー。
どの辺りが良いかというと、
最強の戦車が無い。プレイヤー次第。
エイブラムスがバランス取れてる良戦車であるし、
Rウルフも当然、洗練された良カタチ。
意外に耐熱装甲が強いのが装甲車。軽くてバランスも良い。
軽すぎて何でも積めるバギー。
メタ史上常に最強候補は対空戦車であるように、今回もゲパルトは強い。
バランスのとれた戦車群に対して、
クセのあるキャデラックとクーガー
デカさ命のスターリン、そして水玉模様のシンカ。
どれでも強い。
まあ、夕輝おすすめは、
Rウルフに魔改造サウルス砲だけどナ。
スターリンも改造していけばかなり強いと思う。
エイブラムスは若干重いけど、使い勝手の良さはピカイチ。
え?名前?
ジェシイ号(バギー)
キャロライン(装甲車)
サリー(ゲパルト)
リンダ(キャデラック)
エリザベス(エイブラムス)
マリサ(シンカ)
イリット(Rウルフ)
メリッサ(クーガー)
ヒエリッタ(スターリン)
夕輝と昨日へのMerry-go-round
2006年8月5日 日常+α _ ∩
( ゜∀゜)彡 ひねくれてる!ひねくれてる!
⊂彡
>挨拶
いや、ネタは無いんだよ。
最近何も良いことが無い気がする。
何か良いこと無いかなぁ。
( ゜∀゜)彡 ひねくれてる!ひねくれてる!
⊂彡
>挨拶
いや、ネタは無いんだよ。
最近何も良いことが無い気がする。
何か良いこと無いかなぁ。
宝くじで100万当たった夢を見たんだよ!!!!!!!
確認すると、
3等 1000万
4等 10万
あれ、目から汗が止まらないよ>挨拶
本日の収穫物
ARMS 19
ARMS 20
ぴたてん 6
ぴたてん 7
新天地無用 3
新天地無用 4
遊戯王 29
遊戯王 30
魔法陣グルグル 13
魔法陣グルグル 14
ひもろぎ守護神 1
ひもろぎ守護神 2
ひもろぎ守護神 3
ひもろぎ守護神 4
ひもろぎ守護神 5
蒼天の拳 12
蒼天の拳 13
蒼天の拳 14
18冊か。
やはり、人はゲームを創らずには生きていけないのだ。
今年の目標は夢に向かって邁進することだ、
とか今年を半分以上消化してから言ってみる。
ドラゴンクエスト8が名作なのはプレイした誰の目にも明らか。
Xbox360が18000円くらいで欲しい。
やっぱりカルドセプトやりてーよ。
三国志大戦がDSで出るのに、アヴァロンの鍵はなぜ出ないのか。
確認すると、
3等 1000万
4等 10万
あれ、目から汗が止まらないよ>挨拶
本日の収穫物
ARMS 19
ARMS 20
ぴたてん 6
ぴたてん 7
新天地無用 3
新天地無用 4
遊戯王 29
遊戯王 30
魔法陣グルグル 13
魔法陣グルグル 14
ひもろぎ守護神 1
ひもろぎ守護神 2
ひもろぎ守護神 3
ひもろぎ守護神 4
ひもろぎ守護神 5
蒼天の拳 12
蒼天の拳 13
蒼天の拳 14
18冊か。
やはり、人はゲームを創らずには生きていけないのだ。
今年の目標は夢に向かって邁進することだ、
とか今年を半分以上消化してから言ってみる。
ドラゴンクエスト8が名作なのはプレイした誰の目にも明らか。
Xbox360が18000円くらいで欲しい。
やっぱりカルドセプトやりてーよ。
三国志大戦がDSで出るのに、アヴァロンの鍵はなぜ出ないのか。
夕輝と知性を持ったサル
2006年8月3日 日常+αメタルサーガ鋼の季節クリア。
ネタバレは出来る限り避けるけど、
スタッフロール見て笑ったことがある。
デバッグ、一人だけじゃん!
そりゃ無茶じゃ。
不満は確かにいろいろとある。
それは、この作品が良い作品であるからである。
もし、良い作品で無いなら、不満はひとつだけになるからだ。
則ち、面白くない。
そうでないのだから、面白いのである。
が、個人的には砂塵の鎖に比べて
よりメタルメタルしていると感じた。
ただ、砂塵の鎖のポリゴンバリバリの戦車は好感が非常に持てるが
ネタバレに関係無い不満を言うと、
細かなバグが多い。
夕輝が遭遇したバグだけでも、
戦闘中にフリーズ
移動中に移動できなくなるハマリ場所がある。
戦車は、所持限界数よりも多く持つことが出来る。
オーバーロードがフィールド外に飛んでいって帰ってこなくなる。
一部の消耗品が消耗されない。
まあ、いくつかのバグは事前情報を得て避けてたけどな。
それだけだな、大きな不満は、細かい不満はネタバレに関するから避けるけど
イライラ棒はイライラさせすぎ。
もう少しサクっと行ける仕様をモトム。
あと全体的にボス硬すぎ。
面白かった。
やっぱり、メタルはサイコー。
というわけで、皆さんお買いあげください。
そうしないと続編でねーから。
本気でやるなら、
SFCのメタルマックス2とかメタルマックスRをやっておくと吉。
以下、ネタバレ
ラスボス戦が人間戦なのがやっぱり不満。
戦車戦の最後があのザコ門番なのが、
オーバーロードがすげぇ敵だっただけに残念。
ラスボス自体は固めだったけど、
二回戦目はなかなか緊張できた。
砂塵の鎖に比べて改造に意味があるのが高得点だが、
シャーシ改造は全体的に最終形が戦車じゃなくなってるのが減点。
一部が戦車じゃないのは良いが、全部戦車外なのはどうかと思う。
装甲タイル撤廃のため、
軽い兵器に意味が無くなってるのも戦術の幅が狭まるので×。
ボス強めなのは歓迎。
序盤のストーリー強制は仕方ないのかも知れないが、
戦車と縁遠いのは焦らされすぎた気がする。
ラスダンの人間で移動する部分が逃走一択になるのが残念。
エンジェルリングが強すぎる。
まあ、一番の不満はタッチペンオンリーの煩わしさかな。
ネタバレは出来る限り避けるけど、
スタッフロール見て笑ったことがある。
デバッグ、一人だけじゃん!
そりゃ無茶じゃ。
不満は確かにいろいろとある。
それは、この作品が良い作品であるからである。
もし、良い作品で無いなら、不満はひとつだけになるからだ。
則ち、面白くない。
そうでないのだから、面白いのである。
が、個人的には砂塵の鎖に比べて
よりメタルメタルしていると感じた。
ただ、砂塵の鎖のポリゴンバリバリの戦車は好感が非常に持てるが
ネタバレに関係無い不満を言うと、
細かなバグが多い。
夕輝が遭遇したバグだけでも、
戦闘中にフリーズ
移動中に移動できなくなるハマリ場所がある。
戦車は、所持限界数よりも多く持つことが出来る。
オーバーロードがフィールド外に飛んでいって帰ってこなくなる。
一部の消耗品が消耗されない。
まあ、いくつかのバグは事前情報を得て避けてたけどな。
それだけだな、大きな不満は、細かい不満はネタバレに関するから避けるけど
イライラ棒はイライラさせすぎ。
もう少しサクっと行ける仕様をモトム。
あと全体的にボス硬すぎ。
面白かった。
やっぱり、メタルはサイコー。
というわけで、皆さんお買いあげください。
そうしないと続編でねーから。
本気でやるなら、
SFCのメタルマックス2とかメタルマックスRをやっておくと吉。
以下、ネタバレ
ラスボス戦が人間戦なのがやっぱり不満。
戦車戦の最後があのザコ門番なのが、
オーバーロードがすげぇ敵だっただけに残念。
ラスボス自体は固めだったけど、
二回戦目はなかなか緊張できた。
砂塵の鎖に比べて改造に意味があるのが高得点だが、
シャーシ改造は全体的に最終形が戦車じゃなくなってるのが減点。
一部が戦車じゃないのは良いが、全部戦車外なのはどうかと思う。
装甲タイル撤廃のため、
軽い兵器に意味が無くなってるのも戦術の幅が狭まるので×。
ボス強めなのは歓迎。
序盤のストーリー強制は仕方ないのかも知れないが、
戦車と縁遠いのは焦らされすぎた気がする。
ラスダンの人間で移動する部分が逃走一択になるのが残念。
エンジェルリングが強すぎる。
まあ、一番の不満はタッチペンオンリーの煩わしさかな。
夕輝とディバインスペル3発目
2006年8月3日 日常+α コメント (1)Yupuriさん、
リンクありがとうございます
************************************************************
まあ、なんていうか。
"微妙"な判定ってのは誰が見てもわかるわけよ。
少し考えれば、それをやったのは"誰か"、"何の為か"ってのもわかるわけよ。
観客席に暴力団幹部がずらっと並んでたり、っても
少し調べれば出てくるわけよ。
考えもせず、調べもせずに批判するだけの人間にはならないほうが良いってことですよ。
DNに限らず、いろんなブログや掲示板などで
見るに耐えない記事が多かったのでつい書いた。
あ、DNってのは、ここからリンクさせて貰ってるところだけじゃないよ。
お気に入りに登録して無い巡回先は結構ある。
ここ最近はブログジャンキーなので、
日に100件近くのブログを流し読むことも少なくなくて
(RSSリーダって便利だね!)
そういう記事ばっかり見てしまったのダ。>挨拶
一番可哀想なのは亀田なんだよ。
リンクありがとうございます
************************************************************
まあ、なんていうか。
"微妙"な判定ってのは誰が見てもわかるわけよ。
少し考えれば、それをやったのは"誰か"、"何の為か"ってのもわかるわけよ。
観客席に暴力団幹部がずらっと並んでたり、っても
少し調べれば出てくるわけよ。
考えもせず、調べもせずに批判するだけの人間にはならないほうが良いってことですよ。
DNに限らず、いろんなブログや掲示板などで
見るに耐えない記事が多かったのでつい書いた。
あ、DNってのは、ここからリンクさせて貰ってるところだけじゃないよ。
お気に入りに登録して無い巡回先は結構ある。
ここ最近はブログジャンキーなので、
日に100件近くのブログを流し読むことも少なくなくて
(RSSリーダって便利だね!)
そういう記事ばっかり見てしまったのダ。>挨拶
一番可哀想なのは亀田なんだよ。
夕輝とディバインスペル2発目
2006年8月2日 日常+α菊の丞さん、
リンクありがとうございます
************************************************************
追記。
亀田の話。
ちまたではいろいろと言われているようだが。
彼はそれなりによく頑張っているんじゃないかな。
少なくとも、匿名でしかモノを言えないような人間よりは。
他人を批判することは簡単である。誰にでも出来るわけだし
もう少し建設的な話をすべきだな。
私も判定がでる直前までは負けたと思ってたが、
そこはそれ、プロにしかわからない攻防があったんだろう。
大事なことは、彼は努力している人間だと言うことだ。
努力している人間を卑下するような人間には生きる価値は無い。
また、同じ日本人として、
世界に出ようとしている日本人を応援して当然である。
そして、勝利したので有れば、
喜んでやる心の余裕があっても良いと思う。
本人には良い試合となっただろう。
これで彼が一皮剥けてくれれば、何も言うことは無いよね。
まあ、最初に比べりゃだいぶと成長したけどな。
リンクありがとうございます
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追記。
亀田の話。
ちまたではいろいろと言われているようだが。
彼はそれなりによく頑張っているんじゃないかな。
少なくとも、匿名でしかモノを言えないような人間よりは。
他人を批判することは簡単である。誰にでも出来るわけだし
もう少し建設的な話をすべきだな。
私も判定がでる直前までは負けたと思ってたが、
そこはそれ、プロにしかわからない攻防があったんだろう。
大事なことは、彼は努力している人間だと言うことだ。
努力している人間を卑下するような人間には生きる価値は無い。
また、同じ日本人として、
世界に出ようとしている日本人を応援して当然である。
そして、勝利したので有れば、
喜んでやる心の余裕があっても良いと思う。
本人には良い試合となっただろう。
これで彼が一皮剥けてくれれば、何も言うことは無いよね。
まあ、最初に比べりゃだいぶと成長したけどな。
夕輝と君の心が僕を呼ぶまで
2006年8月1日 日常+α抱きしめあえる日まで>挨拶
デフォ。
なんか、今日はほとんどヒッキーしてしまった。
暑いし。
組んだプログラムに乗せるべきデータが
あまりにも想定と違いすぎて乗せるどころか、
プログラムの修整もままならぬのは仕様ですか?
それとも仕様のないことですか?
【モンメカ】
リザレクションって実はよくわかってないんだよねー
二年前から三年前の焼き直し版だな。
まだまだ焼き直しが必要だが。
書かねば下手になる一方だし。
【FFXI】
課金の延長忘れてたぜい。←WebMoneyなひと。
まあ、なんていうか。
VerUpで、夕輝の主金策が潰れたわけだが。
・・・カネどうしようか。
寿司も昔ほど儲からんし、
某アイテムは、儲けは出るけど、
材料がスタック効かない、売れ行き速度がやや遅いし。。。
今更タマネギも無いしなぁ。アレは儲かるっちゃー儲かるけど。
夕輝のバーミリオクロークの半分はタマネギで出来てるからな。
調理84(か裁縫53)で材料がスタック効いて、
一座り1000G以上の利益が確保でき、
7枠全て出しても一日で売りさばける程度の
いい合成ねーかなぁ?
まあ、ホントに儲かるものは人には教えないね。うんうん。
でも、金策の前にログインせななー
【メタルサーガ季節】
うがー
ラスダンきちー
銀河の三人思い出したぞ。
ξ*゜?゜)ξ<HpMaxから即死とかは良くないと思います。
デフォ。
なんか、今日はほとんどヒッキーしてしまった。
暑いし。
組んだプログラムに乗せるべきデータが
あまりにも想定と違いすぎて乗せるどころか、
プログラムの修整もままならぬのは仕様ですか?
それとも仕様のないことですか?
【モンメカ】
リザレクションって実はよくわかってないんだよねー
二年前から三年前の焼き直し版だな。
まだまだ焼き直しが必要だが。
書かねば下手になる一方だし。
【FFXI】
課金の延長忘れてたぜい。←WebMoneyなひと。
まあ、なんていうか。
VerUpで、夕輝の主金策が潰れたわけだが。
・・・カネどうしようか。
寿司も昔ほど儲からんし、
某アイテムは、儲けは出るけど、
材料がスタック効かない、売れ行き速度がやや遅いし。。。
今更タマネギも無いしなぁ。アレは儲かるっちゃー儲かるけど。
夕輝のバーミリオクロークの半分はタマネギで出来てるからな。
調理84(か裁縫53)で材料がスタック効いて、
一座り1000G以上の利益が確保でき、
7枠全て出しても一日で売りさばける程度の
いい合成ねーかなぁ?
まあ、ホントに儲かるものは人には教えないね。うんうん。
でも、金策の前にログインせななー
【メタルサーガ季節】
うがー
ラスダンきちー
銀河の三人思い出したぞ。
ξ*゜?゜)ξ<HpMaxから即死とかは良くないと思います。
夕輝と闇の妹[2]
2006年8月1日 ShortStory【闇の妹[2]-モンスターメーカー】
2
ドローネは途方に暮れていた。
そもそも、言い出したのはチチーナだった。確かに、それに安易に同調した自分の責任も全く無いとは言い切れないのだが。
ドローネは今日何回目かわからない溜息を吐いた。まだ日さえ昇らぬと言うのに。深い溜息は、となりの同行者にも聞こえているだろう。
「やーねぇ気にしちゃダメよ」
チチーナがドローネの肩を叩く。鬱蒼とした木々が絡む下で、ドローネの声が響く。
「気にならないわけないでしょう!だいたい近道をしようと言ったのはチチーナさんじゃないですか!」
「…いや、でも、ドローネも賛成したじゃない」
深い深いダンシネインの森で二人は遭難していた。
ドローネは始めエルシアの港町を目指していた。街道を徒歩で進んでいた。順調にいけば三日とかかるまい。
(そう、そこまでは良かった。別に何の問題もなかったのよ)
今、ドローネは生い茂る森の中を微かに差し込む朝日の光を頼りに突き進んでいた。小さな木々の枝が肌を引っかき小さな傷ができる。露出の高いチチーナは傷だらけになってしまっていた。
街道はダンシネインの森を大きく迂回するコースを取っていた。そこでチチーナが言ったのだ。
「ダンシネインの森を突っ切った方が早いんじゃない?」
その一言が全ての始まりだった。
そうして、早くも三日、街道を進んでいればとうにエルシアに着いているだろう頃に、二人はダンシネインの森の何処かに居るのである。
「はぁ、先が思い遣られるわねぇ」
人ごとのように言うチチーナを斬り倒したい衝動を抑え、ドローネは北へ向かう。そうすればいつかエルシアの方へと抜けられるだろうと思って。
「ん?」
チチーナが何かに気が付いて立ち止まった。ドローネも遅れて、目の前に何かいるのがわかった。
「クラゲ?」
ドローネの初めて見る生き物だった。白い透明なクラゲがふわふわと浮いている。森の中であるので、小動物の類はそこそこ見受けられたが、よくわからない生き物は初めてである。ドローネは同行者に聞いてみる。
「あれ、何かしら」
「クラゲよ」
(そんなことは見れば解るんですが…)
ドローネはすんでところで口まで出てきた言葉を飲み込み、クラゲの方を見やった。クラゲはふわふわと少しずつ近づいてくるではないか。
その大きさは、背の高いチチーナよりも大きく、小柄なドローネの倍はあろうかというほどであった。それは森の木々を避けながら、器用にこちらに近づいてきた。同時にチチーナが槍を構えているのが見えた。
「…あれは肉食動物よ」
「ひゃー」
クラゲとの戦いは死闘を極めた。チチーナが得意とする槍は狭い森ではその真価を発揮できず、ドローネは自分の意識にまだ体がついて行かない。クラゲはそんな二人の獲物を糧とする為に、触手を伸ばし二人を絡め取ろうとする。
ひゅん
風切音と共に矢が飛んできて、クラゲに突き刺さる。チチーナは触手を薙ぎ払い、矢の飛んできた方を視線をやると、木の上に弓矢を構えた背の低いエルフの姿が見えた。チチーナにはそのエルフに見覚えがあった。
「アルル!丁度いいわ、助けて〜」
チチーナは、そのエルフに助けを求める。歴戦の勇者二人がクラゲに苦戦するとはなんとも嘆かわしい状況ではあったが、この丘クラゲ、なかなか手強い存在でもあった。
助けを求められたアルルは弓に矢を三本同時につがえると、それをクラゲに向けて放った。そのうち二本の矢は風を切りクラゲに突き刺さる。クラゲが悲鳴なのか、くぐもった呻き声をあげる。残った一本はクラゲを逸れて、ドローネの左肩に命中した。クラゲと同じく悲鳴をあげるドローネ。
「ありゃ、失敗失敗。えへっ」
「えへっで済まさないで…」
ドローネの抗議をよそに、クラゲは新たな強敵の出現を感じ取り、アルルの方へと触手を伸ばす。
「きゃ」
触手から逃れようとして、アルルは木から落ちた。
どすんという大きな音が森に派手に響く。
「あー役立たずだわ」
チチーナは再び槍を構えた。ドローネも左肩を押さえながら、同じ意見であった。
その後、チチーナの奮戦もあり、クラゲはなんとか撃退された。しかし、ドローネは肩に手痛い傷を負ってしまった。
「ご、ごめんなさいねぇ」
アルルが両手を合わせている。ここまで弓を扱うのが下手なエルフが存在しても許されるのだろうかとドローネもチチーナも思っていた。
「と、ところでこんな所で何をしているの?」
アルルが言った。
「「遭難」」
森の住人たるエルフの道案内を受け、二人は三日と半日ぶりに森を出た。森を抜けた二人の目に飛び込んできたのは、ベング高地であった。ベング高地はダンシネインの森の南側に広がるだだっ広い丘である。エルシアとはダンシネインを挟んで真逆に位置する。
「ねぇアルル。私たちはエルシアに向かってたんだけど、森の反対側に出ちゃったんだねぇ」
チチーネが言った。
ドローネにはもはや、何かを言うだけの気力は残っていなかった。
終了後の座談会
チチーナ:はーい、今日はここまで〜
ドローネ:・・・痛い。
アルル:ごめんねー、まあ別に死ななかったんだから気にしないで
ドローネ:死んだら、この話も終わっちゃうんですが
チチーナ:まあ、いいじゃん。長い旅なんだからいろいろあるわよ
ドローネ:もとは言えばチチーナさんのせいじゃないですか〜
チチーナ:・・・まあ、気にしすぎないことよ。ハゲるわよ
チチーナ:ところで、アルルって女の子?男の子?
アルル:さて、なんのことやら?
ドローネ:絵は女の子っぽい気もするけど
チチーナ:でも男の子って話もあるよね?
アルル:・・・さぁてどうなんでしょうか・・・
チチーナ:手っ取り早く確認する方法があるわっ!アンタ脱ぎなさい!
アルル:ちょちょっと待ってください〜
チチーナ:脱ぐのよ!今すぐに、私が服を引っ剥がしてあげるわ!
アルル:だ、ダメです。チチーナさん、スボンから手を放してくださいー。ドローネさんも助けて
ドローネ:・・・わくわく
アルル:だぁーめー
2
ドローネは途方に暮れていた。
そもそも、言い出したのはチチーナだった。確かに、それに安易に同調した自分の責任も全く無いとは言い切れないのだが。
ドローネは今日何回目かわからない溜息を吐いた。まだ日さえ昇らぬと言うのに。深い溜息は、となりの同行者にも聞こえているだろう。
「やーねぇ気にしちゃダメよ」
チチーナがドローネの肩を叩く。鬱蒼とした木々が絡む下で、ドローネの声が響く。
「気にならないわけないでしょう!だいたい近道をしようと言ったのはチチーナさんじゃないですか!」
「…いや、でも、ドローネも賛成したじゃない」
深い深いダンシネインの森で二人は遭難していた。
ドローネは始めエルシアの港町を目指していた。街道を徒歩で進んでいた。順調にいけば三日とかかるまい。
(そう、そこまでは良かった。別に何の問題もなかったのよ)
今、ドローネは生い茂る森の中を微かに差し込む朝日の光を頼りに突き進んでいた。小さな木々の枝が肌を引っかき小さな傷ができる。露出の高いチチーナは傷だらけになってしまっていた。
街道はダンシネインの森を大きく迂回するコースを取っていた。そこでチチーナが言ったのだ。
「ダンシネインの森を突っ切った方が早いんじゃない?」
その一言が全ての始まりだった。
そうして、早くも三日、街道を進んでいればとうにエルシアに着いているだろう頃に、二人はダンシネインの森の何処かに居るのである。
「はぁ、先が思い遣られるわねぇ」
人ごとのように言うチチーナを斬り倒したい衝動を抑え、ドローネは北へ向かう。そうすればいつかエルシアの方へと抜けられるだろうと思って。
「ん?」
チチーナが何かに気が付いて立ち止まった。ドローネも遅れて、目の前に何かいるのがわかった。
「クラゲ?」
ドローネの初めて見る生き物だった。白い透明なクラゲがふわふわと浮いている。森の中であるので、小動物の類はそこそこ見受けられたが、よくわからない生き物は初めてである。ドローネは同行者に聞いてみる。
「あれ、何かしら」
「クラゲよ」
(そんなことは見れば解るんですが…)
ドローネはすんでところで口まで出てきた言葉を飲み込み、クラゲの方を見やった。クラゲはふわふわと少しずつ近づいてくるではないか。
その大きさは、背の高いチチーナよりも大きく、小柄なドローネの倍はあろうかというほどであった。それは森の木々を避けながら、器用にこちらに近づいてきた。同時にチチーナが槍を構えているのが見えた。
「…あれは肉食動物よ」
「ひゃー」
クラゲとの戦いは死闘を極めた。チチーナが得意とする槍は狭い森ではその真価を発揮できず、ドローネは自分の意識にまだ体がついて行かない。クラゲはそんな二人の獲物を糧とする為に、触手を伸ばし二人を絡め取ろうとする。
ひゅん
風切音と共に矢が飛んできて、クラゲに突き刺さる。チチーナは触手を薙ぎ払い、矢の飛んできた方を視線をやると、木の上に弓矢を構えた背の低いエルフの姿が見えた。チチーナにはそのエルフに見覚えがあった。
「アルル!丁度いいわ、助けて〜」
チチーナは、そのエルフに助けを求める。歴戦の勇者二人がクラゲに苦戦するとはなんとも嘆かわしい状況ではあったが、この丘クラゲ、なかなか手強い存在でもあった。
助けを求められたアルルは弓に矢を三本同時につがえると、それをクラゲに向けて放った。そのうち二本の矢は風を切りクラゲに突き刺さる。クラゲが悲鳴なのか、くぐもった呻き声をあげる。残った一本はクラゲを逸れて、ドローネの左肩に命中した。クラゲと同じく悲鳴をあげるドローネ。
「ありゃ、失敗失敗。えへっ」
「えへっで済まさないで…」
ドローネの抗議をよそに、クラゲは新たな強敵の出現を感じ取り、アルルの方へと触手を伸ばす。
「きゃ」
触手から逃れようとして、アルルは木から落ちた。
どすんという大きな音が森に派手に響く。
「あー役立たずだわ」
チチーナは再び槍を構えた。ドローネも左肩を押さえながら、同じ意見であった。
その後、チチーナの奮戦もあり、クラゲはなんとか撃退された。しかし、ドローネは肩に手痛い傷を負ってしまった。
「ご、ごめんなさいねぇ」
アルルが両手を合わせている。ここまで弓を扱うのが下手なエルフが存在しても許されるのだろうかとドローネもチチーナも思っていた。
「と、ところでこんな所で何をしているの?」
アルルが言った。
「「遭難」」
森の住人たるエルフの道案内を受け、二人は三日と半日ぶりに森を出た。森を抜けた二人の目に飛び込んできたのは、ベング高地であった。ベング高地はダンシネインの森の南側に広がるだだっ広い丘である。エルシアとはダンシネインを挟んで真逆に位置する。
「ねぇアルル。私たちはエルシアに向かってたんだけど、森の反対側に出ちゃったんだねぇ」
チチーネが言った。
ドローネにはもはや、何かを言うだけの気力は残っていなかった。
終了後の座談会
チチーナ:はーい、今日はここまで〜
ドローネ:・・・痛い。
アルル:ごめんねー、まあ別に死ななかったんだから気にしないで
ドローネ:死んだら、この話も終わっちゃうんですが
チチーナ:まあ、いいじゃん。長い旅なんだからいろいろあるわよ
ドローネ:もとは言えばチチーナさんのせいじゃないですか〜
チチーナ:・・・まあ、気にしすぎないことよ。ハゲるわよ
チチーナ:ところで、アルルって女の子?男の子?
アルル:さて、なんのことやら?
ドローネ:絵は女の子っぽい気もするけど
チチーナ:でも男の子って話もあるよね?
アルル:・・・さぁてどうなんでしょうか・・・
チチーナ:手っ取り早く確認する方法があるわっ!アンタ脱ぎなさい!
アルル:ちょちょっと待ってください〜
チチーナ:脱ぐのよ!今すぐに、私が服を引っ剥がしてあげるわ!
アルル:だ、ダメです。チチーナさん、スボンから手を放してくださいー。ドローネさんも助けて
ドローネ:・・・わくわく
アルル:だぁーめー
夕輝と闇の妹
2006年8月1日 ShortStory コメント (3)【闇の妹-モンスターメーカー】
"覚醒"
そこは、何処かの海岸であった。
彼女は目覚めの微睡みに半刻ほど囚われていたが、少しずつ彼女の本来の記憶が蘇ってきた。真夜中だろう闇に包まれ、星の輝きと月明かりだけが、彼女を照らしている。
手元には彼女の剣があり、夜の闇の中で暗く煌々と輝いていた。夜の暗さより、なお闇深き業を背負いし魔剣は、永い時間を経てもその輝きを失うことは無かった。
「…闇の色は夜の黒とは違うのね」
彼女は呟いた。
彼女が此処に居るということは、このウルフレンドの地に光と闇の均衡が取り戻されたということ。そして、それは再び戦いの始まりである。
目覚めたばかりの彼女には、重すぎる使命が課せられていた。闇夜に生きる暗き者といえど、少女の面影を残す彼女の小さな背には闇の軍団を背負う大役は大きすぎる。
記憶の狭間を流離う微睡みの中で、赤き魔女の姿を映した闇が彼女に囁く。声ならぬ声が彼女の頭に流れ込み、闇の使命を伝える。闇の軍団として、彼女にはなすべきことがある。激しい圧力と闇の重みが去ったあとには何も残っていない。かすかに、残るは暗き闇の残り香のみ…
ドローネは今、リザレクションを授かったのである。
赤き魔女の幻影は、彼女に多くを伝えたわけではなかったが、闇の軍団が今置かれている状況はドローネにもわかった。彼女の姉たちはもはや復活を果たし、それぞれの道を歩んでいる。闇の繁栄のための道を。
ドローネもまた、闇のために進まねばならぬ道が与えられたのだ。
闇のため、姉たちのため、赤き主人のためにドローネは立ち上がった。
そんなドローネのもとに一人の女性が歩み寄ってきた。不覚にも、ドローネはその気配に気がつけずに接近を許した。ドローネが、記憶の狭間から還ってきた混乱の中、目覚めきっていなかったことも原因ではあるが、相手もまた、気配を絶つことなど造作もない達人であった。
現れた人影は黒い長い髪を靡かせ、東洋の衣に身をつつみ、一つの槍を掲げた女性、チチーナそのひとであった。
ドローネは手元の魔剣を構えた。
「なにをしにきたの?」
ドローネが構えを崩さずに口を開ける。槍の名手チチーナの名前はドローネの記憶にも焼き付いている。手加減のできる相手ではない。むしろ、目覚めたてのおぼろげな技術では、不利であり、まともにやり合える相手ではなかった。
しかし、チチーナに敵対する意志は無く、彼女は穏やかな口調で答えた。
「あなたの元に来たのよ」
「闇に力を貸してくれるというの?」
その問いにチチーナは黒い髪を掻き上げ、真剣な眼差しで答える。
「私は今、歴史の傍観者にすぎない。今は、あなたの元で歴史を見るさだめ」
ドローネしかり、このウルフレンドでは全ての存在がなんらかの宿命を背負う。チチーナは歴史の見ることを運命づけられているのだ。ドローネが闇を背負うように。
「わかったわ。これからよろしくね」
ドローネは魔剣を鞘に戻し、チチーナに右手を差し出す。そして、チチーナが差し出した右手を強く握りしめた。
過去には、違う勢力に分かれ刃を交えたこともある。また別の時には、肩を並べて戦友となったことも。彼女が頼れる存在であることは、ドローネはよく知っている。
チチーナもまた、ドローネの右手を握りながら言った。
「こちらこそよろしく。あなたの旅は苦しいものになるわ。今のウルフレンドでは、お世辞にも闇の軍団は強くない。いや、いまや、闇さえも、もっと昏き闇に飲み込まれようとしている…」
チチーナの言葉を遮り、ドローネの口から自然に言葉が出る。
「ベイオエント…」
その名前さえも暗く、その響きさえ不快に満ちた名。口にするだけで禍を呼び、不幸を撒く存在。
「そうね。この荒れたウルフレンドに光が差すとしたら・・・おっと、ごめんなさいね、闇が再び勢力を取り戻すには、ディオシェリルの力が不可欠よ」
「わかってるわ。私は闇の軍団よ。与えられた使命は全うする」
ドローネは砂地を踏みしめ、拳を握りしめ決意を固める。深き闇の業に負けぬ強い心が彼女を満たし、夜の闇の中へ彼女を押し進める。
「まずは、イフィーヌたちを探さなきゃね」
チチーナの言葉に、ドローネは小さく肯いた。使命を果たすうえでも、愛する姉たちは必ず力になってくれるだろう。
そして、今再び、光の中に闇が一筋差し込んだ。ドローネは、チチーナとともに新たな一歩を踏み出した。
終了後の座談会
チチーナ:はーい、というわけで、ここに
ドローネ:闇の妹"覚醒"(リメイク版)をお贈りいたしまーす。
チチーナ:ま、始まったばっかだし、語ることなんて何もないのよね〜
ドローネ:うん。とりあえず、姉さま達を探さなくっちゃ
チチーナ:っていうか、私ってイマイチ知名度低いのよねー
ドローネ:チチーナさんは初代カードゲームからの参加なのにね
チチーナ:そうなのよ、だいたい私、五番目に強いのよ。アレじゃ
ドローネ:ガンダウルフさん、アルシャルクさん、ディアーネさん、タムローンさん、で
チチーナ:そう。次が私なんだけど。上四人は超有名人じゃない?
でも、私はなんか・・・
ドローネ:まあ、落ち込まないでください・・・
チチーナ:きぃぃぃ。アンタだって、私より有名人じゃないのッ
ドローネ:あわわわわ、落ち着いて〜
"覚醒"
そこは、何処かの海岸であった。
彼女は目覚めの微睡みに半刻ほど囚われていたが、少しずつ彼女の本来の記憶が蘇ってきた。真夜中だろう闇に包まれ、星の輝きと月明かりだけが、彼女を照らしている。
手元には彼女の剣があり、夜の闇の中で暗く煌々と輝いていた。夜の暗さより、なお闇深き業を背負いし魔剣は、永い時間を経てもその輝きを失うことは無かった。
「…闇の色は夜の黒とは違うのね」
彼女は呟いた。
彼女が此処に居るということは、このウルフレンドの地に光と闇の均衡が取り戻されたということ。そして、それは再び戦いの始まりである。
目覚めたばかりの彼女には、重すぎる使命が課せられていた。闇夜に生きる暗き者といえど、少女の面影を残す彼女の小さな背には闇の軍団を背負う大役は大きすぎる。
記憶の狭間を流離う微睡みの中で、赤き魔女の姿を映した闇が彼女に囁く。声ならぬ声が彼女の頭に流れ込み、闇の使命を伝える。闇の軍団として、彼女にはなすべきことがある。激しい圧力と闇の重みが去ったあとには何も残っていない。かすかに、残るは暗き闇の残り香のみ…
ドローネは今、リザレクションを授かったのである。
赤き魔女の幻影は、彼女に多くを伝えたわけではなかったが、闇の軍団が今置かれている状況はドローネにもわかった。彼女の姉たちはもはや復活を果たし、それぞれの道を歩んでいる。闇の繁栄のための道を。
ドローネもまた、闇のために進まねばならぬ道が与えられたのだ。
闇のため、姉たちのため、赤き主人のためにドローネは立ち上がった。
そんなドローネのもとに一人の女性が歩み寄ってきた。不覚にも、ドローネはその気配に気がつけずに接近を許した。ドローネが、記憶の狭間から還ってきた混乱の中、目覚めきっていなかったことも原因ではあるが、相手もまた、気配を絶つことなど造作もない達人であった。
現れた人影は黒い長い髪を靡かせ、東洋の衣に身をつつみ、一つの槍を掲げた女性、チチーナそのひとであった。
ドローネは手元の魔剣を構えた。
「なにをしにきたの?」
ドローネが構えを崩さずに口を開ける。槍の名手チチーナの名前はドローネの記憶にも焼き付いている。手加減のできる相手ではない。むしろ、目覚めたてのおぼろげな技術では、不利であり、まともにやり合える相手ではなかった。
しかし、チチーナに敵対する意志は無く、彼女は穏やかな口調で答えた。
「あなたの元に来たのよ」
「闇に力を貸してくれるというの?」
その問いにチチーナは黒い髪を掻き上げ、真剣な眼差しで答える。
「私は今、歴史の傍観者にすぎない。今は、あなたの元で歴史を見るさだめ」
ドローネしかり、このウルフレンドでは全ての存在がなんらかの宿命を背負う。チチーナは歴史の見ることを運命づけられているのだ。ドローネが闇を背負うように。
「わかったわ。これからよろしくね」
ドローネは魔剣を鞘に戻し、チチーナに右手を差し出す。そして、チチーナが差し出した右手を強く握りしめた。
過去には、違う勢力に分かれ刃を交えたこともある。また別の時には、肩を並べて戦友となったことも。彼女が頼れる存在であることは、ドローネはよく知っている。
チチーナもまた、ドローネの右手を握りながら言った。
「こちらこそよろしく。あなたの旅は苦しいものになるわ。今のウルフレンドでは、お世辞にも闇の軍団は強くない。いや、いまや、闇さえも、もっと昏き闇に飲み込まれようとしている…」
チチーナの言葉を遮り、ドローネの口から自然に言葉が出る。
「ベイオエント…」
その名前さえも暗く、その響きさえ不快に満ちた名。口にするだけで禍を呼び、不幸を撒く存在。
「そうね。この荒れたウルフレンドに光が差すとしたら・・・おっと、ごめんなさいね、闇が再び勢力を取り戻すには、ディオシェリルの力が不可欠よ」
「わかってるわ。私は闇の軍団よ。与えられた使命は全うする」
ドローネは砂地を踏みしめ、拳を握りしめ決意を固める。深き闇の業に負けぬ強い心が彼女を満たし、夜の闇の中へ彼女を押し進める。
「まずは、イフィーヌたちを探さなきゃね」
チチーナの言葉に、ドローネは小さく肯いた。使命を果たすうえでも、愛する姉たちは必ず力になってくれるだろう。
そして、今再び、光の中に闇が一筋差し込んだ。ドローネは、チチーナとともに新たな一歩を踏み出した。
終了後の座談会
チチーナ:はーい、というわけで、ここに
ドローネ:闇の妹"覚醒"(リメイク版)をお贈りいたしまーす。
チチーナ:ま、始まったばっかだし、語ることなんて何もないのよね〜
ドローネ:うん。とりあえず、姉さま達を探さなくっちゃ
チチーナ:っていうか、私ってイマイチ知名度低いのよねー
ドローネ:チチーナさんは初代カードゲームからの参加なのにね
チチーナ:そうなのよ、だいたい私、五番目に強いのよ。アレじゃ
ドローネ:ガンダウルフさん、アルシャルクさん、ディアーネさん、タムローンさん、で
チチーナ:そう。次が私なんだけど。上四人は超有名人じゃない?
でも、私はなんか・・・
ドローネ:まあ、落ち込まないでください・・・
チチーナ:きぃぃぃ。アンタだって、私より有名人じゃないのッ
ドローネ:あわわわわ、落ち着いて〜
夕輝と人という字は、
2006年7月31日 日常+α(・人・)
>挨拶
日月は、ぬぼーっと過ごしてました。
明日から八月らしいです。
けッ
夏休みとかある人は死んでしまえば良いと思います。
ただでさえ暑いのに。
データ入力作業なんか、やってられるかゴルァ
(ノ ゜Д゜)ノ ==== ┻━┻
幸せな人間は皆居なくなってしまえば良いと思います。
ただでさえ暑いのに。
データの型、オカシイんだよ!
こんなのプログラムに乗るかゴルァ
(ノ ゜Д゜)ノ ==== ┻━┻
世の中みんなニートになってしまえば良いと思います。
>挨拶
日月は、ぬぼーっと過ごしてました。
明日から八月らしいです。
けッ
夏休みとかある人は死んでしまえば良いと思います。
ただでさえ暑いのに。
データ入力作業なんか、やってられるかゴルァ
(ノ ゜Д゜)ノ ==== ┻━┻
幸せな人間は皆居なくなってしまえば良いと思います。
ただでさえ暑いのに。
データの型、オカシイんだよ!
こんなのプログラムに乗るかゴルァ
(ノ ゜Д゜)ノ ==== ┻━┻
世の中みんなニートになってしまえば良いと思います。
夕輝とフラックに囓られた
2006年7月30日 日常+αISBN:4775304801 単行本 静川 龍宗 新紀元社 2006/07/07 ¥1,365
これ買った。
動機としては、
これでも人よりはこっちの知識はあるのは間違いないんだけど、
自慢できるほどでも無いわけで、
今後のために、より知識を深める必要が有ろうと判断したからである。
吸血鬼に関する論文のひとつかふたつくらいは書けるようにしたいところ。
まあ、天使と悪魔についてなら書けるぞ。夕輝の知識量を舐めんなッて感じぃ。
で、買ったわけだが、
少し読み進めたが、
なんていうか、
いや、まあ分かり易いっぽいのは良いと思うし、
初心者(何の?)には向いてると思うし、
なんていうか、はははは。
まあ、全くの無駄では全然無かったので良しとしよう。
【野望】
連番とバラ、それぞれ10枚ずつ購入。
当たったら、Xbox360買うー
そんなカネでも無いと買う気にならんからな!
【DESCENT:JOURNEYS IN THE DARK】
なんか10月にエキスパンション発売とかわけわかめ。
アメリカ人め
また、デカい箱(DESCENT:JinDの半分くらいっぽい)で創りやがって
【東方】
久しぶりに永夜抄やったら、うどんげに返り討ち。
久しぶりにヘタレで無いうどんどを見た!!!
【メタルサーガ】
オーバーロード撃墜!
ハンター37
メグ(メカニック)35
ポチ(犬)36(Hp3132)
イリット(Rウルフ)
シャシー:RウルフMkII(耐久↑3500、守備↑130
エンジン:V100コング
Cユニット:ソロモン3
大砲:サウルス砲(攻撃↑999、弾倉↑79、耐久↓2000、守備↓100、30t
機銃:サンダーストーム(攻撃↑400
S-E:レーンサイクロン(攻撃↑770
S-E:レーザーゴーゴン(耐久↑300、守備↑30
ステルスコート
アースチェイン
【FFXI】
改善してほしいって言葉を聞くことがあるけど、
この言葉って可笑しくね?
この言葉が発せられるほとんどの場合において
基準が自分なんだよね?
まるで、ゲームしてるのは自分だけ、みたいな。
もちろん発言してる側はそんなこと思っちゃ居ないと思うよ。
どんなことを思ってるかと言うと、
自分がこうだから、みんなもこうだ。
文章にすると鼻で笑ってしまいそうだけど、
これが現実。多くの人が自分が大多数になった気でいる。
それを見つめ直せる機会があれば、そうした方が良いと思う。
そう、この言葉でさえ、
自分の意見が大多数であるという前提に基づいているのが、
なんともいえん。ククク
【じじ】
日経の出したあのメモの話。
夕輝的結論
メモは本物。
靖国参拝を快く思っていない日経が
タイミング見計らって蔵出し。
そんな感じ。
靖国の是非は関係なく、
参拝すれば、対中経済が悪化するのは、もはや自然の摂理
日経はそれが一番面白くない。
そんな背景を幻視した。
やっつぁっつぁぱれびっぱれらんらんびっぱりりんらんぴちたんるんらーりぴたりるんらーるっぱりるぴらんこれかんろっかやきりかんぐー。まっちゃっちゃーやりびだりりんらびりちたんりんらんでんらんどーあばりっかったーばりっぱりーばりびりびりびりすてんてんどんどんやばりんらすてんらんてんやろーわらぶどぅぶどぅぶどぅぶどぅぶどぅーやぶー、わでぃーだんりんらんせんらんどぶだけだげだげどぅーどぅーでーやどー。>挨拶
何年ぶりだろうかの、この手の文庫本。
別にこれが格段に素晴らしいとか聞いて買ったわけでなく
なんとなく。
内容は、まあ好きずきなんじゃないの?
悪くは無いと思う。>挨拶
夕輝は妖怪系好きだから問題ない。
【WiiとPS3】
とりあえずPS3は転けるだろうなーってのは一般的な意見として、
PS3に巻き返す機会はあるか?というのが問題。
まあ、今回はめんどくさくなったので論議無し。
Wiiの値段と発売日はまだ未定(未発表では無く本当に未定)らしいよ。
値段は19800〜25000ぐらいで、早ければ10/2じゃないかな。
一部のFCやSFCのソフトをダウンロード(or何か別のカタチ)で
プレイできるという話もあるけど、
ラインナップは、任天堂(+a)から出たものに限られる可能性も。
別にこれが格段に素晴らしいとか聞いて買ったわけでなく
なんとなく。
内容は、まあ好きずきなんじゃないの?
悪くは無いと思う。>挨拶
夕輝は妖怪系好きだから問題ない。
【WiiとPS3】
とりあえずPS3は転けるだろうなーってのは一般的な意見として、
PS3に巻き返す機会はあるか?というのが問題。
まあ、今回はめんどくさくなったので論議無し。
Wiiの値段と発売日はまだ未定(未発表では無く本当に未定)らしいよ。
値段は19800〜25000ぐらいで、早ければ10/2じゃないかな。
一部のFCやSFCのソフトをダウンロード(or何か別のカタチ)で
プレイできるという話もあるけど、
ラインナップは、任天堂(+a)から出たものに限られる可能性も。
夕輝と夢を信じて生きていけばいいさ、と
2006年7月28日 日常+α億はムリとしても1000万くらい当たると思うんです。
そろそろ当たっても良いと思うんですよ。>挨拶
1000万当たったらね、
とりあえず、札束で誰かの頬を引っぱたきたい。
【欲しいものリスト】
・時間
・若さ
・やる気
【FFXI】
ビシージでレベルアップ!
というか直前にレベルダウンしたから、参加してみただけのこと。
そろそろ当たっても良いと思うんですよ。>挨拶
1000万当たったらね、
【欲しいものリスト】
・時間
・若さ
・やる気
【FFXI】
ビシージでレベルアップ!
というか直前にレベルダウンしたから、参加してみただけのこと。