夕輝とカードは紙切れだよ。
2009年10月21日 日常+α
エグゼクターに乗った、最も無能な提督であるオゼル。
【カードゲーム】
カードとは紙切れである。
ただ単に絵と字が印刷されているに過ぎない。
◆
私は、中学生のころからカードゲームと出会い
今まで十年以上の年月を共にしてきた。
ものを捨てられない私の性格上、
家には大量の紙切れが存在している。
思うに君が想像する枚数の倍ぐらいはあるだろうか。
枚数など数えていない。数えるときの単位はリットルだ。
全て紙切れだ。動かすときなど重くて仕方ない。
MTGやモンコレ、SWCCGにリーフファイト
スクランブルギャザーや央華封神、
アクエリアンエイジにカオスギアなんてのもあったな。
MTGとかはともかく、既に"終わってしまった"SWCCGのカードには
価値なんて無い。ゼロだ。産業廃棄物だ。
私の持つ、JediKnight,LukeSkywalkerなんて紙切れだ。
紆余曲折合って集まった3枚の最強のジェダイナイトなんて紙切れだ。
手に入れるのに5万ぐらいかかってるはずなのにな。
(当時、既に日本ではほとんどプレイされておらず、
シングルはおろか普通のパックでさえ並行輸入であり
特定のレアカードが欲しいときは輸入したボックスを
剥くしかなかった)
◆
それらの輝かしいカードたちは私の部屋の片隅でずっと眠っている。
それはその役割を終えたからだ。
結局、世の中の全ての形あるものには価値がない。
価値があるのは形のないものであり、
その形無いものを手に入れるために形あるものがあるのである。
◆
カードは紙切れだよ。今は大事で価値もあるかもしれないけど
BlackLotusじゃあるまいし
十年後には無価値になっている。
その事実だけは認識しておいた方が良い。
だから、手に入れるべきはカードじゃない。
カードを使って得られる何かである。
十年後にカードがかみ切れとなり無価値となったときに
そのカードを眺めて、ああプレイしてて良かったと思えるかどうか。
それが分岐点だよ。
何万もの実弾を投入して剥いたパックからは
パルパタイン皇帝は結局得られなかったが
代わりに得られた三枚の最強のジェダイと
それによってつかみ取った六位は身に余る栄誉。
・・・久しぶりにSWCCGのカード整理してファイリングでもしてみようかな。
