えーとなんていうかね。
夕輝はラブホ好きなんです>挨拶
 
 
 
いろんなところがあってワクワクしませんか?
唯一の欠点は相手がいないと入れないことだナ。

【FFXI】

ジョブバランスとやらについて。
 
 
 
まあ各所で議論されている内容であるが、
(その中身が薄い濃い、あるいは煽りやネタである場合も多いが)

とりあえず、似非デザイナー観点からの
真面目に考えてみることにする。

そうすれば、ジョブバランスという考え方自体が
全くのナンセンスであることに気が付くだろう。

なぜなら、ジョブというものが何故存在するか
という部分を掘り下げていくことで
その第一の結論は容易に導くことができる。

ジョブが存在する理由は、
確かに過去FFをみれば
ジョブチェンジシステムというのは骨太の中心であるように感じるが、
実際にジョブチェンジが機能していたのは
実はVまでである。それ以降はジョブという概念は身を潜めている。

にも関わらずなぜジョブというシステムを引っ張り出してきたのかを
推考しなければならない。

例えば、Xのスフィア盤みたいな成長システムでも問題は無いわけだ。
にもかかわらずなぜジョブか。

スフィア盤やFFIIの熟練度システム、
あるいはVIの魔石システムなどと
ジョブチェンジシステムの違いは何か。

それは、"完全に極めることが出来ない"だ。
魔石では、結局全ての魔法を習得できる。
スフィア盤も全周巡れば完璧超人ができあがる。

しかし、ジョブは複数の中から一つをマスターすることはできるが、
例えば、白魔導師を選んでいれば、
どれほどに修行を積んでもフレアは使えるようにはならない。

これが意味することは、

プレイヤー間で差異がでるのが基礎概念である、ということだ。
この時点で、バランス則ち平等であるから少し離れることになる。

ジョブシステムの導入が決められた時点で
プレイヤー間に差異を生まれることは容認されていると述べたが

バランスとは何かを論じることは避けるが、
要は平等に活躍できれば良いということなのだろう。

それは無理である。
差異がある以上、適不適が生まれるということ。
適不適はそのまま活躍度に影響するのは考えるまでもない。

しかし、ジョブバランスをナンセンスだと言い放つには
やや弱い気がするかもしれない。

第二の理由は、ジョブが簡単にチェンジできるという性質である。
つまり、望めばすぐにジョブを換えることができる。
前述のとおり、適不適が発生するわけで
状況に適したジョブを選択できるという選択が与えられる以上、
その時点でバランスを敢えて取る必要も無い。

最初に選択したジョブが固定であるならば
この言は暴言に過ぎないが、そうで無い以上
冒険者は選択できる。適したジョブを選ぶこともできるし、
敢えて不適なジョブを選ぶこともできる。

バランスという言葉の本質を考え論議することは
それ自身は有意義である。
しかし、それは主観で論じてはいけない。
客観的に判断することが肝要だ。
そして、それはプレイヤーには無理なのだ。
自身のキャラクターに思い入れを持たないプレイヤーなど
この世に存在しない。存在してはいけない。

結果、ジョブバランスはプレイヤーがその言葉を
発することがナンセンスになってしまう。
 
 
 
 
 
しかし、FFXIがいくつかの点で重大な問題を
抱えていることもまた事実である。

強すぎるアビリティが存在する。
 
 
 
挑発とケアル(とハイポ)である。
 
 
 
空蝉の術は確かに強いが強すぎるアビリティでは無い。
それは後述するとして、
 
 
挑発が強い理由を考えて欲しい。

それは、コストフリーであるのだ。
Mpも触媒も必要としない。
さらに即時性がある。リキャストも短い。
そして、その効果は言うまでもない。

もし、バランスを論じるならこのアビリティを見直す必要がある。
空蝉の術より先にこちらである。
 
 
ケアルが強い理由は何であろうか。
こちらはコストフリーでは無いが、
極めて強力な即時性がある。
キャストが短すぎるのだ。
さらにリキャストも短い。
しかも、一度に定量回復する。

この魔法があるが故に数多くの漂白時代が生まれた。
この魔法こそリキャストが1分でも良いぐらいだ。
 
 
 
では、空蝉の術:弐についても考えよう。

どうしてこの魔法(忍術)が強いと感じるか、
それは唯一的であるからである。
他に同等の効果をもたらすアビリティが存在しない。
ブリンクとは全然別物であるのは言うまでもない。
不確定と確定の差はマリアナ海溝より深い。

しかし強すぎない。なぜか。
挑発やケアルと比べて欲しい。

つまり、即時性が無い。
キャストも長くはないが長い。
リキャストだって普通にある。

もちろんそれでも完全回避であり
強いのは事実であるが、
それは、実はナイトも同じである。
ケアルで回復できるわけであるのだから。
(Mpの問題が残るが此処では割愛する)
 
 
 
ジョブバランスの話に戻るが、
なぜ強すぎるアビリティについて語ったかと言うと、
戦士と白(赤)がこれらのアビリティを持っているわけだが、
他のジョブにこれほど強いアビリティは備わってはいない。

故に不公平感が生まれるのである。
これがジョブバランスを叫ばせる根本であることを
理解しなくてはならない。

では、全ての前衛系のジョブに
挑発のアビリティを与えれば良いのか。
 
 
答えは否である。
それは、ジョブバランスがナンセンスであるという理由の第一項で
述べたように、ジョブの概念は差異を生むためのものであるからだ。
 
 
つまり、ジョブの概念とバランスは全く正反対のものと
認識すべきであるのだ。

さらに、このバランスがナンセンスであるということを
加速しているのが、インターネットの情報氾濫である。

多くの人間が、インターネットで情報を得ている。
それは良い。

しかし、それらの多くは、情報が正しいか間違っているか、
あるいは閲覧者に錯誤を与えるための情報かを
確かめる術が無い。

それは、ジョブ毎への認識のズレを生む。
それでバランスを語ろうなど片腹痛いのではないか。

例えば竜騎士である。
竜剣が導入される以前でも、
彼は頗る強かった。それを周りが知らないだけであったのだ。
小竜が墜ちると能力が7掛けになってしまうので、
それを避けねばならないが、それを避ければ
前衛の中で恒常削りはナンバーワンである。
(一般的な話に限る。骨相手でモンクに勝てるわけは無い)

ただ人々は、ネットの情報に踊らされてか、
あるいは、小竜が墜ちるのを避けるのが面倒くさいかの理由で
彼を孤高の男にしてしまった。
 
 
バランスの話をするのであるとするならば、
元々強いリューサンがさらに強くなるのは
バランスを崩す行為であるはずだ。

しかし、これに関して異論を唱える者は実に少ない。
今や小竜が墜ちないリューサンは名実共に
削りではナンバーワンの座に着くだろう。
 
 
つまり、本質的なバランスなど誰も求めてはいないのである。
主観的な、或いは自己贔屓的な観点で
ジョブバランスを語っているに過ぎない。

そういう意味でもジョブバランスはナンセンスであるのである。
 
 
 
もし、本当にジョブバランスを議論するのであれば、
議論したいのであれば、
大局的な観点で物事を見て、考え、
実のある議論にすべきである。

それができない時点で、
少なくとも、開発陣より有意義な議論には発展しないのは明白である。

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