夕輝と隣の客はよく客喰う客だ
2005年10月22日 日常+αおにいさん、それはマズいですよ>挨拶
喰うの意味がどっちでもマズいですよ。
【東方月昂覇】
捕捉されちまったい。
もう無かったことにできなくなるなぁ
で、制作は
乳として、いや遅々として進まず。
問題が2つあって
今回も前回のような感じなのだが
咲夜さんがプレイヤーパーティーにいるわけなんですが
今回は、敵役としてレミリアが登場する予定なのです。
問題はソコで、
どう考えても、どんな状況でも咲夜さんは
お嬢様にナイフ向けたりはせんでしょう?
かといってレミリア戦の時だけ、咲夜さんをパーティーから外すと
それまで咲夜さんを使ってきた人にいろいろと悪いし
難しい・・・
A.ゲームだと割り切って、素直に戦わせる。
まあコレが一番簡単。問題を無かったことにするっつー選択
B.レミリアを敵側に出さないようなストーリーを組む
ぶっちゃけ、ストーリーのプロットはほとんど完成してるだけに
今から書き直すと、いろいろと問題が・・・タイトルとか。
C.またコピーネタを使う
そうなったらオシマイですよ。
ぶっちゃけ選択肢が無いに等しい。
で、もうひとつ問題があって
今回、ボス戦で敵側がスペルカードを発動させるって企画がある。
実はこの企画自体はほぼ完成したんだ。
でもな、ちょっとイマイチかもしれんのだ。
既に根底から覆されるような問題が山積する中で
夕輝は今日も花映塚に精を出しています。
いや、最近ちょっと忙しいから手が回ってないのが本当のところ。
【花映塚】
魔理沙のハードがクリアできないのはナゼだ!
坊やだからさ。
なんとなく各キャラ雑感(第一回)。
・霊夢
総合:強い
主人公の肩書きは伊達ではないといったところ。
相変わらず強くて、なにより使いやすい。
防御:強い
適当な自機速度と、とても速いチャージ速度
使いやすい吸霊もあり、さらに当たり判定が一回り小さい。
防御面は文句の付け所は無い。
言うならば、c1アタックの使い処の無さだが、
これでc1まで強かったら反則。
攻撃:強い
高レベルのc3アタックはとてもとてもキビシいです。
また、ボスアタックも強い部類に入ると思います。
exアタックは軌道が読みにくく、またデカいので
他と重なると途端に避けにくくなります。
・魔理沙
総合:強い
強いはずだが、全体的に攻撃的で防御は硬くないので
ある程度のスキルを要求される。
防御:普通
ゲージの増加速度が速いということはボムの数が多いということ。
自機速度はやや速く、チャージも遅めで使いにくさはあるが、
高性能の吸霊とc1アタックは魔理沙の心強い武器になる。
攻撃:とても強い
c2c3アタック共に直線的で単発では簡単に避けられるが、
他と被るとナナメゆえに途端に厳しくなる。
また高レベルc2c3は弾幕が濃いため被弾率も急上昇。
ボスアタックはやや弱いもののexアタックが強すぎて
ボスの弱さを補い、さらに余ります。
・咲夜さん
総合:普通
クセのある吸霊を使いこなすか否かが焦点。
チャージアタックは緊急回避のみと割り切るべき。
防御:普通
取り立てるほど特徴のない機体。吸霊は使いにくさが目立つが
慣れればどうということは無い。しかし自縛霊が留まるために
高度な使い方を要求される。
攻撃:普通
c2c3は重ねなければ攻撃には使えない。重ねても結構避けられる。
ボスもかなりおとなしく頼りない。
ただしexアタックは最強の部類に入る。
大きな当たり判定と予測しにくい出現で終盤はかなり手強い。
・妖夢
総合:強い
攻撃面に難があるため、堅さを活かした長期戦を挑むが吉か。
いずれにせよc1アタックを使えないと戦えない。
防御:とても強い
c1アタックの強さが全て。ゲージの溜まりは遅いが
c1はゲージ消費がないので連続して使っていける。
しかし、それ以外は意外に速い自機速度と遅すぎる吸霊展開という
二頭のじゃじゃ馬を乗りこなせるかどうか。
攻撃:普通
チャージアタック、exアタック共に地味。
辛うじてボスがそこそこ強いのが救い。
Exアタックは重なるとより一層邪魔。
・うどんげ
総合:やや弱い
ちょっと弱キャラ的な感じを受ける。
ただ霊夢並みにクセが全くないうえにc1が使えるので
練習機体としては丁度良いかもしれない。
防御:普通
吸霊はそこそこ使いやすく、チャージもそこそこ速い。
c1も使い勝手は悪くない。けど、どれも目を見張るようなものはない。
ある意味、とてもうどんげらしい。
攻撃:やや弱い
c2c3共に弾幕が薄く読みやすい。Exアタックは高速な機体には
やや有効だが、低速な機体にはイマイチ。ボスアタックも
他に比べて強いところは無い。
喰うの意味がどっちでもマズいですよ。
【東方月昂覇】
捕捉されちまったい。
で、制作は
乳として、いや遅々として進まず。
問題が2つあって
今回も前回のような感じなのだが
咲夜さんがプレイヤーパーティーにいるわけなんですが
今回は、敵役としてレミリアが登場する予定なのです。
問題はソコで、
どう考えても、どんな状況でも咲夜さんは
お嬢様にナイフ向けたりはせんでしょう?
かといってレミリア戦の時だけ、咲夜さんをパーティーから外すと
それまで咲夜さんを使ってきた人にいろいろと悪いし
難しい・・・
A.ゲームだと割り切って、素直に戦わせる。
まあコレが一番簡単。問題を無かったことにするっつー選択
B.レミリアを敵側に出さないようなストーリーを組む
ぶっちゃけ、ストーリーのプロットはほとんど完成してるだけに
今から書き直すと、いろいろと問題が・・・タイトルとか。
C.またコピーネタを使う
そうなったらオシマイですよ。
ぶっちゃけ選択肢が無いに等しい。
で、もうひとつ問題があって
今回、ボス戦で敵側がスペルカードを発動させるって企画がある。
実はこの企画自体はほぼ完成したんだ。
でもな、ちょっとイマイチかもしれんのだ。
既に根底から覆されるような問題が山積する中で
夕輝は今日も花映塚に精を出しています。
いや、最近ちょっと忙しいから手が回ってないのが本当のところ。
【花映塚】
魔理沙のハードがクリアできないのはナゼだ!
坊やだからさ。
なんとなく各キャラ雑感(第一回)。
・霊夢
総合:強い
主人公の肩書きは伊達ではないといったところ。
相変わらず強くて、なにより使いやすい。
防御:強い
適当な自機速度と、とても速いチャージ速度
使いやすい吸霊もあり、さらに当たり判定が一回り小さい。
防御面は文句の付け所は無い。
言うならば、c1アタックの使い処の無さだが、
これでc1まで強かったら反則。
攻撃:強い
高レベルのc3アタックはとてもとてもキビシいです。
また、ボスアタックも強い部類に入ると思います。
exアタックは軌道が読みにくく、またデカいので
他と重なると途端に避けにくくなります。
・魔理沙
総合:強い
強いはずだが、全体的に攻撃的で防御は硬くないので
ある程度のスキルを要求される。
防御:普通
ゲージの増加速度が速いということはボムの数が多いということ。
自機速度はやや速く、チャージも遅めで使いにくさはあるが、
高性能の吸霊とc1アタックは魔理沙の心強い武器になる。
攻撃:とても強い
c2c3アタック共に直線的で単発では簡単に避けられるが、
他と被るとナナメゆえに途端に厳しくなる。
また高レベルc2c3は弾幕が濃いため被弾率も急上昇。
ボスアタックはやや弱いもののexアタックが強すぎて
ボスの弱さを補い、さらに余ります。
・咲夜さん
総合:普通
クセのある吸霊を使いこなすか否かが焦点。
チャージアタックは緊急回避のみと割り切るべき。
防御:普通
取り立てるほど特徴のない機体。吸霊は使いにくさが目立つが
慣れればどうということは無い。しかし自縛霊が留まるために
高度な使い方を要求される。
攻撃:普通
c2c3は重ねなければ攻撃には使えない。重ねても結構避けられる。
ボスもかなりおとなしく頼りない。
ただしexアタックは最強の部類に入る。
大きな当たり判定と予測しにくい出現で終盤はかなり手強い。
・妖夢
総合:強い
攻撃面に難があるため、堅さを活かした長期戦を挑むが吉か。
いずれにせよc1アタックを使えないと戦えない。
防御:とても強い
c1アタックの強さが全て。ゲージの溜まりは遅いが
c1はゲージ消費がないので連続して使っていける。
しかし、それ以外は意外に速い自機速度と遅すぎる吸霊展開という
二頭のじゃじゃ馬を乗りこなせるかどうか。
攻撃:普通
チャージアタック、exアタック共に地味。
辛うじてボスがそこそこ強いのが救い。
Exアタックは重なるとより一層邪魔。
・うどんげ
総合:やや弱い
ちょっと弱キャラ的な感じを受ける。
ただ霊夢並みにクセが全くないうえにc1が使えるので
練習機体としては丁度良いかもしれない。
防御:普通
吸霊はそこそこ使いやすく、チャージもそこそこ速い。
c1も使い勝手は悪くない。けど、どれも目を見張るようなものはない。
ある意味、とてもうどんげらしい。
攻撃:やや弱い
c2c3共に弾幕が薄く読みやすい。Exアタックは高速な機体には
やや有効だが、低速な機体にはイマイチ。ボスアタックも
他に比べて強いところは無い。
夕輝とアリスの永い月夜の始まり
2005年10月22日 ShortStory【アリスの永い月夜の始まり−東方二次SS】
見上げると高い空に見事な満月が輝いていた。いつもは闇が支配している魔法使い達の森は重なり合う木々の合間から仄かに光が射し込み、幻想的な雰囲気さえ醸し出していた。一人の魔法使いが、宙を舞う人形と共に木々の根に足を捕られぬよう注意しながら、先を急いでいた。
七色の名を冠するこの魔法使いは決して力無き者では無かったが、今はただ急ぐことしかできなかった。彼女には時を完全に止める術は無かった。少しでも時の進みを遅らせ、そして自分が急ぐしかなかった。
月の光を浴びてなお薄暗い森を、彼女は一冊の魔導書を握りしめ、ひたすら進む。ほどなくして、一軒の家を見つけた。
ドンドンドン
彼女は一軒家に着くやいなや、真夜中であることを忘れたように激しくドアを叩いた。ドアを壊さんとする勢いにお付きの上海人形が驚く。
「なんだよ、こんな真夜中に、今寝ようとしたところだぜまったく」
不機嫌な声と共に一軒家の主人が姿を見せた。寝ようとしていた雰囲気など微塵も感じさせぬ黒と白の正装と編み上げた髪、あと帽子と箒があれば今にも飛び立てそうであった。どう考えても今から就寝するスタイルでは無かったが、人形遣いにはそんな些細なことはどうでもよかった。
「で、こんな真夜中に何のようだ?」
「貴方の力を貸して欲しいの」
彼女は息を切らしながら声を絞り出した。頭の中を嫌な予感が過ぎる。事態が事態とはいえ、このような夜更けに押し掛けられて歓ぶ人間など聞いたことも無い。彼女は相手の返答を聞く前に、言葉をやや荒げながらも続ける。
「対価は用意したわ」
そう言いながら、彼女は先ほどの魔導書を両手で握りしめ差し出した。秘蔵の一冊だ。ヴワル魔法図書館にも、この本は置いてないはずだった。
魔導書を差し出す手が震えているのが彼女自身にもわかった。自分より劣るだろう人間に助力を乞うのが悔しいのではない。自分の力が此度の変異に及ばないだろう事が悔しいのではない。月夜の異変とは全く関係のない事が、彼女の手を震えさせる。そこには、大いなる魔力を持った孤高の魔法使いではなく水に濡れた小鳥のような彼女が居た。
「・・・この時が止まりそうな夜を元に戻すのを手伝わせるのか?」
「いえ、それは私の力。手伝って欲しいのは月の事よ」
「ふん、何にせよ間に合って良かったな。今まさに飛び出そうとしていたところだ」
そういうと、魔理沙は帽子を手に取った。
アリスの顔が少しほころぶ。手の震えはもう止まった。
「・・・でも、どうして私に頼んだんだ?」
目の前の黒い帽子を被った魔法使いが問うた。
相変わらずだ。どうせわかってるのに、そんなにそれを私の口から言わせたいのだろうか。人形遣いは思案を巡らし、そして観念し口を開こうとした。しかし、それより刹那の時間だけ早く魔理沙が言葉を続ける。
「まあ、友達で大事なのは量より質さ」
そういうと、魔理沙は箒に跨り、アリスの横を綺羅星の如く駆け抜ける。あっという間に森の最も高い木より上の黒い空に飛び出した。アリスは慌てて、上海人形を引き掴んで跡を追って宙へ飛び出した。
「ま、待ちなさい!行き先わかってないんでしょ!」
・・・本当に嫌なヤツ。そんなこと自分で言うヤツなんか初めてだわ。
でも、何か胸が熱くなる。前が見えにくくなる。久しぶりの気持ち。人形遣いは悪い気はしなかった。ただ、目から頬に筋が付かないように、そっと目頭を拭う。次の瞬間に上海人形と目が合ったが何事もなかったように装って、アリスは夜空へ飛び出した。
見上げると高い空に見事な満月が輝いていた。いつもは闇が支配している魔法使い達の森は重なり合う木々の合間から仄かに光が射し込み、幻想的な雰囲気さえ醸し出していた。一人の魔法使いが、宙を舞う人形と共に木々の根に足を捕られぬよう注意しながら、先を急いでいた。
七色の名を冠するこの魔法使いは決して力無き者では無かったが、今はただ急ぐことしかできなかった。彼女には時を完全に止める術は無かった。少しでも時の進みを遅らせ、そして自分が急ぐしかなかった。
月の光を浴びてなお薄暗い森を、彼女は一冊の魔導書を握りしめ、ひたすら進む。ほどなくして、一軒の家を見つけた。
ドンドンドン
彼女は一軒家に着くやいなや、真夜中であることを忘れたように激しくドアを叩いた。ドアを壊さんとする勢いにお付きの上海人形が驚く。
「なんだよ、こんな真夜中に、今寝ようとしたところだぜまったく」
不機嫌な声と共に一軒家の主人が姿を見せた。寝ようとしていた雰囲気など微塵も感じさせぬ黒と白の正装と編み上げた髪、あと帽子と箒があれば今にも飛び立てそうであった。どう考えても今から就寝するスタイルでは無かったが、人形遣いにはそんな些細なことはどうでもよかった。
「で、こんな真夜中に何のようだ?」
「貴方の力を貸して欲しいの」
彼女は息を切らしながら声を絞り出した。頭の中を嫌な予感が過ぎる。事態が事態とはいえ、このような夜更けに押し掛けられて歓ぶ人間など聞いたことも無い。彼女は相手の返答を聞く前に、言葉をやや荒げながらも続ける。
「対価は用意したわ」
そう言いながら、彼女は先ほどの魔導書を両手で握りしめ差し出した。秘蔵の一冊だ。ヴワル魔法図書館にも、この本は置いてないはずだった。
魔導書を差し出す手が震えているのが彼女自身にもわかった。自分より劣るだろう人間に助力を乞うのが悔しいのではない。自分の力が此度の変異に及ばないだろう事が悔しいのではない。月夜の異変とは全く関係のない事が、彼女の手を震えさせる。そこには、大いなる魔力を持った孤高の魔法使いではなく水に濡れた小鳥のような彼女が居た。
「・・・この時が止まりそうな夜を元に戻すのを手伝わせるのか?」
「いえ、それは私の力。手伝って欲しいのは月の事よ」
「ふん、何にせよ間に合って良かったな。今まさに飛び出そうとしていたところだ」
そういうと、魔理沙は帽子を手に取った。
アリスの顔が少しほころぶ。手の震えはもう止まった。
「・・・でも、どうして私に頼んだんだ?」
目の前の黒い帽子を被った魔法使いが問うた。
相変わらずだ。どうせわかってるのに、そんなにそれを私の口から言わせたいのだろうか。人形遣いは思案を巡らし、そして観念し口を開こうとした。しかし、それより刹那の時間だけ早く魔理沙が言葉を続ける。
「まあ、友達で大事なのは量より質さ」
そういうと、魔理沙は箒に跨り、アリスの横を綺羅星の如く駆け抜ける。あっという間に森の最も高い木より上の黒い空に飛び出した。アリスは慌てて、上海人形を引き掴んで跡を追って宙へ飛び出した。
「ま、待ちなさい!行き先わかってないんでしょ!」
・・・本当に嫌なヤツ。そんなこと自分で言うヤツなんか初めてだわ。
でも、何か胸が熱くなる。前が見えにくくなる。久しぶりの気持ち。人形遣いは悪い気はしなかった。ただ、目から頬に筋が付かないように、そっと目頭を拭う。次の瞬間に上海人形と目が合ったが何事もなかったように装って、アリスは夜空へ飛び出した。