夕輝と銀の御輿金の御輿
流石だよな。
 
 
 
 

プリンターは大事な時に限って動かない>挨拶
 
 
 
ぶちぎれますわよ。
 
 
子供と大人の違いって、憧れじゃないかなとか思ったり。
なんか、最近憧れるものが無くなってきたような気がする。
そりゃ、大人になったって言えば聞こえは良いのかも知れないけれど、
結局、大人になるってことは、いろんなものを失うってことだよね。
 
 
【ゲーム】

やっぱり見た目は大事ですよ。
 
 
 
でも、"見た目が良いこと"は最低要件であって、
そこがスタートラインでもある。
 
 
【おいでよ動物の森】

トリプルミリオン未だ勢い止まず、飛ぶ鳥落としながら破竹の猛進の
ぶつもりですが、

映画化やら
各地でイベントや展示会などが開催されています。

こう見てると、やっぱり大人って汚いよね。

まるで、ぶつ森が金のガチョウにでも見えるのでしょうか。
とにかく、あやかっておけ、みたいな雰囲気です。

まあ、金のガチョウなのは正しいと思いますよ。
ユーザからむしれるだけ金をむしりとれって感じですな。
開発陣はともかくとしても、
周りにすれば、甘い汁さえ吸えれば良いわけで、
元が枯れよーが咲こーがおかまいなしですよね。
 
どうでもいいことです。
 
 
 
どんなジャンルでも、金の御輿が有れば
何処からともなく担ぎ手が現れて、祭るのが世の常ですから。
御輿にとっては、それが幸せかどうかはわかりませんが。

少なくとも、最後まで担いでくれればまだ良いんですがねぇ。

御輿が物ならまだなんとでもなるけど、
御輿が人だった場合は同情する。
※下書き

【闇の妹-モンスターメーカー】

 3

 アルルと別れ、ダンシネインの森を迂回すること三日あまり。結局、エルセアについたのは、予定よりも一週間以上遅れてのこととなった。
 エルセアは、地中海に接する大きな港町だ。街には多くの人間が生活している。港町であるからか人間以外にもシャーズも多い。潮の匂いが仄かに香り、活気溢れるこの街は、ゾラリアやブルガンディに近いこともあり、交通の要所として繁栄を続けている。
 ドローネがこの町を目指していたのは、ひとつ思い当たるものがあったからである。街に着くと、すぐに街の奥の雑踏へと足を進める。歩きづめのチチーナが暖かいベッドと一杯のエールを要求したが、却下した。
 街の活気に比例するのか、あるいは、街に居づらい暗い影が集まるのか、雑踏の奥はそこだけ違う雰囲気の空間となっている。
 ドローネは以前訪れたことがあるかのように、迷路状の雑踏を進み続け、ひとつのドアを開ける。チチーナも遅れないように後に続く。
 お世辞にも大きいとは言えない部屋の中には、剣や斧、槍といった武器類が並んでいた。チチーナは、手近な槍を取ってみて見たが、業物とまでは言えないが、良質の品であるのはすぐにわかった。
(もっとも、私の槍ほどじゃないけどね)
 ドアが奏でる雑音にか、人の気配に気づいてか奥より人が一人出てきた。赤毛の目立つ眼鏡の女性だ。
「いらっしゃい、どれもこれもええ品やでーすきなもん買うてや〜」
 独特の訛りと方言の言葉を扱う女性に、チチーナは見覚えがあった。いや、正確には、姿は彼女の記憶の中の人とは少し違ったのだが、目の前の人間は、その人だと断言できる。きっと眼鏡は伊達眼鏡だろう。なんせ今まで、この一風変わった言葉を聞いたのは、その女性の前だけなのだから。
「今、欲しいのは武器じゃないの」
 ドローネが奥から出てきた店主に言った。
「なんや、武器屋に来て、武器がいらんて話にならんやないか」
 店主が言う。言葉はいかにも冷やかし客に腹を立てる店主の言葉であるが、その表情はそうではなかった。目をきらきらと輝かせ、まるで子供のようだ。
 しばらく静寂が店内を支配したが、カウンターに片肘をついた店主がすぐに言葉を発した。
「ウチのこと知ってるようやな、後ろのねーちゃんには見覚えあるんやけど、あんたの顔は知らんわ。ウチはメアリ、あんたは?」
「私はドローネ。よろしく、メアリさん」
 ドローネが丁寧に一礼する。
「ほー、あんたが噂の妹さんか。で、何が欲しいねん?」
「人を探してるの」
「姉探しか?」
 ドローネの言葉に、即答するメアリ。ドローネは軽く一息ついて、言葉を続ける。
「それもある。けど、今はガーラさんを探しているの」
 ドローネの言葉を聞いて、メアリはほうほうと言いながら、手元の紙切れにペンを走らせる。メアリに真剣な眼差しを向けるドローネの後ろで話に入れずにいじけてるチチーナは、ひたすら壁に掛かってる槍と斧の品定めに没頭している。
「んー、あんたの姉さんの居場所はウチにもわからんけど、ガーラならわかるで」
 そこで、メアリはコホンと小さく咳払いして、
「で、いくら出すのん?」

 完全な沈黙が世界を包む。遠くで聞こえるはずの街の活気さえもかき消された、狭い冬の中でドローネは、ギギギと錆び付いた金具の音を奏でながら、首を回して後ろの同行者をみやる。そこには、既に後ろを向いてこちらに長い髪の毛で隠れた背中しか見せてない、なんとも頼りない同行者の姿があった。
 はっきりいってお金は無かった。ドローネにしろチチーナにしろ、旅を続けるのに最低限の路銀しか持っていない。いや、むしろ最低限にさえ満たないかもしれない。
「あははははは」
 ドローネの渇いた笑い声が、寒い世界をさらに極寒に近づける。メアリの目が怖い。
「その腰の剣でも貰っとこか?」
「そ、それはダメ!」
 メアリが、ドローネの剣をじっと見ている。ドローネと幾多の死線を乗り越えた闇の魔剣。それだけは手放すわけにはいかない。
「・・・出世払いはダメ?」
「ウチが欲しいのはゼニだけなん、知っとるやろ?」
 そうやって、メアリが左手で小さく輪っかを作ってみせる。ドローネとてそんなことは百も承知だった。ウルフレンド随一の情報屋メアリの恋人は金貨だという話は有名すぎる。
「・・・と言いたいところやけど」
 肩を落としてるドローネの前でメアリが自分の言を撤回して、話を続ける。
「ウチも鬼やない。しかも、アンタの出世払いは期待もできるときたら、力貸してやらんでもないよ」
「ほんとに!」
 ドローネが両手を胸の前で繋いで目を輝かせる。その声に驚いたチチーナがこちらを振り返る。
「ウチは嘘はつかん。ウチとしても、あんたらの軍団と仲良くやっていけるなら、それにこしたことは無いしな。ケンカはしたくないっちゅーわけや」
 ドローネが両手をあげて喜ぶ。正直なところ、お金が無いドローネは、上手く行く自信は全く無かったのだ。
「けど、タダはあかん」
 
 
 
 結局、ドローネは手持ちの三分の一を失った。もちろん、定価(メアリの言う定価だが)の十分の一以下である。
「タダはあかん。タダより高いもんは無いし、タダは存在自体が悪や」
とまで断言するメアリに、情報料をこれ以上負けさせることは、世界をひっくり返すより難しいことである。
「ブルガンディに向かえ」
 メアリはそう言った。丁寧に、ガーラの居場所を示した地図も付けてくれた。ドローネはメアリに礼を言うと、メアリの武器屋を後にした。
 
 
 
終了後の座談会

メアリ:はァーい、ウチのファンのみんな〜ようやくウルフレンドの真のアイドルの登場やでぇ
ドローネ:・・・なんかロリエーンみたいなノリですね。。。
メアリ:まあな、これでも引っ張りだこなんやでーそこで泣いてる影の薄い槍女とは違うっちゅーことやな。
チチーナ:シクシク。だんだん出番が削られてる気がする・・・
ドローネ:そ、そんなこと無いですよ。
チチーナ:・・・もしかして私居なくても問題無い?
ドローネ:そ、そんなこと無いです、よ?
メアリ:あーはっはっは、なんなやウチが代わりしたろかーえー話やろ、今ならギャラも負けといたるでー
ドローネ:・・・しっかりギャラは取るのね。
※下書き
執筆日:2006-8-10

【闇の妹-モンスターメーカー】

 4

 エルセアを出航して二日が過ぎた。海の上にはあまり縁の無かったドローネは、海鳥の鳴く声に、波飛沫の弾ける様に、潮の風の香りに、見る物触れる物全てに感激していた。雲一つ無い青い空は何処までも広がっているように見えたし、白波しか見えることのない水平線は彼女の心を刺激した。
 船には馴れているチチーナは、暇だという言葉が口癖となっていた。
 ブルガンディに向かう為に、エルセアから船に乗った一行だが、一行には金銭的余裕が無かったため、二人が乗っているのは客船ではなく、商船だ。荷下ろしやその他の雑務を手伝うという条件付きで乗せて貰っているのだ。とはいえ、海の上では、専門的な知識が皆無の二人に割り当てられた仕事は、せいぜい食事の準備の手伝いであった。
 二人は、ゆったりとしたとまでは言えなかったが、特にドローネは珍しい船旅を楽しんでいた。
 三日目にもなると、目新しいものも無いのか、ドローネも甲板で手摺りにもたれつつ、穏やかな波の動きに身を任せている。チチーナが後ろで大きな欠伸をした。
 そのとき、ドローネは視界の片隅に別の船の影を捉えた。航海中に見る初めての船とあって、ドローネは少し嬉しくなった。
 その直後に、船員たちが急に慌て始めた。甲板では怒号が飛び交い、船員達が大慌てで行き来する。事情が飲み込めないドローネたちに、ブリッジにあがってきた船長が、あの船が海賊船であることを告げた。
「えー!」
 チチーナが大声をあげる。出航前に海賊の噂は聞いてはいたが、まさか自分の乗ってる船が狩りの対象になるとは思ってもいなかった。海賊船は速度を速めて、商船に近づいてきた。主な動力が風の帆船では逃げようも無かった。
 チチーナが槍を自室から取り出してくる。ドローネも剣と鞘だけは身につけている。鎧は船上では重すぎて万が一海に転落した時に命取りになるから、身につけることはできないのだ。
 商船には、他に戦える者は乗っていなかった。
 やがて、大きな音と衝撃が商船を襲った。海賊船が真横に接触し、板を渡して、直接乗り込んでくるのが見えた。
 ドローネとチチーナは身構えて、海賊の襲撃を迎え撃つ。
 板を軽い足取りで渡ってきたのは、海賊のシンボルがついた黒い二角帽と黒いマントを身に纏ったシャーズの女海賊ノーラであった。
「この商船はノーラ一家が拿捕した!」
 女海賊の声が高々と海に響いた。ノーラはドローネとチチーナを一瞥すると、
「おとなしくしていれば、危害は加えない!無用な傷を負いたくなくば投降せよ!」
 それは、刃向かう意志を少しも見せない船長に向けられたものではないのは、二人にもすぐわかった。
 ドローネは鞘に納めた魔剣の柄を放さない。チチーナもまた槍を構えたままだ。ノーラは右手に短い曲刀を持ち、左に筒のついた奇妙なものを構えている。ドローネにはそれに見覚えがあった。
 短銃だ。普通の銃をコンパクトに改良したものだ。昔に、機械いじりの大好きなモンタズナが一時期研究していたのを覚えている。が、すぐに加熱で変形するわ暴発するわ、接近戦では使い物にならずに、結局モンタズナは投げ出したのである。
 もちろん、威力は剣や槍の比では無いが、直撃さえ避ければ致命傷には至らないし、連射が利かないため無力となる。だから左手に構えているのだろう。
 ドローネは先手を打つ機会をうかがっていた。その反抗的な目にノーラは当然気がついている。ノーラも二人から目を離さない。商船には、ノーラの他には数人の部下しか移っては来なかった。副団長らしき男のシャーズが部下を制止したためだ。
「さて、反抗的なやつが居るね。アタシをノーラと知ってのことかい。有り金全部差し出すなら今ならまだ許してやるが」
 そこでノーラは言葉を句切った。
 残念だが、ドローネには差し出す有り金はほとんど残ってはいなかった。そのなけなしの路銀を奪われるわけにもいかない。ましてや、これ以上、旅を遅らせたくは無い。ドローネは鞘から剣を抜き放つ。

 タァン

 突発的な渇いた音が甲板に響き渡る。ノーラの発砲は、ドローネの足下に突き刺さる。甲板に簡単に穴を開け、その威力をまざまざと見せつけた。ドローネはその場から一歩後退して、発砲を避ける。ドローネは銃口から射線がわかる。これで、短銃はもはや使えない。そう踏んだドローネは一気に間合いを詰めて、魔剣を奔らせる。
 カキィンという音と共に鋼と鋼がぶつかり合う。ドローネの剣はノーラの短銃に止められる。
「・・・なかなかやる」
 ドローネは再び間合いを開けて、ノーラの曲刀の一撃を避ける。
「殺すつもりは無かったとはいえアタシの銃を避けたんだ、褒めてやるよ。でもね、アンタが思ってるより科学は進んでるのさッ」
 ノーラの声が終わらぬ前に、短銃がもう一度火を噴いた。ドローネは予想外、そして予定外の二射目を転がって避ける。弾は再び逸れて、操舵室の壁に穴を開ける。
 あと、どれだけ連射が効くのかわからない。ドローネは再び間合いを詰める。剣を振り下ろし、銃を使わせないように切り込む。ドローネは剣の腕なら自信があった。
「銃での威嚇が効かない相手は久しぶりだねッ」
 ノーラが曲刀を滑らせる。ドローネとの斬り合いが少し続く。
 チチーナは、隙を伺っていたが、副団長のシャーズがナイフを構えて牽制している。この男は、ノーラに絶対の信頼を寄せているようだ。ノーラが負けることは想像もできないのだろう。一見、頼りなさげに見える優男であるが、油断できるような相手では無かった。
 タァン、三発目の発砲音がした。弾はドローネの右手をかすめて海の彼方へ消える。ドローネは怯まない。光と闇の抗争に明け暮れた時期もあるドローネには、恐怖や怯えといった感情は既に失われて久しい。
「やるねぇアンタ!ここまで楯突くのはイフィーヌ以来じゃないかねェ!」
 不意に姉の名を聞き、ドローネの動きが一瞬止まる。ノーラもまた不意に動きが止まったドローネについていけず、互いに間を空ける。
「あなた、姉さんを知っているの!?」
「ほぅ、アンタが例の妹さんか」
 ノーラは左手で短銃を構えて崩さない。しかし、短時間で三発も発砲した短銃はもはや撃つことはかなわない。次撃てば暴発は避けられない。
 ドローネは魔剣を構え、銃口の動きに細心の注意を払いながら、
「姉さんを知っているのね。何時何処で会ったの?」
「・・・」
 ノーラは答えない。短銃を構えたまま、ドローネに問う。
「アンタもイフィーヌ同様、リザレクションを授かっているね?」
 ドローネは黙して肯く。
「なら、アンタに聞く。闇の勢力がかつての栄光を取り戻したときにアンタはアタシに何をくれる!?」
 しばしの沈黙が船上を静寂に閉ざした。チチーナの鼓動でさえ、副団長の呼吸でさえ、聞こえるのでは無いかというほどに無音の時間が、波の音さえ聞こえぬ時間がただ過ぎる。
 急に海鳥の声が遠くで響く。それが合図のようにドローネは口を開く。
「わからない。私はただの騎士に過ぎない。私にはあなたにあげられるようなものは無いわ」
 ノーラが言う。
「あはは、素直というか嘘をつくことを知らないのね。そういうところは姉には似てないのね。その目も太刀筋もよく似てるというのに」
 そう言いながら、ノーラは短銃を腰に戻す。雰囲気を察知した副団長が部下を自分達の船に戻し始めた。
「アンタの姉は、二週間前に、このブルガンディへの航路で出会ったのよ。その後のことは知らないわ。今回はアタシの負けにしといてあげる。リザレクションを授けられた者を妨害するほど落ちぶれてはいないもの」
 その言葉に、後ろで船長が緊張から解き放たれたのか、へなへなと腰を落とす。チチーナは構えた槍を下ろすことは無かったが、活躍の場もなく平穏無事に事が済んだことを内心悔しがっていた。
「じゃあな、また会おう。そのときはこの借りを返して貰うからな」
 そう言いながら、ノーラは自分の船へと戻っていった。
 海賊船が去っていくのを、事態が飲み込めずに呆然とする船員と、緊張が解けて腰を抜かした船長がぼーっと眺めていた。
 船が再び航海を始めるには、少しの時間が必要であった。
 
 
 
終了後の座談会

ノーラ:ひゃっほーい、アタシは海賊王になるっ!
ドローネ:いきなり、ギリギリなネタはやめてください〜
ノーラ:これからの時代は銃だぜ!あのゴーレムヲタクにも言っておきな!
ドローネ:モンタズナさんは細々としたものは苦手なんですよ、きっと。
チチーナ:・・・また出番が無かった。
ドローネ:えっと、その、次はきっと出番がありますよ?
チチーナ:・・・疑問形だし。
シャット:お前なんかまだマシだーーーー俺なんか出てんのに、名前が出てないんだぞぉ!
ノーラ:んー、ゲストは一話につき一人って決まりがあんだよ。たぶん。
ドローネ:いや、そんな決まりは無かったと思いますが。。。
シャット:うがー飲んでやる暴れてやるー
チチーナ:アタシも暴れるぅぅ
ノーラ:もう酒入ってんのかよ。

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