夕輝とランダムレシーバーの欠点
2012年1月3日 日常+αしごとしたくない。
【ぽけか】
検索ワードに答えるよ。
ただし、BW限定環境。
(今はL以降がスタンダードだが、BW4で環境に必要なパーツがほぼ揃ったため
BWだけで十分なデッキが組め、今後はこっちにスタンダードが移っていくと予想しているよ)
◆
"エンペルト ダークラッシュ デッキ"
"ポケモンカードゲームエンペルトテラキオンデッキレシピ"
エンペルトドレディアジャローダは去年のクリスマス前後の記事を参考にしてくれ。
エンペルトが強いのは明白で議論の余地はない。
では、どんなカードが相方候補になるか、だが。
フシギバナとテラキオンは相方候補としては微妙となる。
まず、エンペルトはベンチを埋める作業から入るため、
キャッチャーに対して既に脆弱であるため、
逃げるコストが重いカードは縛られる危険性が高くなる。
また、エンペルト自体は1エネ起動で早い段階から攻撃を開始するため
縛られて1ターンのテンポロスを受けた時のダメージは
重量級の1ターンのロスの何倍も痛い。
テラキオン自体は優秀で併用したいところではあるが、
そのためにはポケモンいれかえを3以上積む必要があり、
これがデッキスペースを圧迫してしまう。
この点を解決できれば、テラキオンは悪い選択肢ではない。
逃げるエネが大きい相方でも、それが前に引きずり出されたタイミングから
殴っていけるようなカードなら問題はない。
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"ミュウツーEXより強いカード"
BW限定で話をすると、アララギはかせだな。
で話を終えると石を投げられそうなので続けると
ミュウツーEXはサイド2枚分の価値があるので
倒すのに手間隙がかかるのは当然なので
逆に、相手がEXポケモンだったがゆえにサイド枚数的にアド発生からの勝利パターンは
意外と多いはずだ。
ミュウツーEXに有利なポケモンのカードということなら
単独で互角の勝負が演じれるのは
エンペルト(BW4)、ゼクロム(BW1)、レシラム(BW1)
この辺はサイド1枚分でサイド2枚分と戦える時点で大有利で
ゼクレシはシビビやエンブといった後方支援があれば有利。
ゾロアーク(BW1)は単独有利とはいわないが、悪のツメやダークパッチの支援があれば
2体のゾロアークで十分にミュウツーEX+何かぐらいは処分できる。
キュレムEXは重たいがミュウツーEXと互角以上に渡り合えるカードの1枚。
レシラムEXも同様に戦えるが、こちらは要プレイング。
テラキオン(BW2)もやや不利だがそれでも十分に頑張れる子。
ドレディア(PRM)はビクティニの支援ありで十分戦えるカタチ。
トルネロス(BW1)は複数体場に出ていること条件で
しんかのきせきが無いミュウツーEXには勝てる。
しかし、ミュウツーEXと戦う場合は強いカード弱いカードではなく
キャッチャーやきせき、二個玉手張りからの奇襲といった
相手の後方支援や策略をプレイングでねじ伏せるのが必須。
逆に、それができてないならエンペやキュレムEX程度では太刀打ち出来ない。
◆
"ランダムレシーバー 欠点"
僕が思うランダムレシーバーの欠点は
これを目的意識なく単なるサポーターの水増しでうっかり積んでしまうこと、だと思う。
サポーターの水増しがしたいなら当たり前だがサポーターを積むべき。
だがBW環境だとサポーターの種類が十分ではないでレシーバーが有用だと思い込んでしまう。
だから目的意識がはっきりしないまま積んでしまい
それが手札に来たときに闇雲に使ってしまったり
あるいは使うべきところで使えずに腐ってしまい
レシーバーがもつポテンシャルを最大限引き出せないでいる。
デッキのカードのポテンシャルを最大限に引き出せない=強いとは言えない、だ。
BW環境のサポーターは"ドロー"が大半なので
サポーターのドローでサポーターを引ける可能性が以前の環境に比べて高いので
デッキに必要なサポーターの枚数は確率から見て15枚前後。
しかし、サポーターは1ターンに1枚しか使えないため
15枚入れると確実に腐る。ジャンクアームなどのトラッシュ系も少ないBWでは
サポーターは入れ過ぎたくない。
そこでレシーバーの登場だ。
サポーター11枚とレシーバー4枚なら
実際に使うサポーターは11枚だけで腐りにくい。
レシーバーの強い点その一はこのサポーターの矛盾の一部を解決してくれる。
次に、アララギはかせとの相性が良いことがレシーバーの強い点その二だ。
アララギはかせは手札を強制トラッシュするため、
うっかり、手札にアララギはかせが4枚来てしまうと
アララギでドローすると山札の残りサポーターの枚数が急激に減って悶絶する。
しかし、レシーバーで水増ししてあるとこの悶絶する確率を減らすことができる。
最悪、レシーバーは何枚捨てても良いじゃないか。
レシーバー自体は実はベルとは相性が良くない。
レシーバーは使うとサポーターになるため、手札にベルがあると
ベルの効果を阻害するか、アララギを引いて悶絶することになる。
しかし、ハイパーボールとの相性は強い点その二と同じで高い。
山札の残サポーター枚数によって、
Nやアララギはかせと併用するときに
山札のサポーター枚数調整ができる。
BW環境ではボールがサーチ、サポーターがドローと役割分担がはっきりしており
ドローしすぎるサポーターははっきり言って後半邪魔になる。
Nはともかく7枚も山札を減らすアララギは相当使いにくいし、チェレンやベルも同様で
サポーターの圧縮作用はかなり大きい。
最終盤に死に札になるドローカードを減らして
通常ドローの質を向上させることを可能とする。これが強い点その三だ。
強い点はたくさんあるが、これら全ては使うてタイミング次第なところがあり
この強みを理解して目的意識を持たないと使いこなすのは難しい。
というわけで、レシーバーは難しいカードだ。これが大きな欠点だな。