バカジャネーノ
ナクンジャネーヨ
 
 
 
【ポケモンカードゲーム-蛇足】

いろいろ思うことは別として
ポケモンカードゲームをカードゲームとして見たとき
良いところというのはどんなところだろうか。

意外だが、この良いところというのが
人によって違うらしい。それもまた混乱の一要因であるらしい。

 ◆

私が初めてポケモンカードゲームを触ったのは
発売日だったが
エレブーやエビワラーが強い一方で
カメックスやフシギバナ、リザードンも強かった。

そんな昔話は別として
DP5前後から参戦している。

参戦直後にPCG落ちが発生したので
ダイゴやニシキのネットワーク、ロケット団の幹部といったカードを
持っていなかった我々には良い知らせだった。

 ◆

私がポケモンカードゲームをカードゲームとして
面白いと感じたのは
子供に触らせるにはあまりにシビアなマネージメント型のゲームで
それは戦略的に深いモノだと感じたからだ。

ネンドール、ハンドを補充する優秀なサポーターに囲まれ
手札に困ることはほぼ無いお気楽仕様かと思えば
エネルギーの1枚制限、場に出たターンに進化できない制限
サイドは勝った方が引くため、先制が有利にも関わらず
急ぎすぎると簡単に場上のリソース不足からくる失速。
手札のリソースは完璧なまでに保全されるのに
それを場に着地させることが出来ず数ターンの差で敗北する
なんともいえない歯がゆさ。

そして、これらの制限を緩和できるカードたちを使うか否か。

デッキ構築とプレイング共にシビアな感覚を求められる
ゲーマーと呼ばれるマゾ気質な人たちにはピッタリだと感じた。

元々はDP3の時点でかなり興味を持っていたため、
参戦するまでそれなりに調査した結果、手を出す価値有りと判断した。

 ◆

しかし、今、それらのシビアさとは無縁にある。
各種制限を簡単に乗り越えられるカードたちが氾濫しており
私にとっての面白さは半減してしまった。

私にとって一番面白かったのはDPまでだったのかもしれない。 
今のポケカってなんて簡単なのだろうと思ってしまう。


数ターン先を見越した中での制約だらけのプレイングを強いられ、
ハンドは簡単に増えるのに、それを場に着地させられないという
シビアであきらかに子供向けでは無いゲームであった
(そして、それが子供向けの皮を被っているという皮肉)のが
私にとってポケモンカードが面白いと思う理由である。

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