夕輝と衛星カフェテラス
2010年5月7日 日常+α コメント (2)結局のところ、日本で"流行ってる"カードゲームとはどんなところだろうか。
注釈：ここでのカードゲームはトレーディングカードゲームで
かつ非電源のみ。
◆
まず、遊戯王が一番プレイヤー人口が多いのはほぼ間違いない。
現在時点でのプレイヤー人口で並べると、
トップが遊戯王で次点がMTGが確定。
その次に続くのが、
プレイヤー人口だけならポケカ、ヴァイス辺りだろうか。
さらに続くのが、デュエルマスターズ、バトルスピリッツ
そこから、やや離れてミラバト、ガンウォー、カオス、etcetcという認識で間違ってないだろうか。
人口とは関係なく、色んな意味での盛り上がりでは
2トップとして遊戯王とMTG、
やや離れてヴァイス、デュエマ、バトスピ辺りが続き
ミラバト、ガンウォー、ポケカなんかが細々としたイメージ。
人口に比べて、デュエマとバトスピが健闘しているイメージ。
市場としての規模は
人口が半端無い遊戯王がトップとしても
1人あたりの金額はMTGとヴァイスが高いので
この辺りが続いて、人口に比べるとガンウォーなんかもお金がかかるイメージ。
逆に、デュエマは1人当たりの金額は安く、市場規模としては小さいのでは。
人口に対して市場が大きいのは、ゲーセン系は特にそうだとして
やはり、MTGは避けられない。
どうやって、切り刻みジェイスをデッキに4枚積めというのだろうか。
(まぁ4枚はいらんか/参考価格6000円～つーか6000円ならもしかして買い？)
こうやってみると、
プレイ人口と盛り上がり、市場規模にはたいした関係性が無いといえる。
もっとも、プレイヤーの年齢層と市場規模には関係性が多いに認められるが
たとえば、マイノリティなカードゲームとしては
モンスターコレクションやクイーンズブレイドザデュエルなんかが
パッと思いつくが、
意外に両者は人口比からすると健闘しているといえそうだ。
まあ、モンコレもクインズもシステムだけは良くできてるからとも言える。
(両方とも、全カドゲを総合してもシステムの良さは五本の指に入ると思う)
◆
遊戯王は外せない。
人口が半端無いうえに、プレイヤーの年齢層も幅広いため
あらゆる策が通用する。
逆に、人口が多いのに商売にならないのは
ポケカが筆頭。プレイヤーの年齢層が二極化しているうえに
どちらもお金を落とさない層。さらに
たぶん、ポケカがメジャーカドゲで一番、各個人の継続期間が短い。
ガンウォーはコアなファンが多いため、客さえ確保できれば
局地的に十分な市場が形成できる。が、肝心のプレイ人口が寂しすぎる。
バトスピやミラバトは、まだ固まってないイメージ。
バトスピは良い方向にシフトしているように感じるが
地区ごとの温度差が大きい気がする。
◆
しかし、遊戯王は別の意味では特異な市場を形成しているともいえ、
極端なプロモ主義とストラク商売には閉口せざるを得ない。
さらに期間限定商売ともいえるデュエルターミナルが入ってからは
よけいに酷くなった気がする。
高額カードはのきなみ限定プロモかデュエルターミナルで
パックから入手できるのはイマイチなものばかり。
最近なら強欲謙虚壺やシロッコ、ライラぐらいなものか。
また、子供と大きなトモダチの両方を同時に相手にするのは
わりと困難な仕事であるとも。
デュエマも、ストラク商売の尖兵だけあって
昨日までの高額カードが一瞬で紙屑化するなど
タチだけはわるい。
ロマノフ一世の大暴落は記憶に新しい。
一瞬で、販売価格が買取価格を下回るという悲劇。
結局のところ、そうなると
完全な競技化がなされたMTGが一番扱いやすいともいえる。
賞味期限はあるが、それが明示されているのは有り難いし
ブードラの文化が市場にカードを潤沢に供給する。
そのため、全体的な価格の維持は難しいが
パックの発売間隔が大きく、ご祝儀相場期間が長い点は評価できる。
まー、ゲームとして一番面白いしな。
しかし、大阪予選二位通過の青白コンはスゴいな。
メインボードにカウンター積まないとか私には考えられない。
(けど、アレが主流なのかな。よくわかんない)
あとは、個人的にはバトスピは良いね。
とかく紙の質が良い。イラストレーターも強力で
初期のモンコレを彷彿とさせる。ルールはよくわからん。
問題点があるとすれば、バンダイ産。
バンダイ産は安定供給がなされない。詳しくは避ける。
あと、関西での温度が相当低い。
◆
夕輝にガンダムの知識があれば、ガンウォーは面白いのだろうが
残念ながら、初代とΖと逆シャアしかガンダムと認識できない
頭の固い人間なので、ここは難しい。
あえて言おう、(夕輝が)クズだと。
知識が無くても生きていけるが、
やはり、知ってる方が楽しい。
◆
とまあ、思ったことを垂れ流してみた。
あとで自分で読んで、自分の考えをまとめるためである。
