夕輝と、この世でもっとも誠実なもの
2013年9月3日 日常+αこの世でもっとも誠実なものは、現金。
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いや、別に、やーさまが因縁つけたあとに、誠意見せろよごるぁっていうのとは違って
実際の商取引において、
信用はとても大事であるわけだが、
その信用を最も手堅く得られる方法というのが、
きちんとした現金による取引、すなわちカネなのだと。
見せ金なんて言葉もあるが、
とにかくカネは信用できる。
カネは誠実で、カネは裏切らない。
商売というのは、水物なので上手く行かずに淀むこともある。
取引において、支払いが滞ることもあるだろう。
その状況においてこそ、カネが必要なのだ。
カネがあれば支払いはできるだろうって話ではなく、
支払いができるほどのカネが無いという状況でのお話だと思ってくれ。
そういうときこそ、無理にでも作った現金が一番説得力がある。
ごめんなさいの一言ももちろん大事だが、そこに添えられる少額のカネこそが
信用と信頼を勝ち取るのである。
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汚い話に思えるかもしれないが、
むしろ、嘘をつき、騙し合う人間の醜い部分よりは
よっぽどキレイなお話だ。
おまいらが一番キライなサービス残業はなぜ嫌われるかというと
そこに、カネという誠意が無いからさ。
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実際に、いろんな人間見てきたけれど、
崖っぷちに立たされた時に身銭切ってくる人間は、かなり信用できるし、信用せざるを得ない。
カネを出さない系統の人間は、そういうときに一番に逃げる。
カネは人間を映す鏡なのである。
額が問題なんじゃない。出すか出さないかが問題。
たとえ百円でも、それが身銭を切った結果であるなら、それは信用にたるという証拠となる。
もちろん、商売のうえでのことなので、信用以前の問題は発生しうるし
いつもいつでも、倍返しのように回収できるわけではない。
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