まず、大前提として、
闇の腹心が強いか弱いかとか
どんなところが強いとか弱いとかはデッキとプレイヤーに依るとしか言い様がない。
先日、GPスタンダードTop8のトリコを回す機会があったのだけど、
霊異種2枚と軍勢の集結1枚、あとは瞬唱と微々たる火力しか相手のライフを削れない
勝ち筋が非常に細いデッキに仕上がっていたわけで
正直、すごく使いにくくて個人的には弱いと感じざるを得なかった。
一方で、これがGPTop8に残った事実があり、
また別のプレイヤーからは、十分強いという判断も得た。
どうしてこのような差がでたか。
確かに習熟度の差はあるだろう。しかし、それ以上にプレイングスタイルの問題である気がした。
霊異種は非常に強く、マナが十分にある状態で着地すれば勝ちだろう。
その状態への持って行き方などのプレイングに差が出てくるわけだ。
私は火力を多くし、中盤のプレッシャーとしてのサブプランが欲しく感じる。
一方でこのリストはサブプランがほぼ無く、ドロソとカウンターが多めに取られている。
古き良きパーミッションであるともいえる。
私は、受け身に回るより常に相手にプレッシャーを与えたいと思っている。
カウンターをちらつかせることや大量ドローもまたプレッシャーだが
これらは相手のタマを直接取りにいけないので、自分的には信頼出来ないプレッシャーに感じるのだ。
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現在の私の闇の腹心は、パニッシングジャンドのなかにいる。
ヒム3枚不毛の大地3枚で稲妻4枚さらにパニッシング3枚という構成
衰微もメインに2枚取り、さらにディードをメインに1枚とっている。
闇の腹心は3枚、森の知恵が2枚だ。
私の闇の腹心の感想は
2T目に出すと、死ななければおそらく勝ち。
森の知恵と闇の腹心が揃ったら、やや不利の場からでも勝ち。
パニッシングはマナ喰い虫で、インスタントが多いのでさらにマナはあった方がいい。
だから、ボブで土地がめくれたらそれなりに宇宙。
◆
なぜ4枚ではないか。最も大きな理由は3枚しか持ってない、であるが
おそらく4枚持っていても4枚目を入れないだろう。
ボブの4枚目いれるなら漁る軟泥を入れる。
ボブはアド源として優秀だが、いつでも相手のライフにプレッシャーを与えられるカードではない。
◆
しかし、私のジャンドのボブは殴る。
そのための過剰な除去であり、序盤の生き物は基本的に生き残らせない。
2T目ボブが強いのは、その時点から引きましした除去で道をこじ開け
相手のライフにさえプレッシャーを与えられる点だ。
この強みは後半のボブには無い。後半はちあみんやたるもの方が強い。
だが、場がまっさらなら話は別だ。
4マナのちあみんの方がおそらく強いが、ボブも十分に仕事できる。
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私論だが
ボブが強いのは、ビートダウン側のプレイヤーの場にいることが前提だと思っている。
よって、私のジャンドは前のめりな構成と前のめりな動かし方をする。
攻めてる間のボブは七面六臂の大活躍だが、
守ってる間のボブは単なる延命装置かそれ以下にすぎず、衰微のほうがはるかに強い。
もちろん、ボブは明らかなオーバースペックカードなのでどの場面でもそれなりには強いがね。
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別に、私の闇の腹心がちあみんばっかめくるから3枚にしてるんじゃないよ。
強いけど3枚なんだよってことだね。
殴れるボブが一番強い。ということは、ボブを使うならボブを殴らせるデッキがいい。
その結果として除去を受けるのは仕方のないこと。
せっかくのパワー2を生かしたい。
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