夕輝とBW環境についての覚書その弐
2012年2月7日 日常+α【ぽけもんかーどげーむ】
BW1~BW4環境についての覚書です。
それ以外の環境にはあまり関係がありません。
注釈:ちょっとどころじゃなく文章が読みづらい。
◆
ポケモンカードゲームは"トレーディングカードゲーム"の中では
かなり難しいゲームの方に分類される。
初手の七枚のカードこそランダム性が高く
MTGにおけるマリガンのような制度も無いため
それなりに運に左右される。
しかし、それ以外には運の要素はほとんど無い。
ポケモンリバースがキャッチャーになったために
コインの要素も通常はかかわらない。
ブシロードの対極を行くため、実に子供向けとは言いがたい。
運の要素が少ないというのは逆転が難しいということでもある。
これはサイド数をただ先行すれば良いという話ではない。
全てにおいて、相手に先行した場合
相手はそれを覆すのが難しいということだ。
◆
具体的に言うと、
ポケモンカードゲームは
ありとあらゆるリソースを投げつけあって
交互にサイドを取っていくゲームである。
重要なのは
いかに少ないリソースでサイドを取っていくか
どのタイミングで連続してサイドを取るか
これである。
基本的にはサイドは交互に取るカタチになる。
つまりはポケモンの数的に一対一交換を繰り返す。
しかし、これでは負ける。だから
何処かのタイミングで必ず一対二交換を成立させる必要がある。
私がEXポケモンにおけるデメリットを強調する理由がわかってもらえたと思う。
EXポケモンを無計画に使うだけで
相手は何も考えずに一対二交換を成立させうる。
つまり、そのまま敗北に繋がる可能性がある。という点だ。
確かにEXポケモンは強い。そうやすやすと死なない。
しかし、だ。
EXポケモン出してポケモンを始末してサイドを取る。
さらにEXポケモンがもう一枚ポケモンを始末してサイドをさらに1枚取る。
EXポケモン倒されるサイドを二枚取られる。
この状況はどちらもサイドを2枚ずつとっているが
相手はEXを倒したポケモンが場に残っている。
総合的な状況的には不利なはずだ。
その間にベンチを育てているというかもしれないが、
それならEXでないポケモンを前に出して育てた方が絶対良い。
EXじゃないポケモンで二枚サイドを取れればそれはだいぶ有利な状況なのだ。
EXを使うことを否定する意味は絶対にない。
むしろ、EXはそのデメリットを理解した上で運用していくべきだ。
ダークライEXをはじめ、EXにはオンリーワン性能を持つものも多い。
だが、無為無策で場に出して、死んでいくのはあまりにもったいないというだけだ。
◆
サイドの一対二交換を成立させるタイミングをあらかじめ予定しておかなければならない。
相手のデッキにEXが入っていれば、EX以外のポケモンでEXを始末できれば勝利は近い。
それがうまくいかなければどうするか。
それが大事なのだ。
◆
本ブログはドレディアさんを過剰評価している。
それはドレディアさんが好きだからという理由だけではなく
ドレディアさんは無対策の相手に対して極めて暴力的に動く。
EXポケモンであろうが麻痺で縛り付けて簡単に始末してしまう。
ポケモンいれかえ、あるいは効果的なキャッチャーの使用で
それらは簡単に防げるが、それをしたことがなければ
わからん殺しの如く、ドレディアさんの前に土下座することになるだろう。
ドレディアさんが結果を残すというのは
ドレディアさんが強いのではなく、
ドレディアさんへの対処の仕方をみんなが知らなかったという部分が大きい。
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