夕輝とBW環境についての覚書

2012年2月5日日常+α

【ぽけもんかーどげーむ】

BW5の情報がちらほら出ていますが、
BW1～BW4環境についての覚書です。

　◆

今現在のスタンダードはL以降だと思いますが
このBW以降レギュレーションは、近いうちに
L以降に取って代わるのは明白です。

殿堂レギュレーションについては割りとヤル気があるようなので
こちらは一時のことではなくて続けられていくようです。

殿堂レギュはよくわからないので、ここではBW以降についてのみの覚書です。

　◆

BW以降で最も重要なカードは何でしょうか。
ミュウツーEXでしょうか。
いえ、それは確かに学んでおくべきカードですが
この環境で最も大事なカードは

ポケモンいれかえ、です。

ポケモンキャッチャーが標準装備のこの世界で
最も恐れることは、たねが狩られることではなくて
重量級が引きずりだされて立ち往生することです。

これを避けるにはダークライEXかポケモンいれかえか機動力の高いポケモンだけで構成するの三種類しか対策がありません。
BWのポケモンたちはにげるエネがほぼ必ず1以上必要なため
ポケモンいれかえが腐ることはあまりありません。
そして、環境に少なからず存在する、ドレディアさんの影響を排除できます。
ビクティニの援護下にあるドレディアさんは非常に制圧力のあるカードになります。
これをたった一枚のカードで無力化できるのも重要です。

トップメタの一角にあるゼクロムシビビール派生と戦うために
テラキオンを積むのは基本的な行為ですが、この鈍重ポケモンのためにも
ポケモンいれかえは必須です。

　◆

BW環境はポケモンキャッチャー無双のように誤解されている場合がありますが
BW4でふしぎなアメを環境が獲得した結果、キャッチャの影響は薄まりました。
1ターンのスキを見せることには事実ですが、今まで二進化ポケモンたちが
スキを見せていた2ターンに比べて半減し進化の安定性は飛躍的に向上しています。
L以降あるいは殿堂と違い、ベンチを安定的に強力に狙撃するポケモンがBW以降にはいません。
それゆえ、想像以上に二進化が安定する環境です。
最大でも四枚のキャッチャーをケアするだけです。

しかし、強力なEXであるたねポケモンの天下である事実は動きません。

ミュウツーEX、ダークライEX、エンテイEX、トルネロスEX、キュレムEX
それに加えて、ゼクロム、トルネロス、テラキオンなど強力なたねポケモンが多く犇めき合っています。

ふしぎなアメがあってもたね中心に対して進化中心はワンパンチを先にもらう環境ですので
進化ポケモンは必ずたねポケモンを相方に戦場に出てきます。

序盤はたねポケモンが戦線をつなぎ、後半は進化ポケモンが力を振るうのが
セオリー的な戦いになります。

　◆

L以降や殿堂と決定的な違う点がもうひとつあります。

それはサポーターの選択です。
現在のBW以降には選択肢はありません。

4枚のアララギはかせと
チェレンとベル、Nとランダムレシーバーから残りを選択し合計14枚が鉄板です。

　◆

ハイパーボールはBW以降では二つの意味があります。
ひとつは絶対的に安定なポケモンサーチ手段です。
サポーターにサーチが存在しないBW以降では
通信かボール類が必須であり、
最も安定しているハイパーボールは必ず選択されうるべき1枚です。
ふたつは手札からトラッシュにカードを送る手段です。
アララギはかせと違い融通のきくこのカードは
BW以降では数少ない優秀なトラッシュルートです。

　◆

BW以降で戦い抜く上で注意するデッキ構築上の問題として

相手のキャッチャーへの対処
ドレディアさんの突破
ミュウツーEXの処理
トルネロスEXの1kill阻止率の向上

これらは最低限気をつけておくべきことかと思います。

BW3までと違いミュウツーEXの影響力は落ちました。
今では対処できない相手ではありません。
むしろ、イカサマゾロアークの方が闘ポケ以外には対処しにくい相手かもしれません。