大阪市民の数は日本国民の数に比べれば非常に少ない(当たり前だが)。

此度の大阪府知事選及び大阪市長選は
大阪以外の地域のヒトからも多少の注目を集めたものであったが
一人の大阪市民として大阪市とそれに関わるエトセトラをご紹介する。

大阪市に限ったことではないのだが、大阪市の地域行政はズタズタだ。
お役人のかなりの部分は使えない腐ったリンゴだ。それは何処も変わらないと思う。

橋下徹氏と平松邦夫氏の一騎打ちだが
既存政党と呼ばれるものやいろいろなものが平松邦夫氏支持あるいは支援を表明した。

前回、平松邦夫氏は無所属として当選し
大鉈を振るうのは彼の役目だった。
しかし、彼は既存政党とやらに利用され
その結果として、この四年間で何も出来なかった。

平松邦夫氏のウェブサイトや彼の演説で
彼は四年間の成果を強調したが、
彼が強調すればするほど滑稽さだけが残った。

確かに、債務残高の微妙な減少や
街頭放置自転車への微妙な取り組み自体は評価してやらんでもないが。
(今までの市長がほったらかしてた部分だし大事な事だからね)

でも結局として、既存政党やその他の団体のしがらみにがんじがらめに終わった。

そんな平松邦夫氏を支持したいと思う大阪市民は少数派だったということだ。
投票率が60%を超えたのはサイレントマジョリティ(笑)も
実際にその足で動いたということと見て良いだろう。文句を言われる筋合いも無い。

橋下徹氏にはこれからを期待したい。
彼には大阪府知事としての一定の成果がある。
その一定の成果と彼のしがらみの無さが彼の勝因だと思う。

大阪市は他の政令都市などと比べて特殊なように報道されるし
特殊なように勘違いされている節もあるが
実際には何も変わるところはない。
大阪の人間はたぶん、他の都市圏の人間に比べて
変わるところといえば、よりマスコミが嫌いなだけぐらいだろう。

何はともあれ、選挙の結果は出た。

大阪市民として彼に望むのは
お役人の意識改革(このお役人には、学校教職員も当然含むし。むしろそこが重要)と
財政の健全化だ。
その手段として大阪市を解体するのならさっさとしてしまえばいいのだ。

コメント

ござ
2011年11月28日14:02

全てはこれから始まるんですよね

しかし平松氏を勝たせて得する人達が丸見えだった今回の選挙は分かり易いものでしたな

Squeeboy
2011年11月28日15:37

全国の政令都市レベルの行政に一石を投じる結果になればいいですな~。

夕輝
2011年11月28日21:03

ホントこれからですわー
地方行政のあり方に良い影響があればいいんですが。
市長選は投票日が来るまでの期日前投票だけで
当確が出てもおかしくないような状況だったらしいです。

しがらみが無いところが最も強い武器だと思うので、
大阪都構想で国会の場で既存政党の力を借りて
そこから停滞が始まったりという残念な結果にならないように祈ってます。

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