【MTGエクテン】

4 呪文づまりのスプライト
4 霧縛りの徒党
2 ヴェンデリオン三人衆
1 誘惑蒔き

4 苦花
3 精神を刻む者、ジェイス

4 コジレックの審問
1 思考囲い

3 見栄え損ない
1 喉首狙い
1 破滅の刃

4 謎めいた命令

2 饗宴と飢餓の剣

4 島
2 沼
3 沈んた廃墟
3 忍び寄るタール抗
4 闇滑りの岸
4 人里離れた谷間
4 変わり谷
2 地盤の際

サイドボード

2 強迫
2 弱者の消耗
1 破滅の刃
1 喉首狙い
4 瞬間凍結
2 呪文貫き
2 漸増爆弾
1 ワームとぐろエンジン

※当方、思考囲いを1枚しか所持してないゆえのコジレックの審問4。

普段使いの個人デフォルトUBフェアリー。
飢餓と饗宴の剣は前抜きしてマナ漏出と切り替えてもよい。

前回の私論のときは精神を刻む者、ジェイスの採用について
4マナ域の渋滞から、ジェイスベレレンの方を選択していたが、
やはりカードパワーの違いとデッキ的にジェイス先置き自体が有効な武器になるわけではないので、
純粋に強い方を選択すべきという結論に至った。

また、饗宴と飢餓の剣の登場で、プロテクション黒をまとった生き物が増えたため
黒除去そのものが信用できなくなり、誘惑蒔きなどの青い除去の必要性を強く感じた。

 ◆

UBwフェアリー

3 呪文づまりのスプライト
4 霧縛りの徒党
2 ヴェンデリオン三人衆
1 誘惑蒔き

4 苦花
2 精神を刻む者、ジェイス

4 コジレックの審問
1 思考囲い

3 流刑への道
2 見栄え損ない

4 謎めいた命令

3 エスパーの魔除け

1 饗宴と飢餓の剣

26土地

白をタッチしたエスパーフェアリー。
個人的には好きだが、大会結果で見かけない(=結果を残さない)理由はよくわかる。

白をタッチすることの利点は
1マナ除去の質が流刑への道採用で格段にあがる。
さらにプロテクション黒に怯える必要がなくなり、除去性能はこれ以上もなく頼れるものとなる。
エスパーの魔除けが採用できるため、フェアリーに対して
2枚ハンデス、2枚ドロー、エンチャント破壊のすべてのモードが刺さるため
同型対決に強くなれる。剣依存に対してサイドから神への捧げ物を挿せるのも強い。

もちろん、石鍛冶の神秘家からの剣は強力だが、
フェアリーには確定パーツが多く、それらが十分強力ゆえ
スロットを多く占有する石鍛冶の神秘家は不採用となった。

エスパーの魔除けが白タッチの理由なので、ここを削れない以上
石鍛冶の席はどこにもない。

サイドに赤黒パーマネント除外まで積みうる
強力な白タッチ構想だが、

残念かな、マナベースに不安が残る。

現状、強力なフェアリーである変わり谷を積まない理由は無く、
安定した霧縛りモードのためにフェアリーの数を減らすのは難しい。
地盤の際を切ることはミシュランに殴り殺される未来か
それらに除去を使ってしまったためにフィニッシャーに殴り殺される未来、
そして、風景の変容をカウンターしきったのに焼き殺される不毛の未来しか見えない。

というわけで20枚の土地から
2t目までに青と黒と白を1ずつ確保しながら
4t目に青青青を確保するという曲芸レベルのマナベース構築となり、

結果としてタップイン土地増加による速度低下で1手負けすることが多くなる。
もちろん、純粋に事故率増加、謎めいた命令を手札に持ったまま死亡という悲しみに覆われる。

よって、メタがフェアリー一色でも白をタッチすべきではないという結論に。

フェアリーの強みは重厚な安定性。そこを無視したフェアリーはただのならず者の集まりにしかならない。

 ◆

話をデフォルトに戻すと、

マナ漏出不採用である。

これには理由があり、
マナ漏出は強いカードではあるが、
撃つタイミングが無く、
最序盤以外では呪文づまりのスプライトの方がはるかに有用であるという点。

そして、デッキ的にこれを2t目に構えたくないというのが大きな理由。

2t目はフェアリーの華である苦花設置でドヤ顔がベストアクションとして
以外でも、1マナ除去を構えての1マナハンデスや
1t目2t目連続ハンデスなどの方が動きとして美味しい。
そのため、マナ漏出のスペースがあるならハンデスを積込むという方が強い気がする。
ましてや白タッチで石鍛冶の神秘家を挿すなら、さらにマナ漏出のスペースは無い。

あと、意外に2t目変わり谷アタックが有効である点も見逃せない。
フェアリーにおける難題は自身のライフ管理である。

今季のエクテンシーズンで、一時期バントアグロに浮気していた以外は
ほぼフェアリーをメインに戦ってきたわけだが
未だにライフ管理には悩まされる。

そのため、相手のライフが18スタートにさせることに最初の1ターンを費やすことはやぶさかではない。
特に除去が無いと予め確認している場合は特に。

 ◆

饗宴と飢餓の剣についても、デフォルトには2枚入っているが
たぶんココも抜ける可能性が高い。

まず、3t目剣設置は悪いアクションではないが最良のアクションではない。
5t目5マナ到達できて、場に生き物がいる場合(そして、本体に届く場合)の5t目剣設置は
このうえなく強いアクションであるが、それが可能な場合には
その手に欲しいのはたぶん剣ではなく謎めいた命令だと思われる。

もちろん、謎命令を8枚積むときっと怒られるので、妥協して別のものを採用する必要がある。

そこで黒緑剣なのだが、はたしてこれが次善策としてベストかどうかには議論の余地がある。

 ◆

さて、フェアリーの欠点は4マナ域の渋滞だ。
しかし、逆に考えると
4マナ以降はパラダイスともいえる。

となると、4マナリーチにすべてをかけていくほうがいい。

4マナ到達で

霧縛りの徒党
精神を刻む者、ジェイス
謎めいた命令
誘惑蒔き

と強力なアクションが4つも用意されている。

そのため、それ以外はそこに到達するための準備とも言える。

その意味では最善や次善の策ではないが緩衝材的意味合いでマナ漏出に採用の余地もあると思った。
黒緑剣よりはよほど序盤に貢献する。

 ◆

最後に、エクテンシーズンは早くも終わりを告げた。
フェアリーを使い込むことができず、残念極まりない。

この大いなるポテンシャルを秘めたデッキとも、そろそろサヨナラの時期だという。
エスパーフェアリーもさらなる調整によってはt1に昇華できるだけのポテンシャルは感じられただけに。

そして、もうひとつだけ、試してみたいことがあったが、それもかなわぬようだ。

それは、コルフェノールの計画である。
今の私には2BBでドロー7カードと書いてあるように見える。
コルフェノールの計画でコルフェノールの計画をめくれば宇宙が見える。
そうでなくても、謎めいた命令のバウンスで使いまわせられるように思える。
なにより、ストレージで二束三文で突っ込まれているこのカードに陽の目を当てて欲しい。

あーでもイラストが不気味すぎてフェアリーに入れたくないわ。だめだこりゃ

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