夕輝と"ポケモンカード"の考察[2]
2010年8月27日 日常+αその1は直前の記事を参照のこと。
DP初期の売れ行きが好調だっただろう点と
DPtの売上不振については、次のことからも推測できるのだが、
レジェンドの売り方がDP初期と同じである。
拡張セット二種併売にディアルガパルキアスタータが想像出来る
優良スターター5種の販売、
ex廃止LvX導入のように
LvX廃止グレート導入とシステム刷新、さらにカード枠まで更新している。
これがうまくいったかどうかは歴史からは振り返られないが、
まあ、最近の市場を見て推して知るべし。
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その市場の話だが、ここ一年ほどで
オークションの取引件数が極端に減少している。
これはいくつかの複数の要因から来るのだろうが、
ひとつに最近のカードの魅力の薄さが原因かと思う。
実際、LvXよりも格段に当たりやすいグレートとレジェンドだが
グレートは最大4枚必要というシステムからして、
価格はむしろ高騰してもおかしくない。
にもかかわらず、今、オークションなどで4桁で取引されているグレートは数少ない。
というか、存在するのか?
レジェンドもそう。
L2の三犬の封入率はLvXのそれと同等。
枚数は1枚で良いのだが、LvXぐらいの価格は維持して欲しい。
こちらは人気補正もあって、ある程度のラインは維持しているが、
このラインは人気以上のものは無く、色紙にポケモンの絵が書いてある以上の価値があるとは思えない。
エンテイライコウぐらいか。カードでなければならないのは。
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2010年に着目すると、とにかくスカスカなんだが、
それ以上に発行カード種類の少なさだ。
ロストリンクを含めると、拡張セットは4セットと多めだが
対戦スタタが1つしか無く、ロストリンクは小型エキスパンションだ。
ゲームが新世代に入る中でもうすこし盛り上がりが欲しいと思うのは贅沢なのか
と思ったが、
よくよく知らべてみると
DP発売の2006年も発売物品ということでは
ほとんど変わらないことがわかった。
歴史はDPシリーズ以降だが
2006年は3月と7月に拡張セットと構築済み二種の計2セットデッキ四種にDP1だけのようだ。
予想と異なり、販売スケジュール自体は
この5年ほどは大きく変わっていないようだ。
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もっとも盛り上がりは段違いな気がするが
これはどのような点に起因するのだろうか。
続きはまた次回
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