【ドミニオン-ボードゲーム】
かなり面白いんだろうと思う。
しかし、我々には少し合わないようだ。
その合わない理由を考え、
それを修整するようなハウスルールを考える。
1.我々にとっては神経衰弱ゲー
どう考えても、自分と他人のデッキ構成を逐一記憶しておく必要がある。
だが、これは常人には厳しいし我々にも厳しい。
出来なくはないが、それは神経衰弱ゲーに他ならない
2.中途半端な時間
1プレイにかかる時間が中途半端に長く、それでいて軽い。
さらに神経衰弱ゲーというのが追い打ちを掛けるので
1プレイにビモーに疲れる。
3.目的の曖昧
残念なことに、ゲーム終了時の得点を競うというゲームなのだが
何点稼げば勝ち、(あるいは相手の得点をゼロにしたら勝ち)という
"勝利条件"が存在せず、"終了条件"だけが存在するため
互いに牽制するばかりで動きが取りにくい。牽制ゲー
4.にも関わらず干渉が少ない
相手に干渉できるのはアタックカードのみだが
これもターゲットを指定できるわけでもなく
さりとて強力な妨害でもない(魔女は妨害としては強力だが)
特に特定の対象・・・つまりトップを走るプレイヤーに対して
特定的に干渉できない。
◆
まず、中途半端な時間と終了条件のみという問題を修整するため
新たな条件を設ける。
"勝利点が30点に到達すればその場で勝利"
また、この条件のためと神経衰弱ゲーの修整のために以下のルールを加える
"各プレイヤーはカウンタートークン(つまりはおはじき)で自分のデッキ内の勝利点の合計を常に公開する"
勝利点カードを獲得すれば、その場でカウンターを動かして
自分の勝利点を公開情報にしてしまう。
(なお、これに付属して庭園は禁止カードとなる)
また、神経衰弱ゲーの解決のために
相手のデッキのカードに完全非公開データを混ぜることにする。
さらに時間短縮を狙うルールとして
"初期デッキは銅貨6枚銀貨2枚屋敷3枚に追加の6枚のカードを加える(初期デッキが17枚)"
追加の6枚のカードは、
使用されるアクションカード10種類各二枚と
銀貨2枚と公領2枚の計24枚をシャッフルして
各プレイヤーに分けて与える。
(つまり6枚は4人戦の場合、3人戦なら追加カードは8枚になる)
そして、第四の課題であるプレイヤー同士の干渉であるが・・・
これは特定のプレイやーに対して干渉できる
新規のアクションカードを自己作成することで
対応せざるを得まい。
◆
これらのことからして
我々に合うためには
1プレイが非常に軽いor非常に重い
勝利条件が明確
他者へのある程度の干渉
乱数要素と完全非公開情報がそれなりに存在
以上の条件が必要そうだ。
どう見てもTCGです。
本当にありがとうございました。
◆
蛇足。
まず、これらの改変は普通にプレイするなら必要ないということ。
ドミニオンはそれだけで十分に面白いゲームであるし
軽くプレイするだけなら、記憶を要することもなく普通に遊べる。
ので、改変は推奨しない。
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