ネタがねぇなぁ。
FFXIは踊り子ちまちまあげてるよ。
20まではサポモで以降はサポ忍が良いのかな。

【ポケカ-抽象的なお話】

サポーターの枚数に関するお話。


デッキを作る上でもっとも大切なこととは何か。
それは、デッキの方向性、目的、いわゆるコンセプトを明確にすること。
目標をしっかりとさだめ、それに添ったカードを投入することが重要です。

コンセプトすなわち、勝利への道が決まったなら
次に考えねばならないことは、その目標を達するための手段です。
これがエンジンです。エンジンは複数積まれる場合もあります。
ポケカにおけるエンジンは、サポーターやネンドールなどがあるでしょう。

コンセプトとエンジンが確定したら
細かなカードを選定します。それはプラパであったり
また、環境に合致したメタカードであったりします。

コンセプトとエンジンが決まり、細かな部分が埋まったなら、
これをひとくくりにしてアーキテクチャと呼ぶことにします。
(本来の意味とは少し違いますが、ポケカにはデッキタイプが
ほぼ存在しないのでこれで良いかと思います)
デッキタイプは、ポケカでは
ビートダウン、カウンターパンチャー、ライブラリアウトの三択で
大多数がビートダウンですものね。

で、アーキテクチャが固まると
具体的なデッキ構築、すなわち各カードの枚数を決めていきます。
中には、この時点で採用枚数ゼロすなわちリストラされるカードもあるでしょう。

結局の所、カードを引く確率が重要なので
ここで確率論のお話が始まってしまいます。
ところが、ポケカの世界はドローを始めとした
ライブラリサポートが充実していてかつ強力。
なので、多少は確率を無視した構築が許されます。
いわゆる1枚挿しがほぼ確実に引けるわけですから。
通常構築でさえシルバーバレットが不可能ではありません。

一方で、他のカードゲームと違い、ポケカは
たねと進化後の2種類(or3種類)があつまって初めて機能するものばかりです。
毎ターンの1枚ぽっちのドローで揃えるのは至難の業です。

つまり、ライブラリサポートは極めて重要なのです。
もちろん経験則で十分ですが、
事故らない程度では微妙です。事故りえないが理想です。

ライブラリサポートは3種類に分類されます。
一枚のカードが複数のライブラリサポートを実現する場合もあります。

ドロー
単純にカードを複数枚引くことで手札枚数を増やし
選択肢を増やすことで枚数のアドバンテージを稼ぎます。

サーチ
ライブラリから任意のカードを手札に加える行為です。
ドローと違い、そのときに必要なカードを加えることが出来るため
手札の質が向上し、質のアドバンテージを稼ぎます。

圧縮(フィルター)
ライブラリから不要なカードを取り除くことで
ドローの質を上げます。この効果により
最終的に手札の質を向上させることができます。

以上がライブラリサポートの三種類です。

これらを効率よくデッキに投入しなければなりません。
どれが重要かはデッキによって異なります。
しかし現時点では、圧縮効果の高いカードは
ポケカにはあまり見あたりません。

 ◆

サポーターの枚数という本題に入るまで時間が掛かってしまいました。

答えは17枚です。

 ◆

実際にはサポーターによってライブラリサポートを
どの程度カバーするかによって変わります。
サポーター以外のカードでライブラリサポートを行う場合
サポーターは少なくても良いかもしれません・・・と思うでしょうしかし
サポーターは60枚6枚戦では多いにこしたことはありません。

 ◆

少し具体的なお話になりますが、
現在、ポケカDPのみの60枚戦において
よく使われるエンジンは以下の組合せです

・サポーターてんこもり
・アカギの策略

・ヨノワール(Dps)
・ネンドール
・ユクシー

・フィオネ
・ヤミラミ
・ジラーチ(DP5)
・ジラーチ(Dpt2)

実際にはスピアー(Dpt2)なんかも分類的にはエンジンですが省きます。

ネンドールはドロー効果の高いカードですが、
このカードはドローしかできません。
一方でジラーチ(DP5)は好きなカードを選んで山札の上に置くわけで
サーチ効果は一級品ですが、手札の枚数は一切増えません。

こんな感じで一長一短のカードを組み合わせて
本来の目標を達成するわけですが、

サポーターというカードは
最も簡単かつ最も多彩なサポートが行えるカードです。
手札に有ればすぐ使えてリスクは一切ありません。

つまり、最も有用なライブラリサポートはサポーターカードということなります。

 ◆

ネンドールがあればサポーターは少なくても良いか。
これは正しくありません。
しかし、ネンドールを採用していることによりドロー能力は十分あるため、
ドロー以外のライブラリサポートをサポーターカードで補う必要があります。

フィオネに関しても同様。
フィオネはサーチとしては強カードですが、ドロー効果はゼロです。
ならば、サポーターでドローを補う必要があります。

 ◆

ネンドールやフィオネ、ヤミラミなどを一切採用しない場合の
サポーター例(サポーターてんこもりエンジン)

4 オーキドはかせの訪問(ドロー)
2 地底探検隊(ドロー)
2 デンジの哲学(ドロー)
2 スージーの抽選(ドロー)
4 ハマナのリサーチ(サーチ)
4 ミズキの検索(サーチ)

ドローとサーチを満遍なく採用し、
かつ多くの枚数を採用します。
サーチは重要ですが引かなければ意味がないので
ドローが若干濃いめになります。

ネンドールを採用する場合(2-2)の
サポーター例(ネンドールエンジン)

4 ハマナのリサーチ
4 ミズキのけんさく
4 バクのトレーニング
2 ハンサムの捜査
1 シロナの想い
1 ゴヨウの指名

ドローは十分確保できますが、ネンドールが起たねば意味がありません。
サーチは十分に投入し、ドローには付加価値を求めます。
手札をシャッフルする手段は、ドローサポートと相性が良いです。

SPポケモンで構成されるネンドール無しのジラーチ(リフレイン)の
サポーター一例(アカギリフレイン)

4 アカギの策略
4 ハマナのリサーチ
2 ミズキの検索
3 オーキドはかせの訪問
2 スージーの抽選
2 リョウの採集
1 ゴヨウの指名

アカギをリフレインさせることでライブラリから必要なカードを
6枚引き抜き、同時にフィルター効果も期待するエンジンです。
しかし、リフレインは効果を2倍にするだけなので
ドローとサーチは満遍なく必要になります。
この場合はサポーターを引かねばリフレインが無意味なので
サポーターを多めに積み込み、要らないものはスージーで
手札に変換すると効率がよいです。

 ◆

とどのつまり、サポーターは"強いカード"が多いので
たくさん入れた方が良い。
というか、毎ターン必ずサポーターを使えるぐらいに
多めにしておいた方がよいです。
確かに手札でサポーターがだぶついて困ることはありますが、
サポーターを撃てなかったことによる損失に比べれば
たいしたことはないでしょう。

というわけで、特に理由がなければ17枚を目標に積むべきでしょう。
というか、スタン60枚では、理由がなければ
ハマナのリサーチは4枚、ミズキの検索は3枚以上入れるべきですね。
あとは、ネンドールが入っていても、バクのトレーニングなど
ドロー用のサポーターを入れておくと安定します。
(要らなければコスモパワーで下に戻せば良い)
 
 
最後に

まずネンドールは過信すべきではありません。
ネンドールを引いてくるためにサポーターが必要になることを
十分に理解すべきです。

そして、重要なことは
デッキに明確なコンセプトを持つということ
勝つための具体的な手段を持ち、
その実現のために必要なカードだけを選定し
必要なだけ積むということが最も良い方法です。
サポーターの枚数もまたしかりということですな。

この辺の理解度の差が
コピーレシピとオリジナルレシピの差異なんですよね。

コメント

みつい
2009年2月27日4:10

>>ひみつ日記
強いというのには同意ですし、試したこともあります。ただ、スペースを割くレベルかは疑問です。

「アカギの策略」に必要なのは、1枚目を確実に打つ手段のような気がします。

夕輝
2009年2月27日18:46

まあ、ココのヒミツはたいしたことないから良いんですが、
ヒミツに対するレスポンスはヒミツで、ね。
ヒミツにしてる意味が無くなっちゃうから。

で、アカギリフレインの話ですが、
アカギが手札にないと話にならないってのは間違いないんで
(最低でもハマナは欲しい。オーキドとかリフレインしても仕方ない)
主にリフレインはサーチのサポーターと相性が良いので
とりあえずネンドールと組ませますね。
よほどの理由が無いかぎりネンドールを採用しないということはできない。

nophoto
キミ
2009年3月1日16:51

はじめまして!
サポーター比率、大変参考になります。アカギリフレインが興味深いのですが、SPポケモンメインのデッキで、アカギリフレイン構築する場合は、ジラーチは何枚いれるのが理想的でしょうか?

夕輝
2009年3月2日20:39

ジラーチの枚数はデッキ次第でしょうね。
絶対に欲しいなら4枚入れるしかないし、
無くても良いなら、2枚で済ますという手もあるかと、
どちらにしても、スージーの抽選を入れておくと良いかも。

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