夕輝とポケカのちょっとマジなお話
2008年11月27日 日常+α コメント (2)【ポケカ】
まあ、ネタデッキばっか並べてみたわけだが、
(やっぱりネタかよ)
今回はDPハーフの現環境について
ちょっと真面目に述べる。
◆
カイリキーゲンガーが猛威を振るっているらしい。
なるほど、よくよく考えれば
ギンガ団に対して一定の優位を保つカイリキーと
ポケパワー持ちに対して強いゲンガー(スカタンクGなどまるでカモ)は
現環境のメタへの解答というわけだ。
つまり、これはメタビートに分類できる。
そこまでギンガ団が流行っているというふうにも考えられる。
実際に、グラエナを加えるか否かという種別はあれど
ギンガ団は安定して強い力を発揮できる。
いわゆる抜群の安定性と一定の制圧力を持っている。
グラエナを使い制圧力をあげるか
そつなく組んで安定性をあげるかの違いはあるが
いずれにせよ、高いポテンシャルを秘めている。
カイリキーだけでは、ドグロックなど対抗しづらい点があり
ゲンガーを加えることで確実とした。
もちろん、死の宣告が強いということもあるが、
実際には死の宣告が無くてもゲンガーは十分強い。
(だからこそ使われているということだろう)
◆
ディアルガGLv.Xの存在はメタを収束させている。
この存在を考慮に入れざるを得ないため
グラエナ、シェイミともに構築段階で一歩後手を踏む。
ギンガ団が優位な状況で
これを狩れる存在が上に昇っているというわけである。
実際にはカイリキーやゲンガーは単体では
そこまで脅威ではないし、
私の本当の意味でメインとするシェイミ系の緑色どもにとっては
むしろカモでさえある。
しかし、肝心のギンガ団に勝ちづらいのもまた事実である。
◆
で、何が言いたいかというと。
まず、夕輝はメタビートが大嫌いであるということ。
特にポケカは相性が強く出るゲームだから
メタジャンケンに終始するのは本来のゲームとはかけ離れる。
と私は思っている。
第二に、メタメタうんぬんかんぬん以前に
構築能力をあげなければ、メタビートでさえマトモには組めない。
ということである。
第三に、夕輝はコインフリップするカードがきらいなので
カイリキーもゲンガーもあんまり好きじゃないということである。
裏が出ること前提で組むし
表が出るとなんだか相手に悪い気がする。
◆
ここで私にはふたつの選択肢がある。
カイリキーゲンガーに勝てるデッキを組むか否かである。
前にも言ったとおりメタジャンケンは嫌いだが
本気で上を目指すなら好き嫌いなんて言ってられないわけだ。
夕輝が最初に思いついたのは
ヨノワール(DPs)だ。
これはカイリキーに対してもゲンガーに対しても強く
緑色に対しても強い。
ただし、3エネを要求する大食らいである。
3エネを付けるためには3ターンが必要であるが
これは絶望的なまでに長い。
実際にギンガ団が出る前にヨノワールを使っていた時期もあるが
正直使いこなしきれなかった。
ナイトスピンの強さ、ダメージイーブンの強さ、
かげのしれいの強さ。全て把握したが使いこなすのは難しい。
次に思いついたのは、
ビークインにギンガ団を搦めるデッキだ。
これはネタでもなんでもないが、
エネ基板に不安を抱えるのもまた事実だ。
ビークインが強いのはもはや周知であるとして
私はチェリムを良しとはしないので
(私が思っている以上にチェリムは強いということは知っているが)
いろいろなデッキを組んでは崩しを繰り返している。
個人的にはハピナスを使いたいが、
ゲンガーとカイリキーに対して不利
ラムパルドに対して不利で組んでなんかられないのが・・・
◆
で、長々と話をしているが、
私が本当に言いたいことは次の一文である。
「ワープポイントは常に2枚積み」
これを主張したい。
どんなデッキでもワープポイントは2枚。
と私は思った。
たぶん上位のデッキを開ければ
全てのデッキにワープポイントは2枚入っていると思う。
◆
で、締めに現環境の解答となる可能性のデッキと特性を列挙する。
カイリキーゲンガー
ギンガ団にめっぽう強い。
元々地力が強く、ワンキルも可能な万能メタビート
というか、完成度も高いから居座りそうな気がする。
ビークインチェリムシェイミ
カイリキーに強く、ディアルガ軸でないギンガ団に強い。
ゲンガーにも若干有利だが、コイン次第
ヨノワール
3枚のエネをどうやって付けるかが全て
マネージメント要素が強いがポテンシャルは高い
ブーバーン
火で最も安定して強い。
ディアルガGを主軸としたギンガ団に勝てて
緑色全般にもかなり優位。
キングドラ
昔ほどの圧倒的な制圧力は失われたが、それでも強い。
チェリムやシェイミが非常に辛いので、メタ的には厳しい。
ディアルガG軸ギンガ団
カイリキー対策が全て。ドグロックでは厳しい。
かといってアンノーンGは乗せにくい。
カイリキーが居なければ、相当に強いのは間違いない。
以下B級
スカタンクGグラエナグライオン
・・・たぶん強くないか?グライオン。
格闘抵抗でスカタンクGの援護が有れば80点なんだが。
しかもレベルアップを視野にいれてもいい。
ビークインゲンガー
ギンガ団には強くないが、カイリキーゲンガーには強いぞ。
ブースターグレイシアLvX
ブイズはステータスが低いが、完全にポケパワー止められる。
HPの低さとエネをどうするかが課題。
◆
まあ、すきなポケモン使うのが一番なのは違いないんだがね。
コメント
たねのXなのでハーフでも場に出すこと自体は難しくはないのですが、立ち位置が難しいです。
ギンガ系と組ませてアタッカーにするとメインアタッカーが1ラインしか入れれない事になり、せっかくのボディーロックも倒されてしまうor回収せざるを得ない可能性が出てきます。
かと言ってベンチに下げると、ディアルガGに変わるアタッカーが必要ということになります。
以前ゲンガーディアルガGXを使っていたのですが、相当無茶しないとディアGXをベンチに置くのは難しいと感じました。
うまく立てばほとんどのメタと互角以上に戦えるのですが、タイミングが非常に難しいです。ゲンガーが落とされてからでは遅い気もしますし。
Xはレベルアップ前の技を使え、ディアGが強いのは承知していますが、私の主観ではそれならディアG×2でいいんじゃないか?と思ってしまう今日この頃です。北海道のシニアでは優勝したそうですが、実際WCS全体ではそこまで出現してないようです。
本格的に運用したことがないので
あまり大きな事は言えないのですが、
PBロックは非常に強いです。
というか、ディアルガGXがいなければ
にげごしグラエナがとんでもないことになります。
で、実際にはディアルガを前に出して戦うギンガ団でデッキを組むなら
私もディアルガGを2枚にするほうが安定するしたぶん強いです。
でも、ディアルガGLvXを投入する余地はありますよ。
ただその場合はハーフでLvXを起てるという技術と構築が必要になりますし、たぶん、それは"相当な無茶"に該当するでしょう。