夕輝とポケモンにおける霰パの有意性
2007年11月10日 日常+α霰パで検索すると
ココが意外と上位なので
(ヤフーで20位圏、ググル先生で30位圏)
少し思うことを書いておく。
まず、ポケモンにおける霰パの定義を
天候状態を"霰"にするパーティーとしておく。
シングルに関しては
取り立ててここでは述べない。
強いて言うなら、ダブルシングル共に共通する利点は多いが、
全ての天候パにおいて、シングルよりダブルの方がより有利である。
よって、天候パを運用するならダブルの方が良いために
私はダブルでしか天候を変えないので
シングルはよくわからないのである。
△▼△
まず、ダブルにおいて典型的な霰パを例として紹介する。
ユキノオー
グレイシア
マンムー
ヤドラン
ゴウカザル
スターミー
よく霰パは何が強いのかと問われ、
グレイシアの必中ふぶきと言うが
それは半分は正解で半分は不正解である。
確かにグレイシアの脅威の特攻から放たれる吹雪は強い。
控えめグレイシアのふぶきは
威力的には特攻振りの臆病スターミーのハイドロポンプを相手二匹に喰わせるようなものだ。
ましてやどちらかが凍る確率は19%に達する。
しかし、私が思う、霰パの強さは以下の点である。
・ユキノオーの存在により、
非伝説戦では晴れパ雨パに対して絶対的な優位がある。
・きあいのタスキ無効化
ダブルでは天候パは強い。日本晴れにせよ雨乞いにせよ強い。
しかし、霰パはその二つに対して圧倒的な有利を持っている。
晴れパ雨パに対して絶望的ともいえる天候操作の有利点である。
次にタスキ無効化。もちろん砂嵐でも可能だが
あられのダメージを無効化できるポケモンは
砂嵐のダメージを無効化できるポケモンより圧倒的に少ない。
小さなことだが、霰後の交代で出てきたポケモンは
タスキの効果を受けられない。
すなわち、グレイシアの吹雪やその他攻撃で即死させることができる。
この点はグレイシアの必中ふぶきの強さを補強しているといえる。
霰パは以上の二点(そして、グレイシアの必中ふぶき)により強いといえる。
△▼△
さらに、先の三点ほどでは無いが霰パの隠された強さのひとつは
ユキノオーが草タイプを持っているということである。
特にウッドハンマーの存在が大きい。
これは、霰パが苦手とする水タイプへの明確な解答のひとつである。
ユキノオーは霰を降らす機械扱いされていて
ほとんどの霰パでぞんざいな扱いを受けている気がするが
ユキノオー御大のゆきふらし以外の部分の強さは
実は霰パに欠かせない非常にマッチしたものである。
霰パが強いのはグレイシアが強いからではなく
ユキノオー御大が強いからと言っても過言ではない。
△▼△
次に拘りスカーフの存在がある。
もちろん、このアイテムは霰パ以外でも猛威を振るっているが、
これは非常に霰パにとって相性が抜群のアイテムである。
まず、先にも述べたように
霰パの攻撃手段は必中ふぶきしか存在しない。
雨パのキングドラのように舞ったりハイドロポンプと龍の波動を使い分けたりするような器用さも無ければ
晴れパのようにソーラービームとオーバーヒートといった使い分けもない。
どうせ使う技がひとつなのだから
拘りスカーフのデメリットが排除される。
そのうえで、氷タイプのポケモンは速度では
他のポケモンにおくれを取る者が多い。
そして、その分、火力や耐久性に優れるのも特徴だ。
スカーフはその鈍足を補ってくれる。
また、メインポケモンのグレイシアが"不器用すぎる"のも
スカーフが強い理由である。
グレイシアを育てればわかるが、補助を考えないなら
ふぶき(orれいとうビーム)、シャドーボール、めざめるパワーぐらいしか攻撃手段がない。
△▼△
もちろん、きあいのタスキ無効化と書いたが
こっちのポケモンのきあいのタスキは有効だ。
耐久力はあるが、弱点が多く即死がよくある
ユキノオー御大が持つのが基本だが、
ユキメノコを採用してるなら、こっちが持つ必要性もあるだろう。
とにかく、相手より優位な点には違いない。
△▼△
とにかく霰パは強いのだが、もちろん残念なことに苦手な相手が存在する。
・メタグロス
というか、鋼ポケモンは無理だ。ふぶき半減されたうえに
コメットパンチやアイアンヘッドでさえグレイシアを即死させる。
・カビゴン
この特殊耐久に優れた居眠りポケモンは高い特防を持ち
それだけでふぶきを防ぐのに加えて、
なぜか特性で氷ダメージが半減する。
当然、捨て身タックルを貰えば、グレイシアは瀕死の重傷を負う。
他にも、炎ポケモンも苦手である。
とにかく、氷タイプはタイプとしては脆弱で弱点が多すぎるのだ。
"霰"が強いのではなく、氷タイプは"霰"でも降ってなければやってられないのだ。
ちなみに典型的タイプのヤドランは鋼タイプを返り討ちにする底力があり、
ゴウカザルは、メタグロスやカビゴン相手に優位に立て
スターミーは基本的に全ての炎ポケモンを縛った上に
広範囲に活躍できるという利点(そして、当然ふぶきも撃てる)のために
霰パに混ざっている。
△▼△
というわけで、霰パは決して強くは無かったするんだが
それでも、グレイシアの可愛さとふぶきの凶悪さは魅力的だ。
だが、それを使いこなすには
ユキノオー御大の強さと霰そのものの強さを再認識する必要があるだろう。
ちなみに、ユキノオー御大はウッドハンマーを持っていても
持ち物はきあいのタスキ推奨である。
また、きあいのタスキを持っているからといって
ウッドハンマーをはずす理由にはならない。
よく夕輝のユキノオーは相手の攻撃をタスキで耐えて
ウッドハンマーで反撃してお前を殺して私も死ぬみたいな感じになってます。
どうしても、4匹潰した方が勝ちというルール上
一人一殺の姿勢はかなり有効なのが実際のところ。
ココが意外と上位なので
(ヤフーで20位圏、ググル先生で30位圏)
少し思うことを書いておく。
まず、ポケモンにおける霰パの定義を
天候状態を"霰"にするパーティーとしておく。
シングルに関しては
取り立ててここでは述べない。
強いて言うなら、ダブルシングル共に共通する利点は多いが、
全ての天候パにおいて、シングルよりダブルの方がより有利である。
よって、天候パを運用するならダブルの方が良いために
私はダブルでしか天候を変えないので
シングルはよくわからないのである。
△▼△
まず、ダブルにおいて典型的な霰パを例として紹介する。
ユキノオー
グレイシア
マンムー
ヤドラン
ゴウカザル
スターミー
よく霰パは何が強いのかと問われ、
グレイシアの必中ふぶきと言うが
それは半分は正解で半分は不正解である。
確かにグレイシアの脅威の特攻から放たれる吹雪は強い。
控えめグレイシアのふぶきは
威力的には特攻振りの臆病スターミーのハイドロポンプを相手二匹に喰わせるようなものだ。
ましてやどちらかが凍る確率は19%に達する。
しかし、私が思う、霰パの強さは以下の点である。
・ユキノオーの存在により、
非伝説戦では晴れパ雨パに対して絶対的な優位がある。
・きあいのタスキ無効化
ダブルでは天候パは強い。日本晴れにせよ雨乞いにせよ強い。
しかし、霰パはその二つに対して圧倒的な有利を持っている。
晴れパ雨パに対して絶望的ともいえる天候操作の有利点である。
次にタスキ無効化。もちろん砂嵐でも可能だが
あられのダメージを無効化できるポケモンは
砂嵐のダメージを無効化できるポケモンより圧倒的に少ない。
小さなことだが、霰後の交代で出てきたポケモンは
タスキの効果を受けられない。
すなわち、グレイシアの吹雪やその他攻撃で即死させることができる。
この点はグレイシアの必中ふぶきの強さを補強しているといえる。
霰パは以上の二点(そして、グレイシアの必中ふぶき)により強いといえる。
△▼△
さらに、先の三点ほどでは無いが霰パの隠された強さのひとつは
ユキノオーが草タイプを持っているということである。
特にウッドハンマーの存在が大きい。
これは、霰パが苦手とする水タイプへの明確な解答のひとつである。
ユキノオーは霰を降らす機械扱いされていて
ほとんどの霰パでぞんざいな扱いを受けている気がするが
ユキノオー御大のゆきふらし以外の部分の強さは
実は霰パに欠かせない非常にマッチしたものである。
霰パが強いのはグレイシアが強いからではなく
ユキノオー御大が強いからと言っても過言ではない。
△▼△
次に拘りスカーフの存在がある。
もちろん、このアイテムは霰パ以外でも猛威を振るっているが、
これは非常に霰パにとって相性が抜群のアイテムである。
まず、先にも述べたように
霰パの攻撃手段は必中ふぶきしか存在しない。
雨パのキングドラのように舞ったりハイドロポンプと龍の波動を使い分けたりするような器用さも無ければ
晴れパのようにソーラービームとオーバーヒートといった使い分けもない。
どうせ使う技がひとつなのだから
拘りスカーフのデメリットが排除される。
そのうえで、氷タイプのポケモンは速度では
他のポケモンにおくれを取る者が多い。
そして、その分、火力や耐久性に優れるのも特徴だ。
スカーフはその鈍足を補ってくれる。
また、メインポケモンのグレイシアが"不器用すぎる"のも
スカーフが強い理由である。
グレイシアを育てればわかるが、補助を考えないなら
ふぶき(orれいとうビーム)、シャドーボール、めざめるパワーぐらいしか攻撃手段がない。
△▼△
もちろん、きあいのタスキ無効化と書いたが
こっちのポケモンのきあいのタスキは有効だ。
耐久力はあるが、弱点が多く即死がよくある
ユキノオー御大が持つのが基本だが、
ユキメノコを採用してるなら、こっちが持つ必要性もあるだろう。
とにかく、相手より優位な点には違いない。
△▼△
とにかく霰パは強いのだが、もちろん残念なことに苦手な相手が存在する。
・メタグロス
というか、鋼ポケモンは無理だ。ふぶき半減されたうえに
コメットパンチやアイアンヘッドでさえグレイシアを即死させる。
・カビゴン
この特殊耐久に優れた居眠りポケモンは高い特防を持ち
それだけでふぶきを防ぐのに加えて、
なぜか特性で氷ダメージが半減する。
当然、捨て身タックルを貰えば、グレイシアは瀕死の重傷を負う。
他にも、炎ポケモンも苦手である。
とにかく、氷タイプはタイプとしては脆弱で弱点が多すぎるのだ。
"霰"が強いのではなく、氷タイプは"霰"でも降ってなければやってられないのだ。
ちなみに典型的タイプのヤドランは鋼タイプを返り討ちにする底力があり、
ゴウカザルは、メタグロスやカビゴン相手に優位に立て
スターミーは基本的に全ての炎ポケモンを縛った上に
広範囲に活躍できるという利点(そして、当然ふぶきも撃てる)のために
霰パに混ざっている。
△▼△
というわけで、霰パは決して強くは無かったするんだが
それでも、グレイシアの可愛さとふぶきの凶悪さは魅力的だ。
だが、それを使いこなすには
ユキノオー御大の強さと霰そのものの強さを再認識する必要があるだろう。
ちなみに、ユキノオー御大はウッドハンマーを持っていても
持ち物はきあいのタスキ推奨である。
また、きあいのタスキを持っているからといって
ウッドハンマーをはずす理由にはならない。
よく夕輝のユキノオーは相手の攻撃をタスキで耐えて
ウッドハンマーで反撃してお前を殺して私も死ぬみたいな感じになってます。
どうしても、4匹潰した方が勝ちというルール上
一人一殺の姿勢はかなり有効なのが実際のところ。
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