カードゲームには限らないのだが
対人戦となる対戦ゲーム全般においての話である。

 △▼△

まず、ほぼ全ての対戦ゲームにおいて
必ず勝者と敗者が存在する。

当たり前だが、二人対戦の場合は
片方が勝って、片方が負ける。
 
 
そして、デッキ構築型のカードゲームや
格闘ゲームなどでは
相性が存在する。

例えば、古代マジックにおいては
基本的に白単色ビートダウンに対して
青のフルカウンターはまず勝てない。

 △▼△

夕輝は、マジックとモンスターコレクションとSWCCGに関しては
それなりにプレイを重ねている(特に後者二つ)ので
ぶっちゃけ、平均よりは強い。
公式なトーナメントの場であれば勝ち抜けを十分狙える。
最も得意とするSWCCGでは下手な相手にはまず後れを取らない。

あと、コンシューマだがカルドセプトと
最初期のアヴァロンの鍵なんかも、どちらかといえば私は強い。

 △▼△

カードゲームにも様々な種類があり
よく似たようで全然違う。

私は十数種のカードゲームを嗜んでいるのだが
(MTG、モンコレ、SWCCG、最初期ポケカ、初期リーフファイト、スクランブルギャザ、央華封神、初期アクエリ、カルドセプト、アヴァロンetcetc)

例えば、MTGとSWCCGでは全く違う。百八十度違う。
MTGが一戦十数分で終わるのに対し
SWCCGは45分使い切りがスタンダードであった。

 △▼△

このように、どうしてもジャンルによって
得手不得手が存在する。

しかし、下手の横好きとはよく言ったモノで
得意不得意にかかわらず、
好きなゲームをやりたいというのは人情である。

では、どのようにして勝つか。

 △▼△

結局、ゲームの本質は楽しむことなので勝ち負けは二の次なのだが
公式大会など、勝つことにより、より楽しみを得られることは
否定できないわけで、やはり勝ちたい。

 △▼△

普段は、どれだけ公式大会等に遠征していても
同じメンツでプレイすることが大半だと思う。
格闘ゲームなどではゲーセンがあるが
カードゲームはプレイスペースがあるショップに行くことはあっても
なかなか良いプレイには恵まれないのが現状。

結局、いわゆる"調整"プレイは同じメンツでやることになる。

 △▼△

調整プレイは勝つ必要は無い。
デッキの動きなどを確認するための行為であるからだ。
しかし、友人相手でも勝ちたい試合というのは多い。

では、どうするか。

頑張れ。

と言いたいが、頑張ってもどうにもならないことはある。

夕輝はSWCCGでは、
並みの相手には後れを取らないと豪語しているが、
夕輝亭メンバーでは悲しいかな最弱である。

それは、周りが強すぎるからである。
全日本チャンプ経験者なんかが混ざってて勝てようはずもない。
(夕輝の最高成績は国内6位)

でも、まあ、身内に勝てなければ
外に出たとき勝てば良いだけなんだけどね。

 △▼△

でも、SWCCGに関しては夕輝はメンバー最弱で
負けが混んでいたからこそ、強くなれたというのはある。
自分より強い人間と戦うことが一番手っ取り早く経験値が溜まる。

望めばいつでも、
日本で一番強いプレイヤーが相手してくれる環境というのは
はっきりいって美味しすぎる。

おかげで、大会でやってくる気持ち悪いデブヲタども
なぎ倒すためのパワーが手に入ったのだ。

 △▼△

カードゲームには相性がつきものなので
いろんなカードに触れるのが強くなる近道には違いない。
もちろん、その分、金が掛かるが強くなるには金掛けざるを得ない。

夕輝だってSWCCGでは
全国大会前の怒濤の3ボックス買い二連打とかあった。

 △▼△

で、まあ、SWCCGは自慢できるぐらいには強くなったが
最初はかなり弱かった。

でも、ある日ある期間を境に世界が変わった。
何かが見えるようになった。
デッキ構築の基礎部分が根本的に入れ替わった。
プレイスタイルが変わった。

そこからは自分でも、ああ強くなったなって思った。

いわゆるレベルアップ音である。

夕輝はこれがゲームにおける中級と上級の境界だと思っている。

 △▼△

私の持論では、時間と金さえ掛ければ
中級者には誰でもなれる。
しかし、その上に行くには
なにかきっかけが必要だと思ってる。
何がきっかけでレベルアップできるかは定かではないが。

ともかく、勝つ方法っていうのは
"強くなる"ことに似てるがちょっと違う。

自分より弱い相手とするのが勝つための最短経路だからだ。
強くなっても、周りが強すぎれば勝てないのだし。

 △▼△

カードゲームにおいては事故が少なからず存在する。
格闘ゲームにも誤発動などよくある。
 
 
運が多少なりとも絡むから事故は当然。

と考える人も多いだろうが

カードゲームにおける事故というのは
ほとんどの場合、デッキ構築段階で減らすことが出来る。
それをせずに事故ったと言ってる間は絶対に強くはなれない。
(もちろん、どんだけやっても事故は無くなりはしない)

逆に事故らないことはデッキ構築における優秀さを示している。

事故が多いということはデッキに問題点がある証拠だし
本当に強い人を見てればわかるけど
なかなか事故らない。或いは事故っているように見えても
いつのまにか、挽回している。

 △▼△

以上のことを踏まえると

勝つ方法というのはひとつしか無い。

"自分より弱い相手とゲームすることである"

そして、自分より弱い相手を増やすためには強くなるしかない。

強くなる方法というのは

・相性を理解する
・金と時間を掛ける
・同じメンツだけでなく、いろんな人と対戦する
・自分より強い相手と対戦する
・様々なカードゲームに嗜む
・事故を回避するプレイングと構築スキルを身につける
・レベルアップする

まあ、最後のひとつは本当に最後のカベなんだが
他は初心者から中級者になった辺りから意識すると良い。

特にネットレシピのコピーデッキなんか使ってるうちは
絶対に成長しない。これは断言できる。

もし、ネットからアイデアを頂いたのなら
それをコピーするのではなく
自分の手に馴染むように調整する。

調整の結果、同じ物になったとしても
それはコピーデッキではなく、自分のデッキである。

 △▼△

ま、オリンピックを見てたらわかると思うが
どんだけ頑張っても勝てないってのはやっぱりある。

だから、自分で納得できるだけのことをすれば
負けても悔いは残らないよ。

負けて悔いるということは
まだできることが残っているということかな。

 △▼△

最後に、知り合いに勝つよりも
知らない人に勝つ方が楽だな。
夕輝亭メンバーは夕輝の動きを理解しすぎだ。
そりゃ、勝てねぇ。

コメント

らすてぃー
Rusty
2007年9月14日23:42

とても参考になりました。
今ちょうど悩んでいるところにご丁寧に説明されており、見入ってしまいました。

考え方を改めるきっかけになりそうです。

夕輝
夕輝
2007年9月15日17:05

なんか偉そうな記事で本当に申し訳ない。
老兵の戯言とでも思ってください。
少しでも参考になれば幸いです。

nophoto
ごん
2007年9月16日5:50

お。麻雀においてもかなりの共通点があるでよ。
なかなかレベルアップできないワタシ。

夕輝
夕輝
2007年9月16日22:00

うむ。対人戦のゲーム全般に関して
それなりに共通していると思うー

やっぱり、掛けた時間と金の大きさ=強さみたいなところは
全てにおいて共通している思うー

nophoto
ごん
2007年9月17日15:57

失ったもの:彼女、単位
得たもの:プライスレス

な俺。
ちなみに昨日は二万負けた。萎えた。

夕輝
夕輝
2007年9月17日18:38

失ったもの:プライスレス。

nophoto
KNO
2007年9月17日22:48

KNO的強くなる持論★イェイ★
・好きこそものの上手なれ
・1打目字牌はNG(麻雀に限らず〜全勝負共通〜)
を心掛けております。

失ったもの:夕輝に負けるゲーム
 得たもの:夕輝に効果はばつぐんだ☆

久々にSWCCGやりたいな〜(ボソ

夕輝
夕輝
2007年9月18日0:51

ゲームに勝つコツ:KNOとはやらない。

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