夕輝と車椅子の未来宇宙
2007年5月26日 日常+αげっとだぜ!
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とりあえずテニスで右腕が抜けた。
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ミミロップ、ムウマージ、クチートのパーティーは
非常にテクニカル故に私では使いこなせない。
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あー、韓国がイージス艦を建造するらしいなぁ。
どうでもいい気もするが、
一応、基礎教養として
イージス艦について、少し書いておこう。
まず、イージスとは
ギリシャ神話に登場する盾の名前である。
ゼウスからアテナに与えられた無敵の盾アイギスが元ネタ。
イージス艦の定義は
フェイズドアレイレーダーを搭載していること
同時に多数の目標の処理を短時間に即座に行えること
このふたつである。
そして、このふたつをあわせてイージスシステムと呼び、
イージスシステムを搭載している艦船をイージス艦と呼ぶ。
イージス艦を保有している国は
アメリカ(70)、スペイン(1)、ノルウェー(1)、日本(5)のみで
現在、韓国が建造中、オーストラリアが検討中である。
なお、日本は現在イージス艦1隻が建造中で来年に就役する予定。
どうしてイージス艦を保有する国が少ないか。
その理由はイージスシステムを開発したのはアメリカであり
アメリカは厳しい審査を超えた同盟国海軍にのみ
イージスシステムを有償で分け与えているからである。
ぶっちゃけ、イージス艦は全て米国産みたいなもの。
わかりやすく説明すると
簡単イージス艦組み立てキットをアメリカが販売しているわけだ。
審査を合格した海軍はこれをアメリカから買って
自分たちで建造する。
(なお、イージスシステムの使用料は一隻当たり500億円ぐらい)
で、気になる韓国のイージス艦(KDX-III)であるが・・・
まあ、イージス艦には違いない。
アメリカから提供されたイージスシステムは
旧式のもので、
日本が第一隻目を建造したときに
日本に提供されたものより、むしろ低級のもの。
(日本に提供されたイージスシステムからは対潜水艦システムなとが削られていたが、韓国に提供されたシステムはさらに電子戦システムなどまで削られた。なお、現在、日本の最新のイージス艦には
アメリカから、ほとんどフルに近いイージスシステムの提供を受けている)
ただし、韓国は予算の問題もあり
大型艦隊を組むことは無いので、
海軍の中央艦としての機能を持たせたものとなっているので
一極集中。そういう意味では超大型艦。(一隻で十分にしたい)
日本のイージス艦は一艦隊に一隻用で機能集中していないので
設計にゆとりがあるけど、
向こうにはカツンカツン設計らしい。
なお、日本が現在建造中のイージス艦は非常にデカい。
世界各国のイージス艦の中で最もデカい(そして背も高い)。
しかも、大和よろしく、内装は超豪華らしい。
ここまでくると夕輝にはよくわからないくんだが。
とにかくスゴイらしい。
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なお、ロシアや中国はイージス艦を保有していないが
フェーズドアレイレーダーを配備した艦船は保有している。
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日本のイージス艦はこんごう型が4隻
今年、就役したあたご型が1隻(さらに1隻建造中)
なお、海自が独自開発したFCS-3は
ミニイージスと呼ばれることがあるが
イージスシステムとはなんの関係もない。
(まあ、フェーズトアレイレーダー使うけど)
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以上、どうでも良い知識でした。
しかも合ってるかどうかは保証できません。
大事なことは、なんでアメリカ軍は
イージス艦70隻も持ってるのん?
ってこと。
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