DeathNote全12巻読破。
 
 
今更かよ、とかいう突っ込みは却下する。
 
 
うん、とても面白かった。
惜しむらくは、デバイスが漫画であったということ、か。
 
 
夕輝はマンガが大好きである。
蔵書は二千を超える。
最も好きな漫画は何か、と聞かれると返答に困るのだが、
総じて良い漫画の最後を初めて読み終えたとき
或いはシリーズ内でも大きな区切りがついたときというのは
なんともいえぬ気分になる。全身の毛が逆立つというかなんというか。
興奮して、体温と血圧が上昇しているのが自分でもわかる。

実はこの気分を味わえる漫画というは少ない。
私はこの瞬間が好きなのである。

お勧めの作品をいくつかあげても良いが、
結局は個人の好みに依存する部分もあり、
また自発的に読み出した作品と
勧められた作品では、己の内に生じ出ずる気分も異なる。
 
 
漫画は優れた媒体である。絵と文章を内包し
情報量は文字だけの文庫本の比ではない。
しかし、それゆえに堕落し、或いは無能故に
その良さを使い切れていない作品の方が
圧倒的に多い。

そして、その事実が漫画という文化全体の総価値を減じている。

現にアニメや漫画といった媒体は、
小説やドラマといった媒体と比べたとき、
圧倒的に弱者である。
最近の流行ドラマが
漫画から発生したものであるにも関わらずだ。

DeathNoteに関しては本当にそう思った。
これが漫画以外の媒体から出発したのなら、
とんでもないことになっただろう。
 
 
 
 
 
でも、逆に、漫画好きからすると
漫画であってよかったと、ホッとする部分も否定できないのである。
 
 
 

コメント

nophoto
ごん
2006年12月18日0:58

バスケがしたいDeath・・・

夕輝
夕輝
2006年12月18日1:46

諦めたらそこで試合終了だよ。

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