夕輝と地味にバブル期と同じ求人数に達してるのにイマイチ景気の回復感のない日本経済
2005年12月9日【地味にバブル期と同じ求人数に達してるのにイマイチ景気の回復感のない日本経済】
どうして景気が回復したという感じが掴めないのかというは簡単な話で、
"景気が回復した"という経験を誰もした事がないからです。
知らないからどんな物かがよくわからない。
バブル期や高度成長期では、景気は上向いて進んでいたが、それは回復では無かった。
じゃあ、回復ってどんななの?ってそんな感じなのでしょう。
じゃあ、もしかして既に回復しちゃってる?
そうは一概に言えないのもまた事実です。
ぶっちゃけ、求人数や失業率や株価や為替レートは景気とは関係ありません。
そんなものは、一般人には関係の無い世界の話です。
しかし、景気というものを一般人に聞くので有れば、
そんな一般人と関係のない物を基準に考えられるはずもありません。
一般人が考える景気は結局は、収入ということになります。
バブル期に比べれば、ほとんどの場所で収入は減っています。
だから、一般人には景気が回復したとは思えない。
バブル期が異常だっただけで今が普通なわけなのですが、
一度旨味を味わうと忘れられずさらに美化してしまうのが人間の性です。
もちろん、収入が少ないから支出が減る。支出が増えないから収入が増えない。
根本的に、みんなの手元に入るお金を全て増やそうと思うと、
インフレーションが起こる以外に方法は無いですよね。
増えるもんじゃないのに、増えることを期待している。
でも増えないから、イライラしたりがっかりしたりする。
それが景気の回復感の無い経済の正体です。
景気が悪い悪いと叫んでみても、世界で第二位の経済大国の地位は揺るぎません。
アメリカにはさすがに負けますが、
それでも国土面積の差、人口の差、資源の差を考えれば日本は善戦しすぎです。
韓国?中国?日本の足下にも及ばないのが実情です。
有人宇宙船だとかコンピューターだとか、
そういった分野で中韓などに圧倒されっぱなしだと思いそうですが、
まあ、宇宙分野は日本は全く力を入れていないので
ある程度後れを取るのは仕方ないですね。
それでも、あまり遅れを取ったりはしてないですが。
あと韓国のインターネット分野の基盤を支えているのは実は日本人だったりしてね。
今、日本のエンジニアが韓国の企業にかなり引っ張られてるんですよ。
向こうのが金銭的な待遇は良いんでね。でも、金銭的な部分だけだけど。
向こうは日本のように労働関係の法律が整備されていませんから。
一日20時間労働とかあるらしいです。
また、日本はなまじ技術力があり、法整備もしっかりされているため、
見えない部分にお金を掛けなければなりません。バブル期よりもさらに。
最近、建築物の耐震性の偽造問題がありましたが、
あれだって、法律で耐震性を確保しなければならないと決まっているので、
見えない部分(耐震性)にお金を掛けなければいけません。
法律がバブル期よりも厳しいのでよりお金がいる。
だから中小企業にはそれが痛打となっていろいろと閉塞感を感じてしまう。
当然、社員の給料にも響いてくる。
韓国や上海などなんか日本よりも凄そうに感じますが、実際は。。。
見えない部分にはお金を掛けていないので何事も基盤が脆弱です。
逆に日本は見えない部分にお金を掛けるだけの余裕がある。
その事は日本の景気がそれなりに良い事の証でもあります。
さらには日本の文化も関係してきます。
何事もはっきりさせず曖昧を良しとする日本の文化は
経済にも同様の影響を及ぼします。
つまり、景気が回復したとはっきりさせるのは美しくないのです。
日本は逆境に立ち向かうを美徳とする節もありますから、
景気はよくないけど頑張ってるぜ俺たち、みたいなところに
美しさを感じ酔っているのかもしれません。
また、日本人は他の文化に比べ、個より集団を重んじます。
そのため、他人が景気が悪いと言っているのに
自分だけ景気がよいなんて言ってはいけない。なんて気持ちもあり
右にならえで景気が悪いー景気が悪いーって言ってるような感じもありますね。
実際に悪くなくても。
日本の文化は、日本が資本主義を突き進むなら、いずれ障害となるでしょう。
なあなあの文化は、ゼロとイチで構成される資本主義とは全く相容れないからです。
そうなると資本主義そのものが
"よくわからないもの、理解しがたいもの"になってしまうでしょう。
そもそも景気をはっきりさせるのが美しくないと前述しましたが、
どうやってはっきりさせるのかよくわからないという理由も大いにあるでしょう。
今まではっきりさせたりしない文化だったのが急にはっきりさせろと言われてもねぇ。
さらに、その基準は資本主義とかいう"よくわからないもの"です。
よく分からないのも無理はありません。
さらに日本人は右にならえ、テレビにならえですから、
テレビという箱の中でよく知らない会ったことも無い人が
言ってることを鵜呑みにしてしまう。
テレビの中の人はよくわからないから
国とは反対のことを言っておこうと思ってるだけなのに。
デフレスパイラルではありませんが、
景気の回復感が絶対に訪れない螺旋構造の中に居るようなもんです。
でも、夕輝は別に悪いとは思いません。
良くも悪くもこれが日本の文化なのですから。
ともかく、景気が回復してるのかどうかもわからない現状では
あるいはわかりたくない現状では、回復感もクソも無いということですね。
ただ中には、業種によってはまだまだ冬の時代の業種もあります。
中国やインドなどの安い労働力に押されっぱなしの業界や
世界的な石油高騰に悩まされる業界なんかです。
もちろん、景気の回復感を感じていない以上、
全体的に皆支出を絞っているので
サービス業なんかとっては、まさに"景気が悪い"のでしょう。
どうして景気が回復したという感じが掴めないのかというは簡単な話で、
"景気が回復した"という経験を誰もした事がないからです。
知らないからどんな物かがよくわからない。
バブル期や高度成長期では、景気は上向いて進んでいたが、それは回復では無かった。
じゃあ、回復ってどんななの?ってそんな感じなのでしょう。
じゃあ、もしかして既に回復しちゃってる?
そうは一概に言えないのもまた事実です。
ぶっちゃけ、求人数や失業率や株価や為替レートは景気とは関係ありません。
そんなものは、一般人には関係の無い世界の話です。
しかし、景気というものを一般人に聞くので有れば、
そんな一般人と関係のない物を基準に考えられるはずもありません。
一般人が考える景気は結局は、収入ということになります。
バブル期に比べれば、ほとんどの場所で収入は減っています。
だから、一般人には景気が回復したとは思えない。
バブル期が異常だっただけで今が普通なわけなのですが、
一度旨味を味わうと忘れられずさらに美化してしまうのが人間の性です。
もちろん、収入が少ないから支出が減る。支出が増えないから収入が増えない。
根本的に、みんなの手元に入るお金を全て増やそうと思うと、
インフレーションが起こる以外に方法は無いですよね。
増えるもんじゃないのに、増えることを期待している。
でも増えないから、イライラしたりがっかりしたりする。
それが景気の回復感の無い経済の正体です。
景気が悪い悪いと叫んでみても、世界で第二位の経済大国の地位は揺るぎません。
アメリカにはさすがに負けますが、
それでも国土面積の差、人口の差、資源の差を考えれば日本は善戦しすぎです。
韓国?中国?日本の足下にも及ばないのが実情です。
有人宇宙船だとかコンピューターだとか、
そういった分野で中韓などに圧倒されっぱなしだと思いそうですが、
まあ、宇宙分野は日本は全く力を入れていないので
ある程度後れを取るのは仕方ないですね。
それでも、あまり遅れを取ったりはしてないですが。
あと韓国のインターネット分野の基盤を支えているのは実は日本人だったりしてね。
今、日本のエンジニアが韓国の企業にかなり引っ張られてるんですよ。
向こうのが金銭的な待遇は良いんでね。でも、金銭的な部分だけだけど。
向こうは日本のように労働関係の法律が整備されていませんから。
一日20時間労働とかあるらしいです。
また、日本はなまじ技術力があり、法整備もしっかりされているため、
見えない部分にお金を掛けなければなりません。バブル期よりもさらに。
最近、建築物の耐震性の偽造問題がありましたが、
あれだって、法律で耐震性を確保しなければならないと決まっているので、
見えない部分(耐震性)にお金を掛けなければいけません。
法律がバブル期よりも厳しいのでよりお金がいる。
だから中小企業にはそれが痛打となっていろいろと閉塞感を感じてしまう。
当然、社員の給料にも響いてくる。
韓国や上海などなんか日本よりも凄そうに感じますが、実際は。。。
見えない部分にはお金を掛けていないので何事も基盤が脆弱です。
逆に日本は見えない部分にお金を掛けるだけの余裕がある。
その事は日本の景気がそれなりに良い事の証でもあります。
さらには日本の文化も関係してきます。
何事もはっきりさせず曖昧を良しとする日本の文化は
経済にも同様の影響を及ぼします。
つまり、景気が回復したとはっきりさせるのは美しくないのです。
日本は逆境に立ち向かうを美徳とする節もありますから、
景気はよくないけど頑張ってるぜ俺たち、みたいなところに
美しさを感じ酔っているのかもしれません。
また、日本人は他の文化に比べ、個より集団を重んじます。
そのため、他人が景気が悪いと言っているのに
自分だけ景気がよいなんて言ってはいけない。なんて気持ちもあり
右にならえで景気が悪いー景気が悪いーって言ってるような感じもありますね。
実際に悪くなくても。
日本の文化は、日本が資本主義を突き進むなら、いずれ障害となるでしょう。
なあなあの文化は、ゼロとイチで構成される資本主義とは全く相容れないからです。
そうなると資本主義そのものが
"よくわからないもの、理解しがたいもの"になってしまうでしょう。
そもそも景気をはっきりさせるのが美しくないと前述しましたが、
どうやってはっきりさせるのかよくわからないという理由も大いにあるでしょう。
今まではっきりさせたりしない文化だったのが急にはっきりさせろと言われてもねぇ。
さらに、その基準は資本主義とかいう"よくわからないもの"です。
よく分からないのも無理はありません。
さらに日本人は右にならえ、テレビにならえですから、
テレビという箱の中でよく知らない会ったことも無い人が
言ってることを鵜呑みにしてしまう。
テレビの中の人はよくわからないから
国とは反対のことを言っておこうと思ってるだけなのに。
デフレスパイラルではありませんが、
景気の回復感が絶対に訪れない螺旋構造の中に居るようなもんです。
でも、夕輝は別に悪いとは思いません。
良くも悪くもこれが日本の文化なのですから。
ともかく、景気が回復してるのかどうかもわからない現状では
あるいはわかりたくない現状では、回復感もクソも無いということですね。
ただ中には、業種によってはまだまだ冬の時代の業種もあります。
中国やインドなどの安い労働力に押されっぱなしの業界や
世界的な石油高騰に悩まされる業界なんかです。
もちろん、景気の回復感を感じていない以上、
全体的に皆支出を絞っているので
サービス業なんかとっては、まさに"景気が悪い"のでしょう。
コメント