【まじっく】

やはり、一度は20点火の玉を撃ちたい。
いや、今は猛火か。

とにかく短絡的で単純だが、
漢として一度はやってみたいことである。
 
 
 
早摘み?
 
確かにあれを使えば簡単にできるが、
あれはコンボデッキであって、
私が望む馬鹿っぽいデッキでは到底無い。

あるいは、春の鼓動と緑のマナブーストを使えばとも考えるが、
それはちょっとスマートすぎる。

20点猛火などと叫ぶにはやはり
紙の束ではなく岩の束のような無骨さが欲しい。

8 平地
3 山
3 島
3 シヴの浅瀬

4 ボロスの駐屯地(場に出る時土地を手札に戻して、T:add白赤)
4 ディミーアの水路(同上、青黒)
4 セレズニアの聖域(同上、白緑)

3 炎まといの天使
1 炎の大天使ラジア

3 貪る光
4 神の怒り
3 ショック
4 稲妻の螺旋
3 猛火
3 邪魔
3 けちな贈り物
4 連絡


古来より、2マナ以上捻出する土地は強いとされてきた。
そのほとんどが、エクステンデッドの環境でさえ禁止や制限されている。
じゃあ、現環境の2マナ捻出する4枚の土地、
すなわちボロスの駐屯地、ゴルガリの腐敗農場、
ディミーアの水路、セレズニアの聖域が弱いわけが無いじゃないか!

これらを使い、土地からだけで21マナを捻出し、
相手を一瞬のうちに焼き殺すのだ!
 
 
 
半刻より短い時間で制作された
端的に言うならば、"思いつき"だけで制作されたこのデッキだが
想定上の動きを簡単に説明しよう。
 
 
 
土地を出して猛火を本体に撃つ。以上。
 
 
 
とはいえ、それだけでは周りを固めるカードの選抜の意図が
よく理解されないかも知れない。

まず、

神の怒り、貪る光、ショック、稲妻の螺旋

これらは相手のクリーチャーを焼くために入っている。
ほとんどのデッキは対戦相手を殺すのに生き物の力を使うので
生き物さえ止めることができればあまり負けない。
直接火力は万が一のための猛火の支援ともなる。
もちろん猛火で焼くことしか考えていないが、
何事にも保険や予備は必要だ。

炎まといの天使、炎の大天使ラジア

当然、これらは相手のクリーチャーの進軍を妨害するために入っている。
どちらも、重量級ながらその重さに見合った能力を持っている。
それに、万が一の時にこれらで殴りかかることも出来よう。
もちろん、猛火で焼くことしか考えていないが
何事にも保険や予備は必要だ。

けちな贈り物

これ使い方はひとつだ。
2マナ土地を3種類とけちな贈り物自身を
サーチしてくるために入っている。

つまり、簡単に言えば、これは木霊の手の内と同じなんだ。
それに、まあ、本来なら猛火で焼くことしか考えていないはずだが、
これで炎まといの天使を1枚だけ引っ張ってくれば
確実に墓地に送り込めるしな。

連絡

せっかく青を入れたんだ。これを使わない手は無い。
5マナで4枚のカードを手に入れることが出来る。
呪師の弟子が4ターンと12マナかけてすることを
わずか5マナで成し遂げるこのカードは強いと思わないか?
相手のターンにマナを残さずともたいした問題では無いし、
中盤以降なら、8マナ9マナ余裕で捻出できるデッキに
コストの重さなど関係ない。

邪魔

青いカウンターで今一番強いのは何かと問われれば、邪魔だ。
というわけで、邪魔を入れてみる。
相手が何かしそうなら、20点猛火を撃つ際に3マナ浮かせて撃つべし。
 
 
 
このデッキが目指すのは勝利では無い。
20点猛火を撃つことだ。
勝利など単なるその結果にすぎぬのだ。

早積みとか春の鼓動とかウルザ地形とか
撃つだけなら他に手段もあろうが、
そんな使い古された、そう
ほとばしる魔力や兄弟戦争の時代の遺物では無く、
今ある新しい力でやることに意義があるのだ。きっと。

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