夕輝と赤いポスト

2005年8月8日
あの赤いポストは通常の3倍の速度で向かってきます!>挨拶
 
 
 
赤ザクは本来、通常の3割増しの性能という設定だったが、
それではインパクトが無いので、3倍という超仕様になったらしい。

【郵政】

表の話。

重点。
 夕輝は郵政民営化に賛成。
 夕輝は衆院解散を支持。
 夕輝は小泉内閣の続投を希望。

で、
衆院で5票差で法案が通過したものの、
参院で17票差で否決されました。
小泉首相は、当初の弁のとおりに
衆議院を解散させることになりました。
 
 
参院の結果で衆院を解散させることについての是非

当然だ。何も問題ない。

首相にはその権限が与えられている。
与えられている権限を行使することに何か問題があろうか。
もし、それが相応しくない権限の行使であれば、
最終的に不信任を受けることになろうし、

そもそも、首相は、そういう権限を持つことも含めて
選らばれたわけで、その行動に何らかの問題があるとすれば、
選んだ人間にも非があろう。
もっとも、日本の首相(国のトップ)を選定する方法に問題がある。
具体的には、首相の選択に民意は全く反映されていない。
 
 
郵政法案に賛成する理由。

別に法案の内容なんか知らん。
夕輝は、小泉内閣が発足した時に、応援することを決めたわけだ。
死ぬも生きるもそのスタンスを変える気はない。それだけのこと。
 
 
小泉首相とその内閣について

国のトップなのであるから、その言はある程度通らないといけないと思うのだ。
それに、小泉首相は、前言を翻したことがほとんど無い。
今までの首相が触れもしなかった北朝鮮の問題を二歩三歩進めた。
それだけで信を置くに値すると夕輝は思っただけだ。
公約を守ってくれるわけだからな。

もちろん、今、他に首相を任せられる人間が居ないのも理由にあるがね。
 
 
 
 
 
裏の話。

というわけだ。

国会とか民意とかいう以前の話。

議員が自分の信念に基づいた投票を行ったといえるのか?
自分の保身を考えたうえでの投票を行った議員が何人いることか。

衆院も参院も、だ。

法案の内容を吟味したのか?

あの投票の場に居た議員の中で、
法案の内容を復唱できる議員が何人いることか。
 
 
私を含めて我々も他人事ではない。
国会議員を選んだのは、我々だ。
腐った人間だったら、それを選んだのも、我々だ。
投票できる人が居ないと、立候補せずに指をくわえているのも我々だ。

マスメディアが言うままに踊らされ、何も考えないのも我々だ。

郵政云々と言っても、
我々の多くは法案の内容を全く知らない、知ろうとしていない。

それ以前に、郵便局が何をやってるか知らない人も多い。

貯金がどのくらいか、どれくらいの局が全国にあり、
どれくらいの人が勤めているか、その運営はどうなっているか、
黒字赤字、どの程度の金を持っていて、これからどうなろうとしているか…
 
 
 
これだけテレビで騒いでた郵政法案ですらこのザマだ。

この影に隠れた他の法案について考えたことはあるのか。
人権擁護法案だけじゃない。
障害者自立法案、税金の控除削減の問題、六カ国協議、
自衛隊と憲法改正の問題などなど。
 
 
 
国民は国について何も知らない。
我々は何も知ろうとしない。
 
戦争に反対することは簡単だ。
その行為が意味することを考えたことはあるのか。
北朝鮮に経済制裁を加えるのも簡単だ。
その行為が意味することを考えたことはあるのか。
民主党を支持するのも簡単だ。
その行為が意味することを考えたことはあるのか。
小泉首相を支持するのも簡単だ。 
その行為が意味することを考えたことはあるのか。 
 
 
 
日本はどんな国なのか。
我々は世界からどのような目で見られているのか。

国民総生産のグラフを見たことがあるだろうか?
輸出輸入などの貿易に関する資料は?
日本企業がどんなことをしてるのか?
 
 
 
話が逸れてきた。元に戻すと、

よく郵政民営化すると、
田舎の郵便局が潰れるから反対とかいう意見を聞く。

つまり、潰れないのは赤字を税金で我々の金で補填しているからに過ぎない。
それならば、民営化して税金を節約しろと言いたい。

その反面、郵便局は国民貯金という莫大な現金(円)を持っている。
それを守るために国の庇護が必要だから反対という意見には
賛同してもいいかもしれないと思わないでもない。

別に、ドイツはドイツ、アメリカはアメリカ
全て、それに見習う必要は無い。それだけが理由なら
郵政民営化などクソ喰らえだ。
しかし、そうすることに利益があるから、そうなっていってるのもまた事実だ。
世界から社会主義が消えつつあるのもそういうことなのだから。
 
 
少なくとも、国会議員はそういう細かい部分まで
自分の頭で考えて、自分の信念に基づいて投票すべきだ。
そして、我々はそういう人間を議員として選ぶか、
自分が立ち上がるかしなければならない。

そういう観点からすれば、政党政治は害悪の極みではあるが、
政党という存在が産む国に対する利益は莫大だ。
皆が皆、好き勝手していては国は動かないのもまた事実。
国を安定させる上で複数の政党からなる政党政治が良いのは、
先進国と、近くの大陸のあの国を見ていればよくわかる。

難しいのは間違いない。
安定すれば、留まり澱み、そして腐る。
流れ続ければ、力のないものから流されて消えてしまう。
 
 
 
簡単な物では無いのだから、
我々は自分自身の頭と知恵で考えなければならない。
マスメディアに関わらず他人の意見に乗っかって考えた気になるのではなく、
自分の意見を持たなければならない。
 
 
まあ、考えない。意見を持たない。
というのもまた、その人の考え、そして意見であるかもしれない。
 

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索