最新刊8巻まで入手。

というか、8巻が最新刊だということを知らずに、
古本屋で7巻まで買ったうえに、まだ古本屋でその先を探してた夕輝に乾杯。
もっと出てると思ってたわけだが。
 

で、 
面白いと思うよ。良くできてるとも思う。
細かいところを指摘しだしたらキリは無いけど、それでも並みの漫画家よりはスキルもある。画力もある。集中線もベタの使い方も心得ている。あとは大コマとブチ抜きがより使えるようになれば、超一流。高さの表現を端的に表せるのは、大コマとブチ抜きだ。もちろん、背景とキャラの対比とかそんなものもあるがね。
 
 

観客にたくさん媚びを売れば、そりゃ観客は喜ぶし、読みもするだろう。それを人気と呼ぶならば、人気も得られよう。それで良いならそれでいい。そんな作品はゴマンとあるし、時間の流れに埋もれて消えていく。
媚びを売ることなく、作品自体で、その世界自体で人を惹き付けることが出来たなら、それで得た人気は、時間の流れに負けはしない。
そのうえで、読者が悦びそうなアクセントを付けることが出来るようになれば、もう怖いものはなかろう。

意識的か無意識かどうかは関係ない。観客はそんなことは気にしない。
観客は面白ければそれでいい。ただ、その心に残るか残らないかは、作品次第だと思う。

で、パピヨン(蝶野)に触れておくと、
アレが蝶・人気なのは、奇天烈な格好ではなく、アレが生き生きしてるからであるわけで、作者がアレを楽しんで書いてるのがはっきりと伝わってくる。そんな気がする。少なくとも、中に筋が一本通っていて、さらに生き生きしてるキャラクターが嫌われようはずがない。キャラクターが漫画の全てでは無い。が、キャラクターも漫画の一部なのは間違いない事実だから、キャラクターも大事なのだと思うのですよ。

え?
私ハえんぜる御前様ヒト筋デスヨ?

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