夕輝と(貧乏に)忍び耐える者3rd

2005年3月20日

【まじっく】

[(貧乏に)忍び耐える者]

10島
8 沼
2 塩の湿地
1 死のたまる地、死蔵

4 羽ばたき飛行機械
3 疫病甲虫
4 物知りフクロウ
2 大水招き
2 骨奪い
2 喉笛切り
2 大牙の衆の忍び
4 静風の日暮
1 鬼の下僕、墨目
1 鼠の守護神

3 幻視の血清
4 残響する衰微
4 残響する真実
3 マナ漏出

サイド(一案)
3 秘宝奪取
2 幻覚
3 無効
3 恐怖
2 大牙の衆の忍び
2 骨奪い

前回からの変更点。

・ランドを21枚に減らす

単純にスペースを作りたかったため。
ランドと幻視の血清を合わせて24枚でなんとかなる。
若干事故率が上昇してるが、血清とフクロウと気合い。

・マナ漏出と骨奪いを1枚ずつ削って、疫病甲虫3枚を追加。

メインから、小型が13枚。小型が出なくなる問題を完全回避。
疫病甲虫の存在は、黒系に対して勝率がそこそこ上昇する。
序盤の通し棒から、後半は最後の数点を削ってくれるまである。
スペースはマナ漏出を3枚に削り、その使い方を悔い改めることで対応。
骨奪いは疫病甲虫と比べると、一手劣るため。

・恐怖を全部抜いて、残響する衰微を1枚追加して4枚に

序盤の軽量クリーチャー対策なら、完全に恐怖＜残響する衰微なため。

・鼠の守護神を1枚追加。

単純に黒に対する勝ち筋の増加。
黒に対して腐る喉笛切りを踏み台に場に加える。
6／6でドラゴンに一方的に打ち勝ち、恐怖と肉体の奪取が無効。
　
　
　
プレイング総論

・フクロウや血清によっての山札の上の調整。

独楽のように何度も出来るわけでもないうえに、
4手先を見据えて動かす必要があるため、
忍者に対する慣れと相手のデッキに対する知識が要求される。
土地を絞ってるため、序盤は土地を大事にしつつ、
デッキの残りのカードとその枚数と相談しながら考える必要あり。

・日暮の攻撃が通った時に手札にどの忍者を引っ張るかの選択。

選択は、骨奪い、喉笛切り、墨目、大牙の衆の忍び、日暮の5択。
いぶし銀はパワー2で2マナ素出しの骨奪い。
力に物言わせるなら、墨目。
コントロールよりには大牙の衆の忍び。
除去が濃い相手は追加の日暮。

・マナ漏出の使い方。

3枚しかない。これの使い方はある意味、最重要課題。
確定カウンターでも順位付けをし、時にはスルーする力も必要。
タップアウトは避けたいが、このデッキは受けに回ったら負けるので
押していくためには、タップアウトしつつ勢いを保持することも大事。

・残響する真実の使い方。

まず、ブーメランとどちらが有効かの話題は保留。
このデッキは黒が濃いので、残響する真実のが良いかと。
しかし、スペースが許されるなら、真実3枚ブーメラン3枚まである。
使い方は、一瞬だけの完全除去なわけだが、
使い方を間違えると、ほとんど無意味になる。
主に、青コンの枷をタイミングよくバウンスできるかで、
青を喰えるか、青に喰われるかが変わる。
また、真実だけでなく、衰微やマナ漏出にも言えるが、
大事にしすぎるのはダメ。攻勢に出るためにはバンバン撃っていく。
デッキ的に序盤から中盤で雰囲気的に勝ちを決めておかないと
巻き返しを受けて負ける。

・クリーチャーのプレイ順序

序盤はあまり問題は無いが、
中盤以降のプレイ順序や忍術の順序は重要。
また、フクロウや血清で見つけたクリーチャーの操作も同様。
除去が予測できる場合は、囮を使っていく必要もあるし、
中盤以降の羽ばたき飛行機械の使い方も難しい。
クリーチャーが途切れると敗戦濃厚なので、
線が途切れないようになめらかに繋げていく。
羽ばたき飛行機械は最重要。チャンプに回していいのは最後か3枚目か。
大水招きは1／1に対してとても有利に動けるわけで、
場合によってはフクロウより優先される。
忍者の数自体は多くなく、結構少ないので
この手の軽量クリーチャーで序盤はビートしていくことになる。

・マナの扱い

このデッキ、島と沼1枚ずつ起きてたら、
除去とカウンターとバウンスの3種類がインスタントで撃てる。
ゲーム中のブラフとして、この2枚を起てることはとても重要。
また、ブラフとしてだけでなく、2マナあれば臨機応変に動けるようになる。
しかし、ブラフはあくまでブラフ。勢いでビートしきれないと
後半巻き返されるので、勢いを意地するためなら、
タップアウトも辞さずに。
ただし、小型クリーチャーを場に追加しすぎるのは厳禁。
神の怒りや紅蓮地獄などの全体除去に対して脆弱になる。

・総括

勢いが大事。序盤から中盤で、
雰囲気だけでも勝ちを決めてしまえば楽になれる。
それまでに勝ちを決めておかないと、後半巻き返されて敗北することも。
デッキの動き的にも、相手を呑み込んで勝ちに向かうので、
勢いは大事。相手を翻弄しつつ押していくのを念頭に。
　
　
　
ネタがばれるとキツくなるので、注意。