夕輝と蠅

2005年3月2日 日常+α
彼はひどく荘重な面持ちで立ち上がった。その立ち上がる様子は、いかにも一国を背負ってたつ柱石の趣きがあった。その額には、思慮深さと憂国の至情が深々と刻み込まれていた。たとえ身は破滅という悲境に陥ったとはいえ、威厳に満ちたその顔には、まさに王者に相応しい英知の輝きがまだ鮮やかに残っていた。彼は、賢者然として、幾多の強大無比の王国の重責を担うにふさわしい。

ミルトンの失楽園より引用。

この彼こそ、Beelzebul(ベルゼブル)その人である。
地獄の王国を築くために東奔西走する彼の姿が描かれている。

カナン人の豊穣の神バアル(もしくはバアルゼブル)であった彼は、
キリスト教が広まるにつれて異教の邪神とされ、
バアルゼバブすなわち蠅の王という蔑称を与えられた。

ベルゼブル(あるいはベルゼブブ)は蠅の王とはとんでもない、
彼こそ、地獄の総大将の一郭である。
ルシファーと同等の権力を持ち、その実力は非常に高い。
ミルトンは彼をルシファーに次ぐ者としてあるが、
ヴァイヤーは彼こそ、地獄の最高権力者としている。
いずれにしろ、地獄の重鎮の中の重鎮であることには間違いない。

その姿は蠅の王に相応しく巨大な蠅として描かれる。

蠅の王蠅の王と呼ばれる彼は、蠅だけの王でなく、
鳥や羽虫など翼を持つ全ての者の王でもある。
かのメフィストフェレスもベルゼブルの部下の一人である。

七つの大罪において暴食を司り、
人間の自尊心に働きかけて、罪に導く。
ちなみに特性はその飛翔による向上心と羨望。

>挨拶

【まじっく】

これから青コンが流行るらしい。
じゃあ、赤青抹消マーチなんか良いんじゃない?

【FFXI】

ふむ。
店買い2500*6が競売売り12000*3に。
21000の儲けか。
で、雷塊1つ2000だから、純益19000。

まあ、分解だから運次第だけど、
小遣いにはなった。

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