【恋愛】

まあ、正直な話
人を真剣に好きになることはもう二度と無いかもしれん。
それほどに好きだった人が昔居たから。
心底惚れてたし、ぞっこんだった。
告白(というか白状というか)が通ったときは嬉しかったね。ホント。
彼女のことをずっと見てても少しも飽きなかった。
彼女がちょっと嫉妬深かったか、
あるいは夕輝がプレイボーイだったかは定かでないが、
いろいろと痴話喧嘩っぽいこともしたなぁ。
勝ち気でちょっと手が早いけど(すぐに手が出るって事ね)、
そんな彼女が好きだった。とっても好きだった。
今でもはっきり覚えてるよ。
些細なことで口論になって、泣かしちゃった事があったんだけど、
強気なその子は目に涙湛えて、必死に堪えてたんだ。
なんていうか、負けたね。ズキューンって感じ。
彼女のためならなんでも出来たね。
当時の夕輝の世界は彼女を中心に回ってた。
なにをするでも彼女のことばっか考えてた。
なにかあればへそを曲げる彼女のご機嫌取りも喜んでしてた。
彼女と同じ時間を共有できるだけで嬉しかったもんさ。

ま、遠い昔の思い出さ。

もう二度と戻らない思い出ほど美しいものは無いね。
でも、夕輝はそんな美しい思い出をくれた彼女に
心の底から感謝してるのさ。

本当にありがとう。私の愛した良子ちゃんへ。
 
 
 
 
まあ、実際夕輝は彼女の事を下の名前で呼んだりは
ほとんどしなかったんだけどね。

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