夕輝と林檎の国

2004年12月28日 日常+α
現在の夢は

小さな庭のある白いお家に住むことです。

そして、庭にヤクトティガーを置くのだ>挨拶

いや、意味はないし。本気でも無い。

そもそもヤクトティガーなんか手に入るのだろうか。
マウスが現実には存在しないものだとすれば、
たぶん第二次世界大戦末期における最重の超重戦車ヤクトティガー。
あまりの重さに、戦後のベルリンに放置された戦車。
重すぎて誰にも動かせないのだ。
米英のクレーン車があまりの重さに潰された曰く付きである。

そりゃ現代戦車の方が重くて大きいけどさ。

ちなみに、大砲さえ使用できない状態にしておけば、
公道は走れないけど、私有地なら遠慮無く乗り回して良い(ハズ)。
公道を走るには、最低でもナンバープレートとミラーが必要だけど、
たぶんヤクトティガーが走ると、道路ボコボコになるだろうね。
あと、速度違反(遅すぎる方)でキップ切られそう。
免許は大型特殊辺りでいけると思う。

昔はティガーとかレオパルド系の戦車らしい戦車しか好きではなかったが、
最近は、ヤクトティガーとかヘッツァーとかみたいな
戦車であって戦車じゃないっぽい無骨なヤツも良い感じに思えてきた。

人の好みは年と共に変わっていくものだ。

【ドラゴンクエスト8】

レベル45ぐらい。

キングスライムよりスライムの冠のドロップを確認。
これで、メタルキング鎧が造れる。
 
 
 
7を除く全てのドラゴンクエストをリアルタイムでプレイしてきた夕輝としては、

このドラゴンクエスト8は大いに賞賛できるものであった。

ファイナルファンタジーが日々新しいものを目指すのに対し、
(これが悪いとか良いとかは別の話だが)
ドラゴンクエストは原点だけは変わらない。それが良さだと思ってる。

元々ボスが強いのはドラゴンクエストの歴史だ。
皆、バラモスの洗礼を受けてきたはずだ。
(ドラクエ3は様々な形でリメイクされているが、
 リメイクされるごとにバラモスが弱くなっていくのは有名なお話)

今回の闇の遺跡で戦うことになる中盤の強力なボスの存在は
そんな意味ではとても懐かしい思いがした。

ドラゴンクエスト8は間違いなくドラゴンクエストだ。

鳥山明の絵とクラシカルで濃厚なオーケストラ、
それに王道の真ん中を突っ走るストーリー。
誰もが最後まで予測できるストーリーにもかかわらず、
それを最後まで楽しめる。
予測が簡単なストーリーを最後まで引きつけるということが
如何に難しいことか。

正直に言ってしまえば、これより面白いRPGは無いとさえ思う。
もちろん、それは夕輝がドラゴンクエストに
深い思い入れがあるからに過ぎないと言ってしまえばそれまでだが。

クリエイターの端くれとしては、
これほど素晴らしいモノを作れることは尊敬ではなく、
崇拝にさえ値する。
単純かつ予測可能な王道の真ん中を堂々と走るストーリーを
客に飽きさせずに展開することは非常に難しい。
それに加え、非常に細かい部分にまで手が入っている。
今回は「なかま」コマンドもそうであるが、
1割のプレイヤーも遭遇しないだろう出来事にさえ手が込んでいる。
(モンスター側からゼシカに対してぱふぱふ、とか他)
バックミュージックもとても良い。
FFの音楽が最近落ち目なのに対して、
ずっと昔からすぎやまこういちが付いている強みがある。
今回空の乗り物が、3のラーミアとほぼ同じものなのだが、
それはそれで良いと思う。良いものはやはり良い。
初めて聞いたとき、それをネタ切れだからだとかは決して思わなかった。
涙が出そうになるほど嬉しかった。懐かしかった。
そのまま、ずっと朝日に向かって飛び続けた。
やがて日が暮れて夜になっても飛び続けたさ。
それは昔からのユーザーにとってはまさしくプレゼントだったんだ。
新しいユーザーが初めて聞いて、この曲をどう感じるかはわからないが。
随所に懐かしいモノが挿入されているのも私にとっては嬉しいかぎりだった。

もちろん何処までゆうていセンセが手を入れたかはわからないけどだ。
やはり、ゆうていは我々作る側からすれば勇者そのものに違いないと思うのだ。

ドラゴンクエストの名前を休ませてあげて欲しいとは常々思う。
モンスターズのようなものに付けられるのは正直耐えられないとも思う。
(あれが駄作だとは思わないが、あれはドラゴンクエストでは無いよな)
それでも、この8をプレイして、
やはりドラゴンクエストは良いものだと思うし、
また次を期待してしまう自分が少し情けない。

本来なら、新たなクリエイターが彼らの跡を継がねばならない。
いつまでも、ゆうてい達に頼ってはいられないのに。
彼らの跡を追う立場にありたい自分が彼らに期待している。

よく、そういうゲームを半ば盲目的にまさに信仰するような人々を
(つまり、ドラクエに対する私のようなものだ)
信者と揶揄することがある。

しかし、それは言い得てる。
日本に信仰の自由があって、よかったと胸をなで下ろすばかりである。
 
 
 
何が言いたいかといえば、

これ良いものだ。本当に良いものだ。と。

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