−29とか、ぶっちゃけ有り得ない。

危険な香りがするけどココは勝負!
な牌全てが、振り込み。くやしい。

夕輝は麻雀は最近点数計算が出来るようになったばかりの初心者です>挨拶

あー、夕輝が生きてたら、
明日はたぶん更新できないので今更新。

【マスメディアとは】

小泉大増税、庶民イジメ…給料半分以上が税金に (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/tax.html?d=24fuji47327&;

とりあえず読んでみていただきたい。
ほとんどの方は普段は何も考えずに読み流すハズだ。
少し考えて読んで欲しい。

このヘッドラインは、あきらかに小泉さんに対する批判、非難である。
それは良い。問題じゃない。

最初の段落を読んでいただければわかるけど、
小泉さんの公約には「消費税の引き上げはしない」とある。
だが、マスメディアはそれをちぃとも信用していない。
別に信用しろとは言わないが、

さも、小泉さんが嘘をついたかのように書き上げている。

事実に基づくならば、この事象に関して言えば、
消費税はまだ上がってないのだから、小泉さんはまだ嘘をついていない。
だが、もう嘘をついたことが決定したかのような書き回し。

下に読み進めていくと、
国民イジメだとか、庶民イジメだとか増税路線だとか書かれている。
この記事の何処を読んでも、増税に関して”建設的な”意見、あるいは”擁護”する意見は書かれていない。

マスメディアの基本は両論併記である。が、どう見ても片方しか無い。

さらに消費税の負担に関する計算で

単に消費税による税収を国民全員で割った試算を用いているが、
ずいぶんと馬鹿らしい。ねじ曲がった解釈としか言いようがない。

この記事では年収800万の4人家族と
年収10億超(だろう)の細木数子さんの支払う消費税額は一緒だと言っている。


馬鹿げた言い分にもほどがあるとは思わないか?
消費税の増税は金持ちほど負担が大きくなる。そういう趣旨の税金だ。

確かに、消費税があがれば国民の負担は増えるだろう。
それは間違ってないのに、どうしてこう曲解とも言える試算を用いてまで無駄に大げさに、そして虚飾するのだろうか。

その下の増税路線の項目では
増税項目を片っ端から挙げて如何に増税かをわめき立てている。
どれも捏造では無いが、定率減税や配偶者控除の廃止は増税なのか?減税の廃止では無いか?

まあ、どのみち国民の負担が増えるのは事実だけど、この行為は

結局一緒だからという事でプロセスをすっ飛ばして報道するという行為

それが正しい報道のあり方だとはどうしても思えない。
 
 
さらに最後に二人の識者からの話が掲載されているが、
まず前者の紺谷さん。この人は経済学者を名乗っていますが、

「銀行には今迄問題は無く、まともに不良債権などを処理してきており、問題は無かったのに、竹中大臣の失政によって不安を掻き立てられ、日本は不況に陥っている」

という旨の発言を堂々としています。大丈夫でしょうか。
この人は経済学者と言えるのか疑問です。
少なくとも、勉強不足なのは明らかですよね?

後者の森永さんは無類のミニカーのコレクターでもあり
個人的にちょっと親近感が沸きます。
彼の経歴や発言は至極まっとうな方ですが、
何処でもいつでもなんでも、国が悪いという旨の発言をされる方です。

勉強不足とかミニカーのコレクターだとか不問にしましょう。
しかし、国と小泉政権を毛嫌いしている二人だけに
話を聞いても、得られる情報はごくわずかです。
意見の相対する二人の人間に話を聞いてこそ、理解は深まるというもの。
にも関わらず、話を聞いた識者はこの二人だけ。
増税に対して”賛成派”あるいは”擁護派”の話は見あたりません。


どんな裁判官でも、被告と原告の両方の意見を聞くものです。
それぞれ、そのための検事と弁護士がつくのです。
しかし、我々は片方の意見しか聞かされていないのです。
これがどれだけ重要な事がわかりますか?


しかし、我々は情報を考えると言うことをしません。
皆、何の疑いもなく、それを信じ切ってしまっています。
不完全な情報にもかかわらず・・・

別にこの記事だけが特別じゃない。
新聞の記事もニュースの報道もこれと大して変わらない。

最後の言葉を見ましたか?

「もはや国民は行動を起こすしかないのだ」

この記事が何かを端的に表す単語が思いつきますか?
私がこの記事を一単語で表すなら、

扇動

です。
だってそうでしょう?
不完全な情報だけを与えておいて、
最後のセリフが「行動しろ」ですよ?
扇動と何処が違うかを教えていただきたいものです。
 
 
 
 
言論の自由や知る権利を一番侵害しているだろう存在が
何か、そもそも皆さんも気が付かなければなりません。

この記事の言葉を借りるとすれば、
もはや我々は行動を起こすしかないのです。

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